自分でも驚いているのだが、ここ最近はしっかりと更新が出来ている。
今思うと、やはり、年末年始は忙しかったのかも知れないし、逆に今は時間に余裕があるのかも知れない。
まぁ、そんな事はどうでも良いのだが、今日もボードを紹介したいと思う。
今思うと、やはり、年末年始は忙しかったのかも知れないし、逆に今は時間に余裕があるのかも知れない。
まぁ、そんな事はどうでも良いのだが、今日もボードを紹介したいと思う。
今日、紹介するボードは、このブログでは初登場となるデーブ・スウィートである。
デーブ・スウィートの事は度々ネタとしてブログ内でも綴って来たが、一応、簡単に解説しておくと世界で最初にウレタンウォームのボードをリリースしたメーカーである。
一昔前は「ホビーが最初」みたいな事とを言われていたが、情報化社会になり、間違った情報が訂正される世の中になった為、デーブ・スウィートという名が人々に浸透する様になったのではないだろうか?
デーブ・スウィートの事は度々ネタとしてブログ内でも綴って来たが、一応、簡単に解説しておくと世界で最初にウレタンウォームのボードをリリースしたメーカーである。
一昔前は「ホビーが最初」みたいな事とを言われていたが、情報化社会になり、間違った情報が訂正される世の中になった為、デーブ・スウィートという名が人々に浸透する様になったのではないだろうか?
しかし、日本におけるデーブ・スウィートの存在は・・・
非常にアンダーグランド的であって、俺としては少々寂しい感もあったりする。
これは以前も書いたが、デーブ・スウィートはメディアの露出が極端に少ない為に、存在そのものが世間に浸透していないからである。
どんなに素晴らしい物でも人の目に触れなければ「真の評価」は得られないと言う事であろう。
非常にアンダーグランド的であって、俺としては少々寂しい感もあったりする。
これは以前も書いたが、デーブ・スウィートはメディアの露出が極端に少ない為に、存在そのものが世間に浸透していないからである。
どんなに素晴らしい物でも人の目に触れなければ「真の評価」は得られないと言う事であろう。
デーブ・スウィートがサーフィン業界に与えた影響は計り知れないと言われている。
彼がウレタンフォームのボードを世に送り出した事によってサーフィンは一気に進化を遂げる事になる。
同時期にウレタンフォームを開発していたゴードン・クラークはデーブ・スウィートに感化されたかの様に高品質のフォームを世に送り込み、半世紀近くに渡ってサーフボード業界を支える立役者となっている。
彼がウレタンフォームのボードを世に送り出した事によってサーフィンは一気に進化を遂げる事になる。
同時期にウレタンフォームを開発していたゴードン・クラークはデーブ・スウィートに感化されたかの様に高品質のフォームを世に送り込み、半世紀近くに渡ってサーフボード業界を支える立役者となっている。
また、バルサに拘っていたベルジーは「俺はフォームを否定する訳では無い」、「ただ、バルサが削りたいだけなんだ」の名言を残しつつも、次第にフォームを削り始めた事によって、彼らの弟子達も必然的にフォームを削る様になり、パフォーマンスに長けたボードが後の世に登場したと言われている。
そして、ランス・カーソンは、映画「ギジット」の影響で溢れかえったマリブの人込みを掻き分けるライディングを披露した際に「重たいバルサに乗っていたからフォームのボードを操るなんて容易い事だ」と証した様に、サーファー達の操作性にも大きく影響を与えている。
そして、ランス・カーソンは、映画「ギジット」の影響で溢れかえったマリブの人込みを掻き分けるライディングを披露した際に「重たいバルサに乗っていたからフォームのボードを操るなんて容易い事だ」と証した様に、サーファー達の操作性にも大きく影響を与えている。
フォーム・・・
遅かれ早かれ、誰かがそれに着手したと思うが、はやり、最初に手掛けたデーブ・スウィートは歴史に名を刻んだ訳だから、偉人だったと言う事であろう。
さて、今日も前置きが長くなったが、そんな、デーブ・スウィートのボードを紹介したいと思う。
デーブ・スウィートのヴィンテージである。
遅かれ早かれ、誰かがそれに着手したと思うが、はやり、最初に手掛けたデーブ・スウィートは歴史に名を刻んだ訳だから、偉人だったと言う事であろう。
さて、今日も前置きが長くなったが、そんな、デーブ・スウィートのボードを紹介したいと思う。
デーブ・スウィートのヴィンテージである。

着色されたのか?色焼けしたのか?その判断に苦しむほど見事な飴色と化した色合いを放っている。
アウトラインはPIGからノーズライダーに移行する過渡期の様なラインが伺える。
テールは回転性を向上させる為か?スカッシュ形状になっている。
ベルジーの系譜とは無縁の為、ブロックのエンド部分に白木を用いている所が面白かったりする。

レールはこの時代ならではの厚みを誇っており、クロスの目の粗さも露わになるほどハッキリと窺える。

ストリンガーは、ヴィンテージの紹介時には毎度書いている事だが、この時代ならではの贅沢なレッドウッドを使用している。

現代のサーフボードで唯一、真似が出来ないディティールが有るとしたらここである事は誰の目から見ても明らかではないだろうか?
フィンはハーフムーンながらもレイク角度を採っており、回転性を考量していた事が伺える。

長さはこの時代のボードの割には長く9.8ftもあり、ボードのアウトライン、フィンの形状、テールの形状等を辿って行くと、恐らく、1964、5年辺りのボードではないか?と推測出来る。
そして、何と言ってもこのディケールである!

サンタモニカ発信の由緒正しいデーブ・スウィートの名を翳したディケールには敬意を表さざる得ない。
俺はこのボード以外にヴィンテージを含め、5本程持っているのだが、もしデーブ・スウィートのボードを見付けたら状態の良し悪しに拘らず入手する事をお勧めしたいと思います。
何故なら、カリフォルニアでデーブ・スウィートを見付けるのは、ほぼ絶命的だからである。
俺はこのブランドにかなりのバリューを感じるのだが、皆さんは如何でしょうか?
Keep Surging!