「置き場が限られているんだ!」
「数多くのサーフボードを有する事は出来ない。」
「その環境下で一体どんなボードを所有し続けるべきだろうか?」
出会ったサーファーの一人から、こんな相談を受けた。
自分が恵まれた環境下に居る事は充分理解はしている。
実際にロングボードをどの位ストック出来るのかは人それぞれなのだろうが、この手の話しを聞いていると大概は2本から3本の様だ。
短い板の事は解り兼ねるが、ロングボードに関しては「これだけは押さえて置いたら?」と投げ掛けるのは、やはり、PIGである。
何度も綴っている事だが、PIGは近代サーフィンの起源になったサーフボードである。
あの形からマニューバが始まり、そして、進化の経過と共に今のサーフィンが存在する。
だから、クラシックスタイルのロングボードに拘るならばPIGは持っていた方が良い。
これが俺の持論である。
そして、もう1本有する事が出来るのならば、間違いなくノーズライダーではなかろうか?
「クラシック=ノーズライダー」という人も多く、ロングボードを削る様々なシェイパーが必ずリリースしている環境下を考えてもノーズライダーは有して置いた方が良いであろう。
仮に3本有する事が出来るのあれば、操作性に長けたダブルエンダーでも良いだろうし、トレンド在りのボードでも良いのではなかろうか?
インスタ映えを目論んで引っ張り出した2本のサーフボード。
トレンド色を強く感じる装いに見えるが、実は左はPIG、右はノーズライダーと、共にクラシカルロングボーダーには外す事の出来ないボードである。
共に同じ装飾が施されおり、アートの薫りが漂って来そうなボードだが、生粋のクラシックボードである。
ランスカーソン顔負けのキックテールはダノーにとっても十八番となっているディティールである。
ダノーが良いとかではなく、クラシックロングボードを複数有する事が出来るのであれば、間違いなく、この組み合わせはパーフェクトでは無かろうか?
台風はまだまだ訪れるのであろうか?
被害を最小限にサーファーへの恩恵を与えてくれるのであればwelcomeである!
サーフシーンズンはこれからが本番!
PIG、ノーズライダー・・・
いや、クラシカルロングボードを楽しもうではないか!
Keep Surfing!!!