サーフボードへの想い入れは人其々である。
中古で充分と云う者もいれば、新品に拘る者もいる。
また、トレンドを意識して短期間でボードを乗り換える者もいれば、何年にも渡って同型のボードを乗り換える者もいる。
本当に千差万別である。
俺は基本的にヴィンテージ以外のサーフボードは中古では買わない。
また、縁があって手にしたボードは早々に手放す事もない。
故に、今の様に膨大なストックとなってしまっている訳だが、これだけのボードを有していると決まってこんな事を問われる。
「どのボードが一番のお気に入りですか?」と・・・
愚問である。
どれが良いか絞れないからこそ、今の数に至っているのでこの手の問いには聊か困惑する。
俺の為にシェイパーが丹精込めて削ってくれたボード・・・
歴史的価値のあるボード・・・
既に他界されてしまったシェイパーが削ったボード・・・
リミテッドと称されたコレボレーションのボード・・・
そして、知人から託されたボード・・・
これらに順位を付けるのは愚問以外の何物でもない。
時折、紹介して来たご覧のバルサ・・・
かの、デイル・ベルジーとハップ・ジェイコブスが立ち上げた「Surf Boards By VELZY and JACOBS」のバルサである。
このボードは大切なボードではあるが、沢山のサーフボードの中の1本に過ぎない・・・
そんなボードではあるが、このブログを始めて10年以上も経った事もあり、そろそろスポットライトを当てても良いのではないだろうか?
次週から少しずつではあるが綴ってみたいと思う。
Keep Surfing!!!!!