デューイ・ウェーバー | Viva '60s SurfStyle!!!

Viva '60s SurfStyle!!!

1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

古い書物に目を通してみると、古き良き時代のサーフショップは店舗構成にある一定の法則があった様に思えてならない。


車が路上駐車出来る街道沿い、低層の個別店舗、店内は外部から覗き込める様なガラス張り、そして、そこにはハーフムーンを兼ね備えた無数のサーフボード。


車が行き交う街道からも一目で、それがサーフショップである事が判る店構えだった。


そんな、光景から半世紀以上が経過し、昨今のサーフショップはアパレルを主とした「センス感」を漂わせる店創りがカリフォルニアでも主となっている様だ。


予てから、一度は訊ねてみたいと思っていた、そのサーフショップはサンクレメンテにあった。


海から少しばかり内陸に入るのだが、閑静な住宅街の真ん中で、ひっそりと切り盛りされていて、場所は変われど1960年の創業から変わらぬスタイルを貫いている様である。


ショップの脇にはナインボールが見え隠れするスポーツバーが佇んでいた。
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ウィンドウガラスには、かのホールデンのステッカーが貼ってあり、この地が海と共にあったサンクレメンテである事を印象付けられた様に思えた。
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アメリカの人間は定刻通り仕事をすると聞いた事があるが、目的のショップは開店5分前にも拘らず人気を感じる事が出来なかった。
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「まぁ、まだオープン時間じゃ無いんだから・・・」と、自分に云い聞かせ、ショップ周りを探索していると、ここがデューイ・ウェーバーのショップである事が様々な箇所から確認出来た。
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配電盤の脇にショップの看板とは如何にもアメリカらしいではないか!
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郵便受けにも、その名はしっかりと刻み込まれおり、初めてウェーバーのボードに乗ってから20年近くの歳月を経過したのかと思うと嫌でも心が躍って来る。
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嘗ては、路上駐車が当たり前だったサーフ文化も、今では駐車場を備えるのが一般的なのであろうか?
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念願叶ってようやく訪れたウェーバー・サーフショップ。
早く、店舗に入りたい。
しかし、スタッフは一向に訪れる気配が無い。
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うーん・・・
ヤキモキする。
開店5分前のショップインは「日本だけなのか?」と、愚痴が零れる程、5分の時間が長く感じられた。


気を紛らす為にショップ周辺を散歩してみると、一つの建物が目に飛び込んで来た。
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倉庫か?
いや、ファクトリーかな?
近くに行ってみるとお馴染みのボックスが目を刺激した。
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おいおい、サーフボードじゃないか!
しかも、ロングだぞ!
それに大量のボックスだなぁ。
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このボックスはサンアタナのウォーターマンズに送られるのかな?
いずれにしても、ここがウェーバーのファクトリーである事は間違いない。
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うーん・・・
覗いてみたい。
しかし、そろそろショップが開店するかも?


まぁ、とりあえず、声を掛けみるか?
「EXCUSE ME!!!!」
すると、一人の大柄な男が出て来た!


少々、長文となりましたので、この続きは次回にまた更新させて頂きたいと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。


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