http://veerubber.kdenki.com/veebig.php
Vee Rubberがダートを攻めるビッグオフローダーのためのタイヤを、オンロード40% オフロード60%の設定とし真面目に作りました。
このタイヤをKTM690RallyでIさんに林道カットびツーリングで試してもらいました。
フロントに90/90-21、リアは140/80-18サイズです。

移動に使うオンロードも捨てない大きめのブロック、高さは低めに抑えてあるので流石にマディにはそれほど強くないでしょうね。なんでもフロントのフィーリングがとても良いそうです。Vee Rubberのオフロードタイヤはどれもフロントを褒めていただけます、フロント向きのコンパウンドなんでしょう。
タイヤ交換時にこれまでのビッグオフローダー用タイヤに比べてケース全体の柔らかさを感じるようです。
このあたりはメーカーの設計思想もあるので硬いのが良いとか柔らかいのが良いとか一概に言えないそう。
そしてこんな感じの林道にみんなで遊びに行って、いろんな方に試して頂いたそうです。
グリップの良さそうな砂利の林道ですね。

「うーん、乗りやすい!
ギャップを上手く吸収してライダーに楽させてくれる。
それがバイク、タイヤどちらのお陰か分からないけど。
ブロックの角が無くなったのにまるでそれを感じさせないグリップ感!」
K子さん
「グリップするね!
砂利路面でリーンウィズのロード乗りしても怖くないもの!」
Y岡さん
「グリップ力は確かに感じる。
でも限界を超えた時の滑り出しが急かなぁ。
フロントタイヤが凄くいい!」
オーナーのI口さん曰く
「剛性の低さ故にタイヤが路面を捕らえグリップ力を上げギャップを吸収する事でライダーに安心感を与えるのではないだろうか。
こうなると課題はライフのみ」
・
・
・

ちょっと寿命は期待できないのか><
対してフロントはと言うと

このテストは「Day1後で約850キロ、Day2終了帰宅後で約1300キロの走行距離。
路面はかなりのオフ寄りでガレ場率高し。テスターもタイヤ温存の走り方知らず。」
とのこと^^;
特に「フロントは常にライダーに安心感を与えるグリップ力を発揮、ライフも9000キロは保つのではないでしょうか。手首にくる振動も高速走行ですら慣れてしまえば苦にならず、ダートでは予想と違う方向に跳ねる様な事もありませんでした。」
とやっぱりフロントはとても良いようです!

ちなみに1300km走るとリアはだいたい終わってしまっていますね・・・。

この減りですがI口さん曰く 「僕の様に急なアクセルワークをしない上手いライダーが乗れば1700キロは保つと思います。角が無くなってもそこそこグリップする不思議な感覚は一度ご体験頂きたいものです。」
とのことでした。
また「ヌタ場ではブロック高が低い事もあり前後ともなす術なし。じっと我慢の子でありました。」
とのことで、パターンの見た目通りマディまでは難しいようです。 690EDRなどでマディ比率の高い場合はエンデューロタイヤのVRM-211が装着できるのでそちらがおすすめです。