サーフィン業界の方から「生粋のロングボーダー」とのお褒めの言葉を賜った戯言は先日の更新で綴った訳だが、その切っ掛けとなったボードがこれらである。
このボードは云わずと知れたスキップ・フライと・・・
マイク・ヒンソンのボードである。
これらのボードは共にグライダーとして区分けされるジャンルのボードなのだが、そもそもグライダーとはエンジンを持たずに滑空する飛行機を指す事は周知の通りである。
その様は大空を飛ぶ鳥が目一杯に羽を広げたまま動かさないで飛ぶ事を指し、沖合からテイクオフを敢行しサーフボードを動かす事なく、只管ライディングし続けるスタイルをサーフィンの為に生まれたボードがグライダーである。
その為、グライダーはウネリから安易にテイクオフできる浮力と長さを伴っているのが特徴であり、カリフォリニアのコレクター達の間では「いつものボードサイズより1ft長いモノをチョイスするのが良いんだよ」なんて、チラホラ耳に入って来たりする。
グライダーはポイントノーズ、ピンテール、そして、テールエンドのキレキレのエッジを纏っている事が一般的である事から「フィンは小振りのモノを着けると良い」と以前、プロサーファーの人見英樹氏からアドバイスを頂いた事がある。
しかし、これが非常に難しい・・・
如何せん、俺はオンフィンばかりを好む傾向がある為、「どのフィンをチョイスして良いのか?」が正直判らない。
休日前に「次は久しぶりにグライダーでも・・・」と思った矢先にフィンの選定に迷い、結果、「今日はPIGにするか」となってしまう訳だ。
しかし、折角お褒めの言葉を賜ったのだからグライダーを堪能したいのだが・・・
さて、どうしたら良いものやら?
少々悩ましいこの晩秋下である。
Keep Surfing!!!!


