ダ・キャットに乗る | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

暑かった8月も間もなく終わろうとしている。

 

 

今年も昨年同様に地球規模で猛暑が続き、各地で様々な被害を齎せたらしい。

 

 

そんな猛暑下の8月が終わったからと云って9月から涼しくなる訳では無い事は誰もが理解している事だろう。

 

 

しかし、ビーチの賑わいは少々落ち着くのではないだろうか?

少なとも俺が足を運んでいるポイントは落ち着く筈である。

 

 

ならば、この時期だからこそ人目を気にせずに様々なボードを引っ張り出してみたいものである。

 

 

例えば、こんなボードもだ。

こちらはグレッグ・ノールが250本限定でリリースした名品ダ・キャットのリミテッドモデルである。

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グレッグノールのディケールの下にはダ・キャット専用のディケールが君臨し、その両サイドをグレッグ・ノールとミッキー・ドラのサインが施されている。

 

 

そして、ボードをクルリと返すと目に飛び込んで来るのは・・・

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門外不出と謳われているチャンネルと・・・

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後世のサーフボードに多大な影響を与えたダ・キャットフィンである。

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更に、デッキ面のノーズ寄りにはスプーンが施されており、全ておいて当時のミッキー・ドラのライディングを反映させたディティールが詰まっている事が判る。

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人によってはこのボードを「オブジェとして扱うべき!」と申す者もいるが、セミヴィンテージボードであるこのボードは俺の中ではあくまでサーフボードの一つに過ぎないので堪能している次第である。

 

 

こういったボードを繰り出すには、このひと気の無い時期が最適なのではないだろうか?

 

 

この日は生憎のスモールウェーブだったが、日を改めて再びコイツに身体を預けてみたいものである。

 

 

Keep Surfig!!!!