伝説の復活 | Viva '60s SurfStyle!!!

Viva '60s SurfStyle!!!

1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

今は休刊となっているロングボード専門誌のNALU・・・

このマガジンでは様々な事を学ばせてもらった。

 

 

勿論、彼是30年近く前の情報もあるのでSNSが普及した現代においては「ちょっと違う?」なんて事も記載されている事が多々あるのだが、それでも冒頭に触れた様にNALUには多くの事を学ばせてもらった。

 

 

俺がロングボード・・・

いや、クラシカルボードにのめり込んで行ったのは開業間もなかったシーコングやサーファーズの影響も多々あるが、やはり、NALUの存在は大きかったと思う。

 

 

そんな、当時のNALUにはデイル・ベルジーやハップ・ジェイコブスの記事が盛んに掲載されていた。

そこには彼らがどんな経緯でサーフボードと向き合って来たのか?

どの様な経緯でサーフィン業界を去ったのか?

そして、戻って来たのか?

 

 

特集が組まれる度に心が躍った。

 

 

勿論、それらの特集の中には彼らがどの様な経緯でコンビを組んだのか?

そして、袂を分けたのか?

そんな出来事も紹介されていた。

 

 

ベルジーとジェイコブスがコンビを組み始めたのは時代のサーフボードはバルサを主とするウッドボード全盛期の頃である。

 

 

当時の彼らはチップと云うボードを主に削っており、絶えず時計の針を気にしていたそうである。

とにかく、オーダーを熟し、そして、時間が来ればチップを抱え波乗りを堪能して再びシェイプに戻る・・・

彼等がバルサと向き合っていた時代の逸話である。

 

 

VELZY&JACOBS・・・

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このディケールの最大の功績は後の時代を担うスーパースターが彼らの下に集結していた事ではなかろうか?



リアルレジェンドと称されるシェイパー、ラミネーター、サーファーを世に送り出し、そして、その過程で誕生したのがPIGである。

しかし、彼らの下に集っていた若き精鋭達の成長とPIGの普及を見届けたのかの様に1959年に彼らは袂を分けてしまう。

 

 

そんな、伝説のサーフボードレーベルであるVELZY&JACOBSが一時的に復活を遂げたのが今から四半世紀前である。

 

 

某ネットオークションで高額で販売されたいたベルジーのバルサを尻目に「俺だったらもっと凄いボードをもっとリーズナブル出せる」とばかりの店主の男気溢れる思いで復活を遂げた伝説のバルサ。

 

 

次回の更新では、その辺りを綴ってみたいと思う。

 

 

Keep Surfing!!!!!