託されたボード | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

サクレメンテから連絡が入ったのは何時だっただろうか?

 
 
連絡の主は、勿論、マイク・ブラックである。
 
 
「なぁ、ちょっと、相談があるんだが?」とマイクは切り出して来た。
 
 
マイクが相談?
一体、どんな相談だろう?
 
 
「実は、友情の証に俺のボードをお前に託したいんだ」と・・・
 
 
マイクは俺がボードコレクターである事は熟知している。
実際に、彼のガレージに無造作に置かれていたヴィンテージPIGも先日受け継いだばかりだ。
 
 
その矢先に今度は「託したい・・・」。
 
 
マイクのボード選びの方向性は、略、俺と同じ向きである事は理解している。
そんなマイクが託すボードであるならば、恐らく、拒絶する理由は何処に無いのではないかと、早くも俺は結論付けていた。
 
 
そして、マイクが一枚の画像を送って来た。
 
 
確かに、そのボードはマイクにとって至高のボードに違いない。
しかも、今後、これを再び創って貰う事は容易でない筈。
 
 
恐れ多かった俺は「本当に良いのか?」と彼に問いただしたが、彼は早々に出荷の手配を「誰に頼むのか?」を相談して来た。
 
 
話しの流れが速い展開で進むのは、きっと、マイク自身が気持ちの変化を生じさせない事の様に思えた。
 
 
「ニックが良いんじゃないか?」と、俺が告げると彼は「Perfect!」と云って、早速ニックに連絡を取る事を俺に告げた。
 
 
「やぁ、ニック。実はマイクからボードを託されんだが、君に出荷を頼みたいんだけど良いかな?」と、伝えると、彼は「僕で出来る事なら何でも手伝わせてくれ」と、即答してくれた。
 
 
マイクに遅れまいと、俺からもニックに出荷の依頼の連絡をとった。
 
 
「何処に送れば良いかな?」と、問うて来たニックに俺は「ユーイチが手伝ってくれるので彼に送って欲しい」と告げた。
 
 
ユーイチとはシースワローの毛塚君の事で、彼にはこれまでにも数え切れな程のサーフサポートをしてもらっていて、今回も甘えさせてもらう事になった。
 
 
さて、淡々とボードを譲り受ける流れを書き綴った来たが、マイクが俺に託したボードをそろそろ紹介したいと思う。
 
 
SURF A PIGのブログを見ている方だったら一度は目に留まったかも知れない・・・あのボードである。
 
 
それがこれである。
シモンズ!
イメージ 1

次回の更新では、改めて、このシモンズを紹介したいと思っています。

 
 
KEEP SURFING!!!