サーフィンを始めてからずっと憧れ続けていたボード・・・
それがバルサだった。
ヴィンテージを追求して行くと必ずと云って良い程バルサの壁に突き当たる。
俺がロングボードを始めた1990年代・・・
この時代はまだまだヴィンテージボードは非常に高値で、日本はもとよりカリフォルニアでも高騰の勢いは止まらなかった。
勿論、値頃なヴィンテージもあったのかも知れないが、現代の様に誰もが気軽にインターネットを扱えた訳では無いので自ずと言い値での取引が主だった様である。
そんな時代だったからヴィンテージバルサなどはとても手に入れる事は出来ず、かと云って、モダンバルサが安かった訳でも無かった。
そんな時代に手に入れた1本のバルサはデイル・ベルジーが削ったモノだった。
そのバルサは現在では考えられない程の高値で、今だったら絶対に買わない金額だが勢いと独り身だった事もあり、悲願の入手に漕ぎ着けたのだ。
しかし、そんなボードにワックスなど塗る事等出来ず、俺がバルサにワックスを施すに至ったのは5本目に手に入れたこのボードが初めてだった。
デーブスウィートのバルサ・・・
次回の更新では、このボードを紹介したいと思います。
そして、師走に入り慌ただしい日々が続ていますが、本日の更新を以て、このブログの2020年を終了させて頂きます。
今年はコロナ禍の為、本当に多くのサーファーが大変な事だったと思います。
海が規制となり、各種のイベントが中止になり、サーフボードを手にしているだけでも白い目で見られる事も多々あった事と思われますが、来たるべき「The Day」の為にどうか御身体をご自愛ください。
2021年が全てのサーファーの方にとって素晴らしい年であります事を切に願っております。
1年間本当にありがとうございました。
良い年をお迎えください。
Keep Surfing!!!!