昨日は更新できず失礼致しましたm(__)m



さて地盤のお話の続きですが、

地盤チェックは、前述の自己チェックだけでは不十分です。

自己チェックはあくまで『土地検討における、初期段階の絞りこみ』であって、

これにクリアしただけでは地盤が安心とはいえないからです。



地盤調査報告書をご存知ですか?

これは、その名のとおり地盤を調査した内容を詳しく記したもので、

地盤の強さをしめす地耐力を知ることができます。

この調査結果をもとに、地盤補強が必要かどうかを判断するわけです。

これはきわめて重要ですから、業者にこの報告書のコピーを請求してみましょう。

すでに調査済みですんなり出してくれるか、

もしくは近日中に調査予定があれば教えてくれるのが本来好ましい状態なのですが、

そうでない場合は、こちらから要求するしかありません。

この場合、調査費を数万円ほど請求されるケースもあると思いますが…



地盤調査は何ヶ所かをチェックします。同じ土地の中でも、地盤の固さは均一ではないからです。

で、この地盤調査報告書は、正直言ってもらっても素人には内容がよく分からないと思います。

とりあえず、意味が分からなくてもいいですから、最低限見ておきたいポイントとして

「N値」というものが3以上あるかどうかをチェックしてみましょう。

3に満たない場合は問題ありと考えていいと思います。

そしてさらに、インターネットで意見を仰いでみるのもいいでしょう。



インターネット上の回答者は全てが正しい答えをくれるわけでは

ありませんが、役立つ回答をくれる人も少なくありません。

その道のプロのアドバイスをタダで聞ける、ということもよくあります。

ちなみに建売住宅や建築条件つきの物件で、これを出さない業者は避けたほうが賢明でしょう。

『しっかりしてるから大丈夫ですよ』と口だけで言われても証拠は何も残りません。
まずは地盤から見ていきましょう。

水害が多い地域の地盤はゆるいと考えていいと思います。

他と比べて低地にあるところなどは要注意ですね。

そして自分たちの記憶上で大雨・洪水の被害が出たところ。

さらに具体的に知りたい場合は、市役所などで洪水ハザードマップをみせてもらうのがいいでしょう。

浸水予測などが載っていますので分かりやすいです。

また、地名に水に関する字や「さんずい」が含まれている場合も注意した方がいいでしょう。

地名というのは土地の履歴を教えてくれる大きな手がかりとなります。

ざっと水に関する字・「さんずい」のつく字をあげてみましょうか。

水・川・河・沼・池・滝・泉・海・湖・港・津・潮・流・江

他にもいくらでもあります。

あと、『田』とつくところも要注意ですね。

かつて水田地帯であった可能性が高いのです。

しかし、昔とは地名が変わっているケースもよくありますので、

現在こういった字がついてない=安全、とは限らないのですよ。

図書館などで古い地図などがあれば見て、かつての土地の用途を知っておくのも有効な手段だと思います。

そして、もうひとつ忘れずチェックしておきたいのは周辺住戸の基礎と外壁。

何軒かチェックしてみて下さい。

たとえば基礎なら床下換気口周りにもれなくヒビが入っているようなら

その地域の地盤に問題がある可能性大と判断してもいいでしょう。

あとは、アスファルトに大きなヒビが入っていたり、

波うったような状態になっていたりするのも要注意です。

また見た目では分かりにくいレベルのくぼみであっても、

雨の日の翌日などに水たまりが他より残っているようだと地盤沈下している可能性があります。

建築予定地そのもののチェックとしては、前述のアスファルトと同じく

水たまりがずっと残っているなど、他と比べて水はけが悪い場合は要注意。

それだけ土の中に水分を含んでいる時間が長いということですから。

あと、細い鉄の棒か何かで、その土地をブスブスと挿してみるのもいいかもしれません。

同じ土地でも地盤の強いところと弱いところがあるというのが分かりますよ。


※これは参考までにということで、業者さんに許可を得てからやるようにして下さい。
さて、ここからは家の重要な地盤についてお話していきます。

どんなにカンペキな家でも、建てる場所が悪かったり、

地盤が悪かったりすると家自体が傾いてしまったりします。

欠陥住宅じゃなくても、建てる場所が欠陥だったというケースですね。

まぁそれも欠陥住宅なのですが・・・ 家ばかり見るのではなく、

地盤などの知識もしっかりと学ぶことで、より住み心地の良い家を目指していきましょう!



まず、土地探しの際は、利便性などの立地や日当たりなどというところにばかり目がいきがちです。

しかし、それより以前に、地盤がどういう状態かということを知ることが大事だと思います。

そしてその上で家を支える基礎についても。

建物そのものの構造や性能も大事ですが、この2つをおろそかにしていい家にはなり得ません。

たとえば、地盤沈下は家の傾き・ゆがみをひきおこします。

そして基礎においても、多くの家が倒壊した阪神・淡路大震災を例にあげると、

あの倒壊は基礎が原因となったものが多いといわれています。

基礎がつぶれたために家が大きくゆがみ、倒壊したということですね。

地盤が弱く基礎もダメな上に建つ家なんて、例えていうなら

歯槽膿漏の歯茎に支えられた歯のようなものです(^_^;)

いくら上に乗っかっている歯がきれいで丈夫でも、

グラグラしていては何の役にも立たないのと同じなのです。