この前の更新で若手シェイパーのボードを紹介すると書いたので、今日は、その代表格ともいえるタナー・プレイリーのボードを紹介したいと思う。
そもそも、タナーのボードを知る様になったのは、カリフォルニアのオレンジカウンティに住む知人が切欠だった。
ジョエル・チューダーとも親交があり、サーフィン業界にも精通している知人に「カリフォルニアでは、どのシェイパーが人気あるの?」と、単刀直入に聞いてみた。
ジョエル・チューダーとも親交があり、サーフィン業界にも精通している知人に「カリフォルニアでは、どのシェイパーが人気あるの?」と、単刀直入に聞いてみた。
すると「タナーだね!」と即答が帰って来た。
恥ずかしながら、その時点で俺はタナーの存在を知らなかった。
恥ずかしながら、その時点で俺はタナーの存在を知らなかった。
「どうして人気があるのか?」と再び聞いてみると、こんな答えが返って来た。
「タナーのボードは何処のポイントに行っても評判が良い」、「だいたい、知名度が上がって来ると悪い噂も耳に入るが、タナーだけは別格なんだ」、「本当に乗りやすくて、良いボードを造る」と言っていた。
「タナーのボードは何処のポイントに行っても評判が良い」、「だいたい、知名度が上がって来ると悪い噂も耳に入るが、タナーだけは別格なんだ」、「本当に乗りやすくて、良いボードを造る」と言っていた。
また、タナーと親交のある別の知人にも「何故、タナーなのか?」と尋ねた所、「名のあるシェイパー達が挙ってタナーは良いぞ!」と教えてくれたらしい。
そんな話を聞いては黙っていられない。
早速、タナーの事を自分なりに、そして、知人達に聞き捲くると、なんと、マイク・マーシャルの直系の弟子である事が判明した。
そんな話を聞いては黙っていられない。
早速、タナーの事を自分なりに、そして、知人達に聞き捲くると、なんと、マイク・マーシャルの直系の弟子である事が判明した。
マイク・マーシャルと言えば、公にはなっていないが、ハーバーの名品と謳われている「トラッセル•スペシャル」の生みの親でもある。
タナーは、そんなマーシャルから手解きを受け、テンプレートまで伝授されいる経歴のあるシェイパーなのだ。
そして、ラインナップの中には、マーシャルから伝授されたPIGがあると聞かされた。
技量はともかく、DフィンやPIGに目の無い俺的には、居ても立っても居られない状況になり、オーダーしたいう訳だ。
タナーは、そんなマーシャルから手解きを受け、テンプレートまで伝授されいる経歴のあるシェイパーなのだ。
そして、ラインナップの中には、マーシャルから伝授されたPIGがあると聞かされた。
技量はともかく、DフィンやPIGに目の無い俺的には、居ても立っても居られない状況になり、オーダーしたいう訳だ。
早速、タナーご自慢のマーシャルピッグをご紹介しよう!

良いねぇ。
このアウトラインは流石だね。
綺麗にナローされたノーズは、ヴィンテージのオーラーを醸し出している。
ナローノーズからテールにかけて、やや直線的なラインになっているのは、マーシャルのテンプレートの影響なのか?
はたまた、タナーの拘りなのか?
いずれにしても、コピーではなく、タナー・サーフボードのオリジナルPIGのアウトラインな所が良く出ているのではないだろうか?
そして、このディケールが良い!

タナーは、若手に有りがちな「アブストラクト」なデザインを好まないらしい。
自信の拘りなのか?
マーシャルへの敬意の表れなのか?
重厚な感じがクラシックを重んじていて良いと思う。
そして、フィンも良いねぇ。

個人的には、テールの最後尾に着いているDフィンが好きなんだけど、これはシェイパーの好みもあるし、カスタムボードを依頼した訳ではなく、あくまで「タナーのPIG」が欲しくてオーダーした訳だから、全てのバランスを彼に任せた。
フィンを見ていて思ったのは、一般的なDフィンとは少々異なった形をしている様にも思えた。
これもタナーの拘りなのか?
マーシャルから伝授された事なのか?
興味深いところだね。
そして、律儀?に自身のサインの横に俺の名前まで入れてくれた。

俺から依頼した訳ではないが、こういう所にも気を使ってくれる点などは、他の若手シェイパーとは少々違うのかもしれない。
聞いた話では、タナーはシェイプに対して非常に真面目らしい。
他の若手シェイパーの様に「気が向いたら・・・」とかは無い様で、仕事としてシェイプに取り組んでいるらしい。
昨年来日したのだが会う事が叶わなかった為、次にカリフォルニアに行った時には会ってみたいと思う。
そして、タナーという人物に触れてみたいと思っている。
そして、タナーという人物に触れてみたいと思っている。
Keep Surging!