バーバラこと、さかいなおみさんのブログへようこそ！
ブログアシスタントのフジムラヤヨイがお届けいたします
バーバラさんの過去の記事から
プロフィールストーリーをご紹介しています！
サブタイトルは
〜ときには昔の話をしてみようじゃないか〜
（加藤登紀子さんの歌詞をアレンジ笑）
数年前に書かれた記事なので
肩書き、キャッチコピー遍歴も垣間見えます笑
バーバラさんてどんな人？を
バーバラさん自身が過去にどのように語っているのか？！
過去〜現在までの変化と合わせてどうぞお楽しみください♪
＊この記事は2016/01/06 に書かれた記事です。
↓↓↓↓ここからスタート↓↓↓↓
ビジュアルセッションとナチュラルケアのバーバラです。
今日はわたしの誕生日。
４８歳になりました。
４８歳の記念に（笑）、なかなかはじめられなかった
プロフィールストーリーをはじめます！
（って、苦節半年くらい。。。）
バーバラってどんな人っていうのをもっとわかっていただくために
そして、
自分で自分をもっと理解するために。
時折おつきあいくださいませね。
さあ！まずは、両親の紹介です！
この２人がいないとわたしはこの世に生をうけることは
できなかったのですが
今は２人とももうこの世にはいません。
両親がいないってなんだか、スカスカするんです
心や体が。
自分のアイデンティテイーがなくなるっていうのかな。
そこらへんぐらぐらだったけれど、
昨年１年でだいぶ回復した気がします。
わたしにとって両親ってとっても大きかったから。
大好きだったから、ね。
って過去形でなく、今も（笑）。
形はみえなくなっても、その気持ちは永劫だなーっと思います。
そうそう、両親の紹介！
父は芳一さん、
母は和代さん。
まずは今日はお父さん。
この２人、結婚するまでほんの数回しかあったことがありません。
しかも、
一緒にすみはじめた場所は、
父の実家でもなく母の実家でもなく
実家からとおくはなれた、大阪のしかも山奥。
しかも血のつながりのなり、お姑さんとお舅さんがいるという
ほんとうにその時の母の気持ちを考えると
涙がでそうになるのですが
実際、不安しかなかったそうです。
だからわたしには３人のおばあちゃんとおじいちゃんがいました。
なぜ、このシュチエーションだったのか、をかくと
長くなるし、別のストーリーがはじまるので、割愛ですが
ようは、父がなかなかの破天荒さんで、
まっとうな人生を歩むためには
親元をはなれ、山奥に押し込み、
そしてしっかりしたお嫁さんをつけよう、という作戦の一環だったのです。
父は。。。
悪をたおし善をたすける、というむかしの古き良き任侠道の名のものに
東京で喧嘩三昧（笑）の若いころだったそうです。
ずっと、東京で喧嘩三昧やなんだかいろんなお仕事をしていたようで。。。
※そこらへんのお話は
一緒に喧嘩三昧だった、父のお兄さんが自叙伝を執筆中だとか。
ちなみに、わたしだけが聞いた遺言的な言葉の１つが
癌の最期のベットで
≪あー早くこんなとこをぬけだして、思い切り喧嘩したい。≫
でした。そんなに喧嘩がすきなのか。。。。あなたは、と思った。
でも、この作戦は父方にしたらまあまあの正解。
結婚後の波乱万丈もなかなかですが、
※わたしのプロフィールストーリーではなくなるかも（笑）。
とにかく、それまで定職もつかなかった父が
結婚してこどもをさずかることになり、
お堅い
道路公団に就職し、定年までつとめあげたのですね。
でも、母にしたら
よくわからない人と結婚し、よくわからないところへお嫁に来る。
たまったものではありません。
母の苦労を考えると、とおもうのですが、
本当にこの母は見た目によらず肝がすわっていたというか
この父にこの母ありといわざるをえない、
肝のすわりかた。
わたしが物心ついたときには、完全に父は母の手のうちで
ちょこちょこわるさをする人。って感じでした。
そんな、スタートの２人ですが、
子供時代の私と弟は
父の元来の遊び好きで
歌舞伎やお芝居、ＶＩＰ席での競馬観戦、
旅行、お買いもの、さまざまなスポーツ。
とにかく、楽しい家族でした。
この幼少期がわたしをつくっているな。
そして、この父とにかく人望が厚い人で、
最寄の駅のスナックや喫茶店、パチンコ屋さん、
タクシーの運転手さん、
知らない人はいないという感じで。
町へ行くと、挨拶をされるという、
思春期の私と弟ははずかしかった。。。
父よ、あんたはほんとになにものだったのだ？？
でも、とにかく父を悪くいう人はいなかったのです。
どこへいっても父といっしょなら安心って感じで
おでかけするのがたのしかったのを覚えてる。
でも、お金にはとことん、ゆるい人で
人にお金をつかうのが好きなひとだったので
時折、大きな借金がみつかって
母にこっぴどく怒られ、
あるときなんとこの父、蒸発してしまうのです。
蒸発っていうか家出。
お金がまわらなくなって。
母にしたら、いまさらっていう事態だったらしいですが
この時は家族一同、さすがにあわてました。
だって、前の日の夕方
漫才みてケタケタ笑ってたんです。
ではじめのダウンタウンをみて
「こいつらは売れる！この前みてんけどな」って。
これをすごく自慢げにいってたのを覚えてる。
しかも、そこが父らしいというか。
どうも死ぬ気だったらしいのだけど
死のうと思うも死にきれず。。。
っていうかそもそも、
弟曰く、全く致死量にもみたない、ネズミ避けの薬しかもっておらず。
飛び降りようとおもったけど無理で
なんと助けてくださったのが、
とある有名な宗教団体のおえらいさんだったそうで。。。
だからと、いってそのあと改心して仏教徒になるわけでもなく、
とにかくあかるい安村さんのごとく
※画像はおかりしました。
とにかくあかるいまま破天荒なまま、
その後あっという間に６４歳の生涯を閉じてしまいました。
お葬式の後、
悲しみもおおきかったのですが
父の兄弟のみなさんに
「このまま生きていても和代さんに迷惑をかけただけ、
これでよかったのよ。」
と、いっぱいいわれて。
なんだかなーですが、
ほんとにそうだなっとおもったのを覚えています。
このお葬式のときにわたしと弟はなにをびくびくしていたかというと
「隠し子とかでてきて、ややこしなるんちがうん？」
ってことでしたが、まじで。
生涯モテモテの父でしたが、
母への操はたてていたようで、
わたしたちの心配は現実になりませんでした。
印象に残っているのは
父がなくなって１年くらいの間
そのころ
わたしは、山奥のおうちへ帰るのにタクシーをよく使っているのですが
バスの最終時刻がはやいから、すぐなくなるのでね。
家の付近までくると
「池上さんのお譲さんですか？
お父さんにはむかしよくお世話になったのです
お香典かわりです、御代はいりません。」
っと、当時３０００円くらいのタクシー代をよくおごってもらいました。
これは、弟もだったようで。
まったく、どんなお世話をしていたのか。。。
いまだに謎でしょうがないです。
さすがに、もう今は世代交代で
だれもご存じないですが、ね。
そんな父ですが
唯一私だけに残してくれた遺言あって。
（わたしが勘違いでひとり先に病室へいったの、
まだ生きてるのに、なぜか死んだとおもってね。
焦っていったらだれもいなくて、
もう死んでるとおもって
泣きついたら、生きてたというね。）
そのときに、
「おなじ人生いきるなら笑って楽しくいきろ！！」
そのころ、しょうもない苦労ばかりの生き方をしていた私には
痛烈で。
そのあとの人生、明るく生きてやる！って思えた一言です。
この一言でわたしも「とにかくあかるい安村」になったわけです。
※画像はおかりしました。
そんな破天荒な父ですが、
母の葬儀のあと、弟に
「親父の血をまっすぐにひいてるのは、なおみさんやな。
肝のすわりかたがちがう。」
といわれ、
うんまあたしかにそうだな。
父にも小さいころから分身のようにいわれてたし、
いろいろ肝のすわった場面に、ここにはかけないようなことにも
直面しています（笑）。
だから、まあ、バーバラのこと
なめたらいかんぜよーなわけだけど、
はい、「鬼龍院花子の生涯」って、みなさんご存じ？？？（笑）。
って、長くなっちゃったけど
この父の血がわたしには確実に流れているので
ここを飛ばすとプロフィールがなりたたないの。。。
そんなバーバラのプロフィールストーリー①でした。
おつきあいくださりありがとうございます。
またよかったら、次回のプロフィールストーリーをおたのしみに。
～プロフィールストーリーはこちらから～
プロフィールストーリー①～父のこと。
プロフィールストーリー⑤『あなたの事はそれほど・・・・』な私の恋愛観その1
プロフィールストーリー⑥『あなたの事はそれほど・・・・』な私の恋愛観その２
