今年は所用で中々海に赴けないのだが、先日、友人に誘われて久しぶりに海に出向いた。
久しぶりなので「今日はPIGかな?」とボードを手にしたのだが、ふと、思い出した・・・
「そうか、交換したリドラーの味見をしなくては」と。
ベースワックスは塗ってはいたがトップは未だに手つかずのまま・・・
「ならば、現地で塗るか?」等とボヤキ乍ら車にボードを放り込んだ。
そして、ボードを片手に、いざ、海へ!
9.6ftではあるが基本的にリドラーは有していたので、乗り味に関してはある程度理解はしていた。
しかし、タイラーのボードは同じモデルであっても、制作された時々のタイラーの感性によって様変わりする事が多々ある。
例えばそれは以前も触れた様にフィンの形状・・・
この日、帯同してくれた友人のリドラーと比べて全く異なったフィンが宛がわれている。
しかも、付け位置も全く異なると来ている。
さて、そんなリドラーに身を任せて、いざ、ファーストタッチ・・・
コンケーブの深さもさる事乍ら、「思った以上にテイクオフが速い」と云うのが第一印象だ。
やはり、この幅広のテールの恩恵なのだろうか?
また、ロッカーが非常に効いている事もあり、ノーズが刺さる事も無く、少々の掘れ波でも気にせず突っ込んで行ける所はPIGとは大きく違う。
それにしても、こうしてマジマジと見ると本当にコンケーブが深い。
友人のリドラーも同様だが、長さが10Ftともなるとコンケーブの大きさはかなりのモノである。
しかし、なんやかんや云っても、流石はタイラーのボードである。
気が付けば3時間近くもサーフィンに明け暮れてしまっていた。
リドラーは「癖がある?」と耳にした事があるが・・・
日頃ビンテージに乗っているせいなのか?正直、何処かどう癖があるのか解らない。
技量と云われてしまえばそれまでだが・・・
リドラーに比べたら遥かにヴィンテージPIGの方が癖がある様な気がするのだが、これも技量の無さがそう思わせているのだろうか?
いずれにしても、サーフィン道は奥が深い。
だからこそ、サーフィンは楽しいのである。
Keep Surfing!!!!