サーファズのオーナーである矢作さんから1本のボードを託された・・・
そんな話を長々と綴っている訳だが、実は更新が開いてしまったのには少々理由がある。
先週も触れたが、そのボードを託された時に「俺が死ぬまで公にしないでくれ!」との約束の下で授かったボードである事からガレージの奥底に仕舞い込んでしまっていたのである。
しかも、仕舞い込んだのは俺ではなく友人である。
彼が何処にどんな風に仕舞い込んだのか?ガレージを覗いた程度では判らない・・・
ならば、友人を自宅に招き「ボード探しをするか!」となり、更新が途絶えてしまったと云う訳である。
友人との時間を調整し、彼が我が家を訪れたのは真夏の日中・・・
この日の最高気温は36度。
そんな過酷な状況下の中ではガレージに入る事も躊躇してしまうが、「心頭滅却すれば火もまた涼し」ではないが二人で突入する事に。
手前から1本1本ボードを取り出し、庭に運ぶ訳なのだが・・・
ヴィンテージ故に、1本1本が強烈に重い。
そして、彼は時折悲鳴を上げながら只管ボードを探し続ける・・・
絶対に何処かにある筈・・・
「だって、お前が仕舞ったんだから」と彼に発破を掛ける。
彼曰く、「あのボードはお披露目しないとの事だったので、多分、一番奥に入れてしまったと思うんですよねぇ」と・・・
加えて「短いから他のボードの間に挟まっている気がする」とも。
36度の気温下・・・
頭から汗が垂れ流れて来る有様だ。
流石にちょっと休憩を採るか?ともなったが、涼んでから再びあの中に突入するのは酷である。
ビーチに繰り出す夏のボード選びは決まって手前からチョイスする様にしている・・・
理由は簡単である。
早朝でもガレージの中は暑いのだ。
故に、ついつい手前側のボードを掴み車に積み込みビーチへ向かうのが夏の習いである。
ましてや今回のボード探しは日中・・・
流石に暑い、こりゃぁ拷問だなと嘆きを入れていると奥から歓喜の声が!
遂に発見!
彼は慎重にボードを引っ張り出し始めた。
おおおお!
久しぶりの対面だ!
何年振りだろう?