20世紀初頭、デューク・カハナモクが海を渡ってカリフォルニア界隈に普及させたサーフィンは、後に発祥の地であるハワイにも影響を与える。
グレッグ・ノール、マイク・ディフェンダファー、ボブ・オールソンなど等、カリフォルニアで名を馳せた多くのシェイパー達がこの地を訪れた。
その中に、ハワイで最も尊敬されるシェイパーも名を連ねていた。
その中に、ハワイで最も尊敬されるシェイパーも名を連ねていた。
彼の名は、ディック・ブリューワー。
後のサーフィン・ブームの起源となったジェリー・ロペスにシェイプを教えた人物としても有名である。
そして、デュークとは異なった新しいサーフィンの風をハワイに持ち込んだ人物でもある。
後のサーフィン・ブームの起源となったジェリー・ロペスにシェイプを教えた人物としても有名である。
そして、デュークとは異なった新しいサーフィンの風をハワイに持ち込んだ人物でもある。
カリフォルニアでのディック・ブリューワーと言えば、言わずと知れたBINGのパイプライナーが有名であるが、カリフォルニアで成功したブリューワーが何故に?「ハワイに渡ったのか?」。。。
クラシックに興味を持つものならば、これは気にならない訳が無い。
早速、業界のジャーナリスト達に問いただしてみた。
クラシックに興味を持つものならば、これは気にならない訳が無い。
早速、業界のジャーナリスト達に問いただしてみた。
彼等は「何処までは本当の話か判らないが・・・」と、前置きしながら話をしてくれた。
ちょっと、空気の重い話になるので、詳細は避けさせてもうらうが、「ブリューワーは二度とカリフォルニアへは戻らないだろう!」、また、「彼はカリフォルニアの事は良く思っていない!」とも、言っていた。
具体的には書けないが、サーフィン業界には日本でもアメリカでも色々な柵や大人の事情という奴がある様だ。
ちょっと、空気の重い話になるので、詳細は避けさせてもうらうが、「ブリューワーは二度とカリフォルニアへは戻らないだろう!」、また、「彼はカリフォルニアの事は良く思っていない!」とも、言っていた。
具体的には書けないが、サーフィン業界には日本でもアメリカでも色々な柵や大人の事情という奴がある様だ。
ディック・ブリューワーと言えば、実は俺がロングボードを始めて、最初に手にしたボードだった。
今から17年くらい前の事だろうか?
仕事で知り合った人から中古で譲ってもらい、何をどうして良いのか解らず、只管パドルをした思い出が蘇る。
今から17年くらい前の事だろうか?
仕事で知り合った人から中古で譲ってもらい、何をどうして良いのか解らず、只管パドルをした思い出が蘇る。
シェイプサインには彼の名が刻み込まれているのだが、今思うと「それは本物だったのだろうか?」なんて事を考えたりする。
そもそも、ディック・ブリューワーと言う人は、滅多な事が無い限りシェイプはしないそうである。
流通している彼の名が入ったボードでも、その殆どがシャドーの削ったものらしい。
そもそも、ディック・ブリューワーと言う人は、滅多な事が無い限りシェイプはしないそうである。
流通している彼の名が入ったボードでも、その殆どがシャドーの削ったものらしい。
アメリカのビジネスには「名で商売」をする風習が強い為、晩年のドナルド・タカヤマもこの流れに沿った商売していた事で有名だ。
その数が余りにも多かった為に、実際にタカヤマ本人が削ったボードでも、「どの位の信憑性があるか?」と疑われる始末になってしまっているのが現状だ。
その数が余りにも多かった為に、実際にタカヤマ本人が削ったボードでも、「どの位の信憑性があるか?」と疑われる始末になってしまっているのが現状だ。
ただ、ブリューワーには、明確な「答え」が出ている。
マニア達はサインではなく、その答えを探し出し、「ブリューワー本人か?」、「シャドーか?」を見分けるらしい。
実は、俺も予てからブリューワー本人が削ったボードが欲しくて、探していた所「この点に注意しながら探せ!」とジャーナリスト達から教わった経緯がある。
マニア達はサインではなく、その答えを探し出し、「ブリューワー本人か?」、「シャドーか?」を見分けるらしい。
実は、俺も予てからブリューワー本人が削ったボードが欲しくて、探していた所「この点に注意しながら探せ!」とジャーナリスト達から教わった経緯がある。
その経緯を元に、探し出したボードが今回紹介するボードである。
それがこちらである!
それがこちらである!

正真正銘のディック・ブリューワーシェイプである!
中央にはBINGのデザインを彷彿させるディケールが付く。

また、ノーズ部分にもディケールが付く。

Tバンドされたストリンガーに沿う様に、ディック・ブリューワーのサインが入っている。

テールにはリーシュループが付き、更にシリアルも入いる。

そう、リーシュループが付くと言う事は・・・
グラスオンである!

やっぱり、俺の場合はこれじゃなきゃでしょう?
ブリューワーシェイプのグラスオンって、中々無いんじゃないかな?
レイク角度がBIGウェーブを想定したカタチになっているのが良いじゃないか!
更に、ボトムにまでディケールが付くのだが、ノーズ寄りと中央で異なった物を使っている。


このボードだけで、4種類の異なったディケールを使っている所が凄かったりする。
長さは9ftと短めで、俺には少々厳しいサイズなのだが、最近は9.2f位までのサイズは乗れる様になって来たので、そろそろこれにもTRYしてみたいと思っている。
地元の肩くらいのサイズの時が良いだろうか?
Keep Surging!