ダフニーの人見さんに長年預けてたマイク・ヒンソンのボードを受け取る日がやって来た。
恥ずかしい話だが全体像は覚えていても、事細かくボードの詳細を思い出せない。
長い年月がそうさせたのかも知れないが、そもそも「どんなボード?」かも解らず所有していた事が原因だろう。
そんな久しぶりの対面となるボードを人見さんから受け取った瞬間に感じたのは・・・
「軽い!」であった。
「ロングボードって、こんなに軽かったかな?」と、思う程であった。
要は、このボードを預けてからの期間、ヘヴィー級のボードしか乗っていなかっただからだろか?
それほど衝撃的な軽さだった。
マイク・ヒンソンと云うとレッドフィンやコホガンが有名だが、このボードは一体何なんだろうか?
入手して四半世紀近く経つが少々調べてみる事にしよう。
受け取った時に人見さんにこんな質問をしてみた。
「どんな風に楽しめばいいですかね?」と。
すると彼は、「沖合の小振りなブレイクを掴んでゆったりとロングライドすると良いですよ」と教えてくれた。
序に、「フィンはどんな感じが良いんですかね?」とも聞いてみた。
同様に彼は「小さなフィンが良い」、「大きくなく小振りなフィンが良いですね」と繰り返す様に教えてくれた。
これらのやり取りで大凡、このボードがどんなボードであるかが解った。
そう・・・
これはグライダーであるのだ。
しかも、このアウトライン・・・
何処かで見た様な気がした。
そっかぁ、これは彼の弟弟子・・・
スキップフライのグライダーに似ているのかな?
いやいや、スキップのグライダーはテールにボリュームがあるがヒンソンのボードはシャープだよな。
同じ釜の飯を食った同士でもグライダー一つでこうも異なる容姿になるとは面白いものである。
さて、このグライダー・・・
次回の更新で気になるディティールを綴ってみたいと思います。
Keep Surfing!!!!