仕事ではアップルウォッチ。
プライベートではダイバーズウォッチ。
最近、専らこの手の時計で事足りるのだが、嘗てはロレックスを始めとする高級系の時計に心を奪われていた事があった。
勿論、今も手放さずに有しているが着けるのは「本当に気が向いた時だけ・・・」となってしまったが、このロレックスが今とんでもない事になっている事を知人から教えてもらった。
所有しながらも興味が無いので現在の相場は全く解り兼ねるが、モノによっては正規品よりも平行品の方が高値で売られていると聞き、ヴィンテージ、現行品を問わず「相場」での売り買いが活発になっている様である。
相場は需要と供給によって大きく変動するもので、つい先日まで高値で売られていたモノが急激に値を落とす一方で安値で売られたいたモノに高値が付ける様になる事もある。
サーフボードに至ってもその風潮がある様で、1990年代の中頃に高値を付けていたヴィンテージボードは2000年代に入ると急激に値を落とし始めた。
俺がヴィンテージを有する様になったのも正にこのタイミングだった訳だが、最近、ジリジリとヴィンテージボードの値が上がり始めて来ていると騒がれる様になって来た様だ。
このディケールを纏ったベルジーのPIGも購入時はモダン系のボードよりも安価だったが、今は中々の高値が付いているとカリフォルニアの知人が教えてくれた。
値上がりしているのは何もヴィンテージだけではないようである。
「へぇ」と、聊か驚きを隠せなかったがセミヴィンテージ(ネオヴィンテージ、ヤングビンテージとも云われている様だが、このブログではカリフォルニアの知人から教わったセミビンテージを使います)系のボードもジワジワと値を上げているようである。
特に今は亡きレーベルには注目が集まっている様で、モノによってはリアルヴィンテージを凌ぐモノもあるそうだ。
ご覧のジョニーライスのボードもインスタグラムにアップしたところ、カリフォルニアのコレクターたち数人から「譲ってくれ!」とのオファーが届いた程であった。
セミヴィンテージを単なる中古と捉える者にとっては「どうでも良い事」かも知れないが、売れ残った中古の値下りを待ち続けるのはボードのジャンルによるのではないだろうか?
現在、ヴィンテージと呼ばれるボードを削り続け1950年代から1960年代に活躍したシェイパー達は1990年代にサーフマーケットに戻って来たが、そんな彼らも既にリタイヤ及び他界をしている事を考えるとセミヴィンテージは馬鹿に出来ないのではないだろうか?
ベルジー、タカヤマ、イートン、マーティン、ジェイコブス・・・
彼らが1990年代から2000年初頭に掛けて削ったボードに注目するのも面白いのではないだろうか?
Keep Surfing!!!!