暑かった8月も間もなく終わろうとしている。
今年も昨年同様に地球規模で猛暑が続き、各地で様々な被害を齎せたらしい。
そんな猛暑下の8月が終わったからと云って9月から涼しくなる訳では無い事は誰もが理解している事だろう。
しかし、ビーチの賑わいは少々落ち着くのではないだろうか?
少なとも俺が足を運んでいるポイントは落ち着く筈である。
ならば、この時期だからこそ人目を気にせずに様々なボードを引っ張り出してみたいものである。
例えば、こんなボードもだ。
こちらはグレッグ・ノールが250本限定でリリースした名品ダ・キャットのリミテッドモデルである。
グレッグノールのディケールの下にはダ・キャット専用のディケールが君臨し、その両サイドをグレッグ・ノールとミッキー・ドラのサインが施されている。
そして、ボードをクルリと返すと目に飛び込んで来るのは・・・
門外不出と謳われているチャンネルと・・・
後世のサーフボードに多大な影響を与えたダ・キャットフィンである。
更に、デッキ面のノーズ寄りにはスプーンが施されており、全ておいて当時のミッキー・ドラのライディングを反映させたディティールが詰まっている事が判る。
人によってはこのボードを「オブジェとして扱うべき!」と申す者もいるが、セミヴィンテージボードであるこのボードは俺の中ではあくまでサーフボードの一つに過ぎないので堪能している次第である。
こういったボードを繰り出すには、このひと気の無い時期が最適なのではないだろうか?
この日は生憎のスモールウェーブだったが、日を改めて再びコイツに身体を預けてみたいものである。
Keep Surfig!!!!