冬は天気が急変する事もあり、中々波に恵まれない・・・
どう云う訳か?
俺の休日には休風が吹きまくる一方で、翌日には風が収まる事も多々ある。
冬は冬でサーフィン以外にもやる事が沢山あるので、波のコンディションが駄目であれば他の事をするまでである。
しかし、この日は事情が少々異なった。
家族サービスの為に海に繰り出す約束の日だった。
折角、海に出向くのであればサーフィンを楽しみたいのはサーファーなら誰もが思う所・・・
しかし、気になるのは冬の気圧配置である。
前日からの天気予報が気になって仕方がない。
なんせ、波が駄目なら単なる家族サービスで終えしまうのだから。
しかし、幸いな事にこの日は風も落ち着いている様でサーフィンは出来そうである。
ならば、先週の続きとばかりにコイツに身を預けてみるか。
コンのPigである。
長さは10.6ftあり・・
猛烈な厚みを有する、正にタンカーなPigである。
この強大なヘヴィーなPigを駐車場から延々とビーチまで抱えて行くのだが・・・
正直、悲鳴を上げたくなる程の重さである。
そして、辿り着いたビーチで待っていたのは・・・
まさかの「どフラット!」。
波はどうしたんだ?
駐車場から見た時にはもう少しマシに見えたが、まさかここまでフラッとは・・・
幾らタンカーであっても、これでは波を捕まえる事は出来ないのでは?
寒空の中、心が折れそうになったが、よくよく考えてみたら「今日は家族サービスのついでにサーフィンをしているのだ」と自分に言い聞かせ、極寒の中、一人で小波と戯れる事となった。
ボードがボードなだけに幸いにも何とかサーフィンらしい事は出来たが、すっかりと身体が冷え切ってしまったので、小一時間で上がってしまった。
しかし、あそこまで小波でパワーも無いと俺の技量では、この強大なフィンをどうする事も出来ない。
もう少し楽しみたかったなぁ・・・
思う一方で、改めて「今日は家族サービスなんだ」と割り切りながらボードの片づけをする事に・・・
そして、家族を連れて向かったのは近所の漁港である。
牡蠣を頬張り・・・
蟹汁で身体を温め・・・
最後は明太子工場の見学である。
まぁ、こういうサーフィンも時にはアリかな?
サーフィンの堪能は別な日に来ればいいか?
Keep Surfing!!!!!!