動くぞ! | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

待望の入手故に、2月は4週に渡ってダノーの「59カムバック」ネタを綴った訳だが・・・

早速、休日の早朝に海へと持ち運び堪能した事柄を本日は綴ってみたいと思う。

 

 
アーチ状のストリンガーを纏ったカスタムオーダーした59カムバックは長さが11ftもあるのだが・・・
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これはダノーのパーソナルに合わせてのスペックであると同時に、以前所有していたHOGの11ftを手放して後悔していた事からのセレクトである。
 
 
普段愛用しているボードの大半が10ft故に、大凡30センチ以上も長くなる訳だが、この点に関しては同等のサイズのボードはこれまでにも多々愛用している事から不安は全くは無い。
 
 
寧ろ気になったのはロッカーである。
HOGがロッカーの恩恵を多分に受けているボードに対してこちらはご覧の通りである。
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ノーズとテールに緩やかなロッカーが入る程度・・・

ロッカーの感覚的にはクーパーフィッシュのブラックボードに近い感じであろうか?

 

 

まぁ、その位のロッカーが入っていれば御の字である。

問題は後方に大きく食み出したコイツである。

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このフィンがデカいのなんの・・・

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しかも、分厚く重いと来ている。

果たして、俺の技量で取り廻せるのか?

 

 

また、レールもモダンクラシックの割には丸味を帯びており・・・

ヴィンテージディティールが詰め込まれている様なボードと云った感じである。

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この日の波はサイドオフの面ピタ、腿腰サイズ、そして、がら空きの貸し切り状態・・・

そんな、状況下でのファーストタッチ!

 

 

巨体ながらも軽快に走り出してくれたその感覚は、正にシーコングのテーマでもある「休日に楽しめるサーフボード」と云った感じであった。

感覚的にはウェーバーのパフォーマよりもテイクオフは楽な印象である。

 

 

さぁ、そして、ボトムターン・・・

なんだ?この軽快さは?

「こいつ、動くぞ!」と云った感じである。

 

 

こりゃぁ、凄いボードだなぁ・・・

思わず笑みが零れてしまった程である。

 

 

日頃、ヴィンテージや癖のあるボードにアタフタしながらも「達成感」に重きを置いている身としては、久しぶりに「楽しい」と思えたボードに出会えた様な気がする。

 

 

ダノーの59カムバック・・・

見た目は一癖も二癖もある様な出で立ちだが、乗ってしまえばシーコングの企業理念が詰まった様なボードであった。

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ひと気の無い春までは徹底的に乗ってみたいと思えた・・・

そんなボードである。

 

 

Keep Surfing!!!!!