オフロード走行のレバーセッティング | VeeRubber木下電機のブログ

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VeeRubberオフロードタイヤ販売の木下電機です!
タイ王国から直輸入したVee Rubber社オフロードタイヤは自社農園の天然ゴムをたっぷり使用
いつも新しいタイヤでオフロードバイクを楽しんでください!

ビッグオフの皆さんとオフロードで遊ぶようになって

オフロード走行しやすくなる車両のセッティングをお見せしたほうが良さそうな事に気が付きました

 

まずはクラッチレバーとブレーキレバーから
目的は「いつでも操作しやすい」「操作が軽い」「トラブルが少ない」です

 

オフロード走行中には必ず指を一本か二本レバーに掛けておくと、不意の外乱が入った時にすぐ対処できます

また、ハンドルを意のままにコントロールするためにもレバーへの指四本掛けは基本的にしないです

(ハンドルを握る指をなるべく残すため

 

またレバーはテコなので先端を操作するほうが少ない力で操作できますし

半クラッチや軽いブレーキなど微妙な操作をするためにも有利です

 

これを踏まえてどうセッティングするかと言うと

 

クラッチとブレーキともマスターのクランプをハンドルの曲がりはじめの位置まで内側に移動します

キルスイッチ他スイッチ類がハンドルに装着されていてクラッチマスターを内側に動かせない場合は

位置を入れ替えてでもマスターが内側に行けるようにします

 

マスターの位置を内側に追い込んだ後はレバーがしっかり全部握り込めるかどうかの確認が重要です
ハンドルスイッチ類に干渉することがありますね

クラッチワイヤーやホースの取り回しに無理がないかチェックも大事です

 

ブレーキ側も同様にマスターを内側に追い込みます

こちらも作業後はブレーキレバーがしっかり握り込めるか確認しておいてください

 

両側のマスターを内側に追い込むとレバー先端も一緒に内側に入るので

転倒したときにレバー先端が地面に干渉せず、レバーを折る可能性が低くなります

 

常時レバーに指をかけておくためにはレバーの遠近調整も重要です

たいていレバーの根元にアジャストのノブがあるのでこれで調整します

調整代が足りない場合はレバーを曲げて調整したりします

 

レバーはなるべく近く、第1関節に掛かる位置にすると握り込みやすいです

 

 

 

セッティング後はこれまでと操作感が変わるのは確かですので、最初安全なところでバイクを少し動かしてみて新しいレバー位置に馴染んでください
もしどうしても操作しづらいと感じる場合は元のセットに戻したほうが良いでしょう

自分の場合も初めてのバイクに乗るときは基本的なセッティングを行った後

いつでもクランプ位置を調整できるようレンチを携行して走行しています