これが半世紀前のサーフボードなのか? | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

ボックスフィンは苦手だ・・・

傍から「こんなフィンが良いよ!」と、提案されても何処かで疑ってしまう。

 

 

頭の中は常に「シェイパーだったらどんなフィンを提案して来るのだろうか?」と。。。

 

 

特にベースを失い、更にフィン自体も存在しないヴィンテージのBOXタイプには頭が痛むほど悩まされる。

 

 

今日は、そんなボードのインプレを俺目線で綴ってみたいと思う。

 

 

これまで、このブログに付き合って下さっていた方々には想像が付くかも知れないが・・・

俺にとってBOXタイプのヴィンテージだと、これが真っ先に出て来る。

ラリーフェルカーのステップデッキ。

シーコングの田中さんから譲って頂いた事は以前も綴った通りである。

 

 

半世紀以上前のヴィンテージでありながらコンディションは極上!

ツイストも感じる事は無く、云う事なしなのだが・・・

 

 

このボードにはフィンが無い。

更には、前オーナーが破損したBOXを現行のBOXと交換してしまったのだ。

 

 

この交換という行為はヴィンテージでは御法度で、ボード自体の価値観が著しく下がってしまうので絶対にしてならない行為なのだが、海の向こうでは、「所詮は遊び道具の一つ」である事から成された事が容易に想像付く。

 

 

さて、一体このボードにどんなフィンを装着したら良いだろうか?

 

 

俺なりにヴィンテージ・ステップデッキのオンフィンを調べ、所有しているフィンを重ねわせた所、下記の6枚のフィンが候補に挙がった。

しかし、それでもどれを付けたら良いのかまでは決められない・・・

さて、どうしたものか?

 

 

そこで、思い付いた!

「世界中の友人達からアドバイスをもらおう!」と。。。

 

 

今はSNSを使って世界中のサーファー達に相談事を持ち掛けるとこが出来る時代である。

ならばそれを駆使しない手はない!

 

 

彼らにアドバイスを求めよう!

 

 

因みに、装着例はこんな感じである。

 

 

 

 

俺的には上のウッドのダ・キャットフィンが好みなのだが、一番反響があったのは下のフィンになった。

まぁ、BOXの利点は様々なフィンを試せる事にあるので、今回は一番リクエストが多かったフィンをチョイスしたが、次回はウッド製のダ・キャットフィンを付けたいと思っている。

 

 

まぁ、それはさて置き、肝心の乗り味だが・・・

ストレートな感想を云うと、「これが半世紀以上前のサーフボードか?」と唸り声が上がる程の爽快感があった。

波のコンディションがイマイチな事もあったが、俺レベルでもしっかりとボードが応えてくれて、あわよくばノーズも目と鼻の先・・・

と云った具合の感触を得る事が出来たのだ。

 

 

ヴィンテージが乗り辛いなんて、どこの誰が云ったんだ?

全然快適に乗れるじゃないか!

 

 

ラリーフェルカー・・・

凄過ぎる。

このボードに関しては、これしか云いようが無い。

 

 

Keep Surfing!!!!