ロングボードを始めて優に20年は経過している。
ましてやサーフィンともなると・・・
最初に齧ったのが10代からになる訳だからキャリアだけで云えばそれ相当になる。
しかし、未だに技量は永遠の初級者。
これが俺である。
そんな俺に知人達は云う。
「もっと、乗り易いボードに乗れ!」と・・・
そうすれば「サーフィンはもっと楽しくなる筈だ」とも。
こんな事を云う奴に限って俺を全く解っていない。
俺は「自分が好きなボードに乗ってサーフィンをする」のが楽しいのだ。
海の上でアタフタしているのが楽しくない訳では無いのだ。
まぁ、乗りたくもないボードに乗ってアタフタしようならば「楽しくない!」と思ってしまうかも知れないが・・・
こんな俺だから「サーフボードの乗り味の優劣は付けられない」、ましてや、「良いシェイパーとかダメなシェイパー」等、以ての外である。
でも、「あぁ、この人解っているなぁ・・・」くらいのジャジはボードの種類によっては付けられる。
勿論、この対比の根源はヴィンテージであるのだが・・・
まぁ、あくまでも「モノとしての目線」に限る訳だが・・・
一つはPIG。
ある程度好きなったシェイパーや仲良くなったシェイパーには必ずPIGを削って貰う様にしている。
「この人、どんなPIGを削るんだろう?」みたないワクワクする様な感じでオーダーを依頼するのだが、出来上がって更にそのシェイパーの魅力に引き込まれる事もあるが、そうでない場合もある。
そして、PIG以外にもう一つ・・・
これはハードルが高く、これまでにも様々なシェイパーに依頼して来たが、その殆どが「No!」であった。
ボード自体のインパクトが強いのからなのか?
中々了承してもらえない。
それがコレである。
1966年に誕生して以来、恐らくヴィンテージでは最もプレミアムなボードとして認知されているのではないだろうか?
ダ・キャット。
次回の更新ではダ・キャットに纏わるボードを少々綴ってみたいと思う。
Keep Surfing!!!!