さて、ここからは家の重要な地盤についてお話していきます。

どんなにカンペキな家でも、建てる場所が悪かったり、

地盤が悪かったりすると家自体が傾いてしまったりします。

欠陥住宅じゃなくても、建てる場所が欠陥だったというケースですね。

まぁそれも欠陥住宅なのですが・・・ 家ばかり見るのではなく、

地盤などの知識もしっかりと学ぶことで、より住み心地の良い家を目指していきましょう!



まず、土地探しの際は、利便性などの立地や日当たりなどというところにばかり目がいきがちです。

しかし、それより以前に、地盤がどういう状態かということを知ることが大事だと思います。

そしてその上で家を支える基礎についても。

建物そのものの構造や性能も大事ですが、この2つをおろそかにしていい家にはなり得ません。

たとえば、地盤沈下は家の傾き・ゆがみをひきおこします。

そして基礎においても、多くの家が倒壊した阪神・淡路大震災を例にあげると、

あの倒壊は基礎が原因となったものが多いといわれています。

基礎がつぶれたために家が大きくゆがみ、倒壊したということですね。

地盤が弱く基礎もダメな上に建つ家なんて、例えていうなら

歯槽膿漏の歯茎に支えられた歯のようなものです(^_^;)

いくら上に乗っかっている歯がきれいで丈夫でも、

グラグラしていては何の役にも立たないのと同じなのです。