リックのボード | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

さて、緊急事態宣言もまもなく解除される事になったと云う事もあり、本日よりブログを再開させて頂きます。

 

 

ヤフーブログからこのアメーバブログに移行して数年が経つが、アメーバの方はヤフーと違って数か月先まで書き綴る事が出来る点が最高に重宝している。

 

 

ヤフーブログの頃は2週間までしか書き綴る事が出来なかったので、週に1度の更新だと手間がかなり掛かってしまい更新も中々大変であった事が思い返されるが、余りにも先の事を書き綴るのもどうかと時折調整をしながら更新をしているのだが、書き綴るネタが尽きないので少々困惑している最中でもある。

 

 

実際に、本日のブログの内容は6月に書き綴っているので、この時点では今年の夏や初秋がどんな感じだったのかは判らないので季節感無視の内容になってしまう事をご容赦頂きたいと思う。

 

 

さて、前置きはこれくらいにして話をサーフボードにして行くとしよう。

 

 

先日、ご紹介したリックのUFOだがブログは勿論ながらインスタグラムでの反響が非常に大きく、改めて伝統的なボードに対する注目度が高い事を実感した次第である。

そんな、リックのUFOであるが、現在はBINGのマット・カルヴァーニがシェイプしている事は周知の通りである。

 

 

マットが削るUFOを始めとするリックのボードは、その完成度の高さから多くのオファーが現在もあるようだが、サーファーズの矢作さんの話では「BINGのオーダーが忙し過ぎて今はリックには手が付けられない状態らしい」との事である。

 

 

では、マット・カルヴァーニがリックのボードを着手する前はどうだったのか?

 

 

今日はそんな話を交えながら綴ってみたいと思う。

 

 

リック・ストーナーは1937年にサンディエゴにて生を受け、後にハモーサビーチに移り住むようになった。

 

 

その後、海軍に入隊し、ビング・コープランドと友情を交わすようになり、そして、二人でベルジーの下でシェイプに励んでいたと云われている。

 

 

1959年に親友のビングと共にビング&リックをスタートさせるが1961年には独立を果たし、UFOを始め数々の名品を世に送り出す事になる。

 

 

リックは1977年に脳腫瘍にこの世を去る訳だが、彼が去った事により一時的にリックのレーベルはサーフボード業界から消える事になるのだが、その後訪れたロングボードリバイバルによって復活を成し遂げる訳だ。

 

 

そして、この時に復活を後ろで支えていたのがビング・コープランドだと云われている。

 

 

ビングはリックが他界する際に「自分がこれまで付き合ってきた中で彼ほど寛大で思いやりのある人物はいない」との言葉を贈っている事もあり、この行いも彼との友情の証の一つである事は容易に想像できる。

 

 

そんな、ビングの支えの中でリック再興を果たしのが忘れ形見のジェフ・ストーナーである。

 

 

ジェフが創り上げるリックのボードはどれもが重厚で品があり、その一つ、一つがサーフィンの道具というよりは「作品」の様に思えてしまう程であった。

 

 

当時、俺もサーファーズにて数本のリックを買わせて頂いた訳だが、その重厚感には新鮮味を感じる程であった。

 

 

そんな、ジェフが削るリックのボードの中でも非常に稀なケースで入手したボードが今回紹介するボードである。

見ての通り、バルサである。

さて、このバルサのボード・・・

一体どんなボードなのであろうか?

 

 

次回の更新にて綴って行ければと思っています。

 

 

Keep Surfing!!!!!