イージーなPIG? | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

さて、今年の上半期の所用で中々ブログを更新出来なかったが、そんな中でも多くの方々に閲覧頂き本当に嬉しい限りである。

 

 

高が、一介のサーファーのブログに訪問して下さる方がいると思うと励みにもなるし、今まで以上にクラシックボードの魅力を綴ってみたいと思う様になったので引き続きお付き合い頂ければ嬉しい限りである。

 

 

冒頭にも触れた様に所用でブログどころか海に足を向ける事が儘ならなかった2024年の上半期だったが、ここに来てようやくサーフィンを嗜む時間にも恵まれスローペースではあるが海にも足を運べるようになって来た。

 

 

そんな中、手にしたボードが本日の題材となるこちらである。

こちらは生きる伝説と謳われているジム・フィリップスが削ったPIGでる。

このPIGに関してはこれまでにも幾度か紹介して来たが、実は一度も乗った事が無く、ようやく進水式を敢行できる運びとなったボードでもある。

 

 

元々、このPIGはコチラのボードを改めて削ってもらった経緯がある事は過去に綴った通りである。

アウトラインは問答無用のPIGなのだが・・・

如何せん、ご覧のフィンがグラスオンされている事からハーフムーンにて全く同じスペックで改めて削ってもらったボードである。

普通に考えるとフィン以外は全て同じスペックで削ってもらっているので、ターンに纏わる動作以外は同じはずなのだが・・・

果たして、どの様な体感が得られるのであろうか?

期待に胸を膨らませ、いざ、海へ!

 

 

そして、ファーストタッチを試みると・・・

先に紹介したホワイトのボードよりも安定感があるのは気のせいだろうか?

更に、テイクオフも速いと来ている。

 

 

走り出してターンを試みると・・・

後方に斜行したハーフムーンの恩恵なのか?スムーズなターンが敢行出来た。

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このファーストタッチの感触・・・

何処かで似た様なボードで味わった気

がする?

 

 

若しかすると若干であるがキックテールの恩恵のか?

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だとすると紛れもなく彼のPIGに近い感触?

更には、程良く聞いたノーズロッカーの恩恵もあり、少々ホレ気味の波でも難なく突っ込めると来ている。

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やはり、このボード・・・

ランス・カーソンのPIGに近い?

うーん、そう、例えるならイージーなPIG。

そんな、印象を受けた。

 

 

この日はモモコシ程度のメローな波質だったので、もう少しパワーのある波だと感触も違うのだろうが・・・

ひとまずは「ランスの様なイージーPIG」と云う印象が深く残ったボードである。

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しかし、そのランスカーソンのPIGにも最近は乗っていなかったので、もしかすると全くの的外れかもしれない。

ならば、次の休日はランスのPIGに乗って対比を感じてみたいものである。

 

 

一体どんなフィーリングの差があるのか?

うーん、やっぱり、PIGは楽しい。

 

 

Keep Surfing!!!!!