待望のヴィンテージ | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

ヴィンテージは縁が無ければで手にする事は出来ない。

 

 

仮に出会いが巡って来たとしても・・・

自身に合う長さなのか?

コンディションは?

そして、気になる価格は?

 

 

こんな事を考えると「欲しい!」だけでは手に入れる事は出来ない。

ましてや恋い焦がれて止まない憧れのボードレーベルであらば尚更である。

 

 

昨今、ヴィンテージボードが非常に高騰していると聞く。

中でもPIGは世界中で注目を集めているせいか?その勢いは凄まじいらしい・・・

 

 

ヴィンテージの良さってなんだろうか?

少し考えてみた。

 

 

そもそも俺は古き良き時代の産物が好きだ。

と云うよりはあの時代の文化が好きだ。

そんな事もあり、当時のモノには多少なりとも執着がある。

 

 

勿論、それらの全てが使い勝手が非常に悪い代物である事も体感済みである。

 

 

あの時代の車にはエアコンは無い。

体温に迫る真夏の外気温の中での冷房無しは「辛い」の言葉しか思い浮かばない。

 

 

バイクもそうである。

排気量のデカいバイクはキックを下すのもシンドイ時がある。

 

 

洋服だってそうだ。

妙に丈が短い、袖が短いなんて当たり前である。

 

 

そして、サーフボードも同様である・・・

気になるサーフボードは全てが60年〜70以上前に遊び道具として創られた代物である。

クラックは当たり前だが、それ以上に重い。

そして、不安定である。

 

 

でも、それらの全てに云えるのが「熟している」と云う優越感がある事だ。

半世紀以上前の代物に身体を預け、それを熟している。

これこそがヴィンテージの醍醐味なのではないだろうか?

 

 

そんな想いをサーフボードに描いた結果・・・

ヴィンテージボードの本数が膨大になってしまった。

でも、そこにはどうしても足りないモノがある。

 

 

ベルジー、ジェイコブス、グレッグノール、ビング、ウェーバーetc・・・

意識していた訳ではないが気が付けばパズルのピースは確実に埋まって行った。

 

 

しかし、どうしても埋まらないピースもある。

勿論、金に糸目を付けなければ埋まるのだろうが、それでは単なる金持ちの道楽になってしまい楽しさも半減してしまう。

 

 

そんな矢先に出会った1本ヴィンテージ。

いや、パズルのピース。

次回の更新では待望のCONのヴィンテージを綴ってみたいと思う。

 

 

Keep Surfing!!!!