空港からは路線バスで街中に。
どの情報を見てもタクシーはぼったくりで使わないが吉と出ています。BoltというUberの競合が配車サービスをしていますが、いざとなれば使うけど、運転手が強盗に早変わりのリスクを考えると、バスで行けるなら行ってみようと。
10年前に日本人が空港からタクシーに乗り込んだ後惨殺された事件は、深夜、初海外の20才の女の子が被害者だったのでそこまで心配する必要はないかもしれませんが(その被害者を日本人教師といて送り出したNPOがなぜそんな危険な到着時間でアレンジしたのか、当時はかなり批判を受けたのを記憶しています)。
45分ほどで大学広場というランドマークで下車。そこから歩いて5分でホテルです。
これが大学広場に隣接した交差点。すごい道幅で、地下鉄の駅もある地下道で渡る構造です。
第一印象は、DQN落書きは目立つけどそこまで危険ではないような。
この日は到着が3時過ぎ、旧市街で早めの夕食(ランチ兼)を。旧市街は小綺麗なヨーロッパの街。東欧のパリと言われるだけのことはあるかという感じでした。
由緒正しそうな正教会。まずは食事と素通り。
目指していたのはCaru' cu Bereというルーマニア料理メインのグランドカフェ。人気で食事時間帯は予約必須だそうですが、16時なら何とかなると思って行ったらやはり待ち時間なしでテーブルにつけました。
花で飾られている入口。
内装も創業150年の伝統を感じる美しさ。
見る限りみなさん食事されていましたが、こんな時間に混んでいました。
ルーマニアワインと水を頼んで食事を待ちます。量が読めないのでメインとサイドにベイクドポテトを。
到着。ソーセージと肉の煮込んだような料理にザワークラフト、あととうもろこしのポレンタがたっぷり。サイド不要でした。
心なしかドイツ料理に近いのは中世に多くのドイツ系の人が移住したのが影響しているのかも知れません。
店内入り口に近い席にいたのですが、奥の方も見事。
昼間からワイン2杯飲んでしまった。ルーマニアワインはフルボディで好きな味でした。
さっき素通りした正教会を見てみました。The Church of the "Stavropoleos" が正式名のようです。
見事なフレスコ画。
中庭。オスマン時代の影響も感じられます。
次は、国民の館と呼ばれる国会議事堂に向かいます。川を渡るのですが、落書きが気になりますね。
これはでかい。3000部屋あるそうで、ガイドツアーもあるのですが、カンファレンスをしているようで予約不可でした。
電話予約しか受けないとホームページにあり、観光ツアーに参加してみるのが良いのかも知れません。
国民の、は皮肉な名称で、共産党独裁時代の書記長の権力を誇示するためにでかい建物を作ったようですが、この人、89年に革命により、夫人共々銃殺された人で、当時は処刑の様子をを世界に中継されたそうです。
ここが観光客が入れる時の入口。
右手から左手に向かって歩いたのですが、すごい規模です。世界でもペンタゴンの次に大きい建造物だそうで、なぜ独裁者はでかいものを作るのが好きなのか。
国民の館を背中にして伸びているこれまた巨大な並木道です。
これだけでかなり歩きました。
日も暮れてきたし、朝5時スタートなのでこの日は夜出かけるのはやめにして途中で地下鉄とバス共通の一日券を買って、ホテルに戻りました。