ランスのタンカー | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

ダノーの59カムバックに乗る様になって、ふと思った・・・

「タンカークラスのボードが楽しい事」を。

 

 

同じ様な長いボードでもタンカーとグライダーとでは少々意味合いが違う事は周知の通りだが、こうも楽しいと「他のタンカーも恋しくなって来る・・・」のが人の性である。

 

 

59カムバックに身体を預け波待ちをしていると異様に1本のボードが気になり始めた・・・

「よし、来週はアイツにしよう!」

 

 

59カムバックの楽しさを頭と体が覚えている内にと、休日に取り出したのが・・・

コイツである。

こちらは俺が最も敬愛するサーファー、ランス・カーソンお手製のノーズライダーである。

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長さは10.6ftもあり・・・

ビングのヌヒワ・ノーズライダーばりの巨大なコンケーブが施されたボードである。

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このボードは以前も紹介したので詳細は割愛するが・・・

元々はランスが友人の為に削ったボードであったのだが、余りにも巨大、そして、重過ぎると云う事で俺の所に回って来た代物である。

 

 

故に、俺の有するボードの中では稀なボックスフィンタイプのボードとなる。

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ボード自体が巨大な事もあり・・・

フィンもそれなりに大きく、ご覧の様にボックス内にギリギリのセッテティングとなる。

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さて、この巨大なノーズライダーだが・・・

その図体の割に中々機敏に反応してくれるから不思議である。

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これは俺の技量とかではなく、レールの構造・・・

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そして、フィンの恩恵である事は間違いないだろう。

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この日は小波乍らも纏まったセットが頻繁に入って来ており、ロングボードには最高のコンディションだった事と・・・

この幅広いテールの恩恵もあり、100%の確率で波を収める事が出来たのだから自然と笑みも零れてしまうものだ。

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そして、寒空の中・・・
気が付けば3時間近くも波と戯れてしまった。
 
 
ダノーの59カムバックでタンカーの面白さを再確認した訳だが、このランスのノーズライダーでそれは確信に変わった。
ならば、次はビンテージタンカーに身体を預けてはどうだろうか?
 
 
次の休日は年末に北の海で堪能したアノビンテージを引っ張り出してみようか?
 
 
Keep Surfing!!!!!