ウズベキスタン最新旅行事情、2024年春
ここから『ウズベキスタン周遊(1)まずはタシケント』ヨーロッパはイースターの4連休。有給はドイツ採用の人ほど貰っていないこともあり、使い切るぞモードで、さらに4日休暇を申請して、ちょっと長めの休みにすることを決…ameblo.jp『ウズベキスタン周遊(13) 最後にタシケント、有名ホテルに泊まってみた』タシケントに戻り、翌朝は帰国、いよいよ最後の宿泊です。宿は初日と同じにしていたのですが、そこをキャンセルして、色々な意味で有名なホテル・ウズベキスタンを予約し…ameblo.jpここまでの書き込みのおまけポストです。良かったら本ポストもご覧ください。ウズベキスタン旅行記をアップしましたが、現地事情が大きく変わりつつあり、今後も変わって行くだろうと思いますが、ガイドブックとは違ったことなど(地球の歩き方も新しかったのですが)も含め、気付きをメモしたいと思います。参考になれば嬉しいです。・配車アプリは必須YandexGo一択です。数年前はUberだったと書いてあるのを見つけましたが、既に撤退。英語で全てOKで、事前にクレカ・デビッドカード登録して明朗会計・キャッシュレスでした。訪問した三都市、全てスムーズ。たいてい数分以内に来ました。一番安いカテゴリーは韓国製の軽が来て乗り心地が良くなかったので、コンフォートクラスを二割増くらいの事なので選んだ方が良い気がしました。現地登録は電話番号認証のところで現地では設定できなくなると思うので出発前にセットアップが重要。運賃はダイナミックプライシングで都度変わりますが市内10分程度だと10,000スム(120円)、20-30分乗車の郊外(駅から市内とか)だと25,000スム内外でした。タクシーは供給過剰で流しも一杯いますが、白タク、公式タクシーの区分はどうもなさそうです。ガラクタ市で普通にTAXIと屋根につけるの売ってるそうです。お代は交渉とのことで、到着時に準備したSIMが動かなったせいで、白タクを空港から使わざるを得ませんでしたが、足もと見られた状態で交渉して15ドル。相場の6倍でした。これを毎回するとウズベキスタンのことが嫌いになると思います。空港到着制限エリア内の市内タクシー案内所は、白タクの3倍の値段50ドルを吹っかけてきました。カウンターに寄る意味がないと思います。・運転はスリリングタクシーは後ろ座席に座っていたのですが、後席シートベルトはシートカバーで隠れてできないことが一般的でした。街は悪路でおそらく住民が勝手にスピード落とさせるためのパンプを作っているのでそれを避けてスラローム運転良くやってました。運転は荒い人が多く、50キロの行程で運転した人は70キロ制限のあまりよくない道を120キロで爆走。煽り運転しまくりで凄かったです。私も普段は運転しているのですが感覚的に事故ったと思った瞬間が2回ありました。・米ドル現金はできればあった方がよい、がクリティカルではない。€現金は換算率が悪い。カードは浸透中外人が使えるATMが急速に整備されているのだと思いました。手持ちのスムなしで困ることはありませんでした。田舎だと別でしょうが。時間が潤沢にあれば、銀行に行くのがよいのかも知れませんが、ATM Feeも6000円(500000スム)下して150円とかそんなレベルでした。サマルカンドのホテルでカード精算ターミナルが壊れていて手持ちが€しかなく(スムだと何回かに分けて下すことになりそうだったので)€現金で払わざるを得なかったのですが5%ほど不利なレートで払うことになりました。199€のはずが207€だったか。€現金を念のため持ってきたのは正解でしたが、できればドルの方がよさそうです。カード手数料が嫌なせいだと思いますが、カード精算したがらない傾向は今もあるのかも知れません。一方キャッシュレスは徐々に進んでいて、サマルカンドの地下鉄はクレカタッチ決済対応でした。バスもそうらしいです、がバスは慣れないとなかなか…。・宿泊証明は今は不要?オンライン化されたとホテルの人が言っていました。パスポートをスマホで撮影して、当局のシステムにアップロードしているようですので、ホテル以外の友人宅などに泊まると出国時に面倒が起こるかもしれないのは変わらないような気がします(体験していないので何とも言えませんが)全てのホテルで証明書はいらないと説明されましたが、一方日本大使館(在ウズベキスタン)の案内には必要とあり、他の方のブログ(直近)では、5泊以上は必要とあり。オンライン登録可能な施設はオンラインそれ以外は紙って事かも。出国時に証明なしでも全く質問も受けませんでしたが、心配な方は確認なさって下さいね。・鉄道予約は時期によっては、人気ライブの発売日並み(あるいは無理ゲ―)ウズベキスタン鉄道の特急(新幹線)や夜行列車は、5月分を試しに見てみたら発売日完売状態でした。政府の特権階級が転売ヤーになっていて、買い占めているという噂を目にしましたが、旅行の上で最大のリスクになるかもです。私が行った3月下旬はまだ雨も多いし、観光シーズンではなかったはずですが、進行方向に座れる新幹線の席はすべての日、発売日に買い占め済みでした。アプリ予約ではクレカ決済可能、なぜかポンド建ての支払い方法しか使えなかったです。チケット表示がキリル文字なのは不安でしたが。ちなみに飛行機国内線も公式サイトからクレカ決済可能。こっちはドル建てでしたが、最後までKhivaに行く踏ん切りがつかず見送りました。・撮影禁止場所は少し縮小?空港・地下鉄・鉄道施設は禁止で役人がカメラを没収するという新聞記事を目にしましたが、ラッキーだったのか私はそんな目に遭いませんでした。地下鉄は係員が映りこまなければOKになったという書き込みされている方を見かけました。これは、個々のリスクで判断するしかないと思います。このパターン、インドだったら駅員に間違いなくスマホを強奪されるパターンですが、ウズベキスタンはそこまで役人が腐敗はしていないイメージでした。・チップ文化浸透中?タシケントやサマルカンドはそうでもなかったのですが(ウェイターが来るレストランでは、サービス料がすでにのっかっていることが多かった)ブハラではレストランの人はチップを期待している様子でした。まだ定着した習慣にはなっておらず、レストランによって様々。サービス料を請求しかつ、端数を徴収しておつりを持ってきておきながら、おつりもバラ紙幣でさらにチップを欲しそうにしているブハラの某観光客レストランは、ちょっとやり方汚くないかと思いました。まだそういうところは多くはないです。見たところウズベキスタン観光のアメリカ人は少なく、チップ文化に毒されるには少々時間がかかるようには思いました。余談ですが、観光旅行の敵はうるさい中国人団体より、アメリカ人の害毒が最大だと思います。アメリカ人が行くと値段が倍になるし、チップを欲しがるし、すべてのローカルレストランのメニューにハンバーガーが出てくるし、経済と文化を同時に破壊していきます。・どんな観光スポットも有料まあ入場料は20,000から50,000スムと大した額ではないのですが、旅費に対する入場料比率が高めの国だと思いました。外人料金はウズベキスタン人料金の数倍のようで、そこはなんだか納得いかないです。・アルコールはまあ飲めたラマザンの時期だから難しいかと思っていましたが、みたところお日様出ている時間に皆さんモノ食べているし、そんなに厳しくないような。お酒は出さない店もけっこうありました。観光客相手の店は売上も欲しいでしょうし、出していますが。・幸いぼったくりレストランは少なそう。結論づけるには、経験数が少ないですが。ん?と思ったのは、サマルカンドの天文台跡から歩いて行ける超ローカル風のピラフ屋。70,000スム取られたけど、Googleの韓国人の書き込み見るともっと取られたようで、別のテーブルで食べてた警察官に同じ額取るのかぁ?って思いました。いずれにしてもイタリアのエスプレッソ一杯90€で、素晴らしい景色に対する対価とうそぶく奴とか、ブラッセルのシーフード盛り合わせ、時価5万円みたいな、わかりやすい観光客を餌食にする奴らはいないように思いました。・曇りの予報で雨?たまたまかも知れませんが、サマルカンドでiPhoneの天気で現在曇りでも本降りの雨だったことが2回。ドイツでは精度高いので、現地の気象予報データの信頼性が低いのかも知れません。これから秋にかけてはそもそも雨はめったに降らないと思いますが、雨の降る時期に行く場合は保守的に折り畳み傘をもって出歩くほうが無難かもしれません。・市場の値切り幅は少なめ?これも、数が少ないので何とも言えないところではありますが、サマルカンドの市場の言い値に対して、半値を指したら、お前気が狂ってるのかみたいな反応だったので、案外おとなしめなのではと。このあたりの情報はあてにならないと思って読んでくださればですが、アラブ諸国の中ではダメ元の駆け引きがマイルドな印象でした。・土産物屋どんな観光地や史跡にもいる、スザニとか陶器とか刀類とか売ってる人たちですが、買い物に興味がないので、市場で値切り実験でナッツとかお椀を買った程度でよくわかりません。絨毯屋さんとか単価の高いものは買う側の目利きは必要だろうとは思います。あくまでも一般論として。客がほとんどいないのに、ずっとお店をやっていけるのは、数少ない売り上げの中の粗利益が…と考えてしまう職業病にかかっている私は立ち寄りませんが。