ボードワークス | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

俺が所有するサーフボードの平均的な重量は13キロ~15キロ位ある。
自分では特別重いとは感じていなかったのだが、友人達との議論の中で俺のボードが一際重い事に気付かされた。



 

ただ、この重さが仇となって、ある事に気付かされた。



 

それほど重くないと言っても、流石に3メートル以上もある代物を抱えている訳だから、それなりに気は使っている。
そして、ある出来事以降に今回紹介するモールドボードの所有へと繋がって行く。



 

そう、俺がたった1本だけ所有するモールドボード。
それなりにモノに拘って来た人間からすると、流石にモールドには躊躇したが他のボード同様に自分の意思で購入に至った。



 

子供が4歳くらいの時だったろうか?
家族で鎌倉に海水浴に行く事になった。
女房が「折角、海に行くんだから規制時間前にサーフィンやったら?」と気を使ってくれた。



 

地元の海水浴場だと、駐車場の前がビーチなので殆ど気を使うことは無いのだが、その時に訪れた海水浴場には駐車場が無く、民間の駐車場を使う事になった。
時折訪れていたものの、流石に湘南の海水浴場である。
朝7時にもなると人も、車も、多くて長いボードを持ちながらビーチまで歩くのは容易ではない。



 

そして、気付いたのだ。
子供の手を引かない馬鹿な親になっていた事を・・・



 

女房はビーチマットやらクーラーボックスで手が塞がっていた。
俺は小脇に抱え切れないボードを両手で支える有様だった。



 

ボードが重かった訳では無い。
ただ、ボードを傷つけたくなかった。
ガードレールを始めとする障害物に当てるのが嫌で、ボードに両手を使ってしまったのだ。



 

4歳の子供は俺の後を歩いているものの、ガードレールに挟まれた歩道ではボードが邪魔で振り返る事も出来ない。
「親、失格だよな」
子供の事より、ボードに気が行ってしまった事に凄く後悔をした。



 

それが切欠でモールドの必要性を感じた。
モールドならばぶつけても気にならない。
モールドならば子供と一緒にサーフィンをしていても、大事には至らない。
モールドならば・・・



 

それ以来、俺はモールドボードと付き合っている。
ポイント場所に限らず、駐車場が近い遠いに限らず、子供と一緒にサーフィンに行く時には必ずモールドボードが相棒になる。



 

またまた、前置きが長くなったが、今日はそんなモールドを紹介したいと思う。
ボードワークス製のウェーバー・パフォーマーである。

 

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長さは9.6FT。

 

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俺にしては少々短めではあるが、テイクオフマシーンと謳われている天下のパフォーマー・・・
浮力的には充分過ぎる。
テール幅も滅茶苦茶広いので、波取り合戦も負け知らず。

 

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そして、軽いので異常に動いてくれる。
そして、ちょっと思ってしまった!
「モールドって、良いかも?」と・・・
モールド、モールドって、馬鹿にしていたが、少々驚かされたのがこのフィンである。

 

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パフォーマーには欠かす事の出来ないハチェットフィンなのだが、何と、ボードワークス製なのである。

 

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聞いた所によるとモールドボードは軽い為、フォーム製に使われるフィンだと重過ぎてしまうので専用のフィンが造られた様である。
畑違いのボードだったせいか?流石にそこまでは知らなかった。



 

一時、凄く流行ったモールドボードであるが、サーフテックが撤退したらしい・・・
気になってボードワークスのホームページもチェックしてみたら、価格が出ていなかった。
ボードワークスも実質的には撤退なのであろうか?
サーフテックのボードも非常に高額だった様だから、ボードワークスも意外に高いのだろうか?
フォームのボードと比べると割高に思われて、売れなくなったからだろうか?
しかし、人混みの多いポイントで使えたり、俺の様な使用目的を考えれば1本持っていても良いのかも知れない。

 

イメージ 7

夏休みも残り僅か。
子供ともう一回くらいは海に行けそうなので、まだ出撃機会はあるかも知れない。




 

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