ベルジー&ジェイコブスのバルサ | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

昨年から数回に渡ってデイル・ベルジー&ハップ・ジェイコブスのバルサを綴って来たが本日は最後となる。

最後故に、出し惜しみせずに存分に各所ディティールを紹介したいと思う。

 

 

早速だが、こちらはベルジー&ジェイコブスのリミテッドバルサである。

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バルサ本来の姿を忠実に再現しており、構成はご覧の通りソリッド仕様となっている。

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用いられたバルサは7本から形成されており、勿論、継ぎ接ぎなどはない無垢のバルサである。

 

 

PIGはそれまでのチップとは異なり、マニューバーが描けるサーフボードとして誕生した事からレールの形状も非常に洗練されているの事に当時は驚いたものだ。

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このバルサを入手した当時はオリジナルバルサを知らなかった事から「こんなにシャープなの?」と少々半信半疑にもなったが、この洗練された創り込みこそがベルジー&ジェイコブスのバルサの真骨頂なのかも知れない。

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そして、テールよりもやや前方に装着されたグラスオンフィン・・・

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フィンの仕立てはソリッドとなっており、この付け位置もオリジナルのバルサを有する事で感慨が深まった事は云うまでも無い。

 

 

このバルサを有してから大凡四半世紀が経つが、長いストック期間の間にも経年変化は進んでおり画像の様なヤニもチラホラと確認出来る様になって来たのだからバルサは常に変化し続けるサーフボードである事が解る。

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この辺りがフォームのボードとは決定的に異なる点ではなかろうか?

 

 

と、本日は急ぎ足で各所ディティールを紹介して来たが、このボード、いつ乗ろうか?

やはり、ひと気の無い早朝のビーチが望ましいだろうか?

 

 

keep Surfing!!!!!