トマ五郎が帰ってきた。新幹線

ふあ~。


トマ五郎がいなければ、

私は目玉焼きでも平気だし、

パンとサラダとチーズだけでもいいのだ。チーズ


この前のゴルゴンゾーラのラビオリだって、

私はあのままでいいけれど、

彼は絶対、聞いていたと思う。

「肉は???肉はどこはてなマークはてなマーク


そう、彼にとっては

メインには肉が無いと料理でないらしい。



去年母親がパリに来たときに

なんと日本で焼いたアジの干物を持って来てくれたので、

しばらくそれを冷凍しておいた。

どうしても白いご飯と味噌汁を食べたい、でも、料理の時間が面倒、

(仕事をしていたので疲れた時は料理がシンドイのだ)

こんなときは、・・・うふふ

あれがあった。

と、アジの干物をおもむろに出し、冷蔵庫前でひとりにたにたする私。


さて、テーブルにつく。

「いただきまーす」

やはり、ご飯がすすむ、すすむ。

会話も無くすすむ。

うっはー。ニコニコ 至福の時に浸り、満足して箸を置く。

トマ五郎も箸を置く。


そして、

「お肉は?????」



( ̄□ ̄;)


あの~ それメインなんですけど。何か(文句ある)?


あの~ パリに住んでいる日本人にとってはそれ、

すごーくご馳走なんですけど・・・。



静かだったのは、魚のほかに肉があるのか、自問自答していたからなのだろうか?


もう絶対に君にはあげない。

これが日本の味なのだ。心なのだ。


アジの開き 1枚損した。

味のわからない君にあげた分だけ損した。しょぼん


普段何かと日本人に近いと自負しているトマ五郎だが、

まだまだである。




今日、トマ五郎が実家から帰ってくる。

私は一足早くパリに戻ってきていたのだ。


これで、私のバカンスが終わり。


食事も適当に作って食べれるし、

普段、トマ五郎がいたら試さないようなものも

買ってみることができる。


今回は、ゴルゴンゾーラのラビオリを購入。

時々、このブルーチーズ系の味が恋しくなることがあり、

そんなときは、ブルーチーズ(主にロックフォール)のソースを作って

サラダにかけたり、

ブルーチーズを入れてサラダにしたりするのであるが、

トマ五郎はブルーチーズが苦手なのである。


ある日、友人達とイタリアンで食事をした。

各自オーダー。

トマ五郎は、ゴルゴンゾーラソースのメインをオーダーしていた。

私はすかさず「ゴルゴンゾーラって、なんだか知っているの?」

トマ五郎 

「バンブ(私のこと)。しっているよ。僕はフランス人だよ。」

と馬鹿にするなよ、といわんばかりのフランス人独特のジェスチャーをした。

なるほど、ソースならいいのね、と私は解釈しその場を黙視。


全員オーダーし、ウエイトレスは去る。

やはり、気になる私は再度確認。


「ゴルゴンゾーラって、ブルーチーズだよ」


トマ五郎



「・・・・( ̄□ ̄;)・・・・・・



  ホント??」



やっぱり。ガーン



フランス人の信用、だいなしだね。




とうとう来ました。

大好きな季節!!!ドキドキドキドキドキドキ


恋愛の秋?

 

 読書の秋?

  

   食欲の秋?



いいえ。






コンクールの秋!!




ここでやっとブログ・タイトルと一致する内容になってきました。

ここパリで頑張っている私の周りの日本人の方を記すという

本来の目的を果たす日が来て私はとても嬉しいです。



さて、本題へ・・・。



日本では、

すでにジャパン・ケーキショーに参加する方たちの  

準備等始まっているようですが、

ここパリでは

9月中旬にアルパジョンコンクールが開催されます。カップ


パティシエの方の中では

とてもよく知られたコンクールでもありますが、

去年より、縁があり、参加されるパティシエの方々の作品の運搬を

お手伝いさせていただいています。車

パティシエの方の皆さんも、一応国際免許証はもっていても

フランスで運転したことがないため勝手がわからず、不安ということで、

フランス人の主人トマ五郎に運転をおおせつかるという大役の白羽の矢があたったのです。

私はその橋渡し・通訳等をさせてもらいました。


昨年末に1年を振り返り、「2人で一緒にしたことで何がよかったか」を

話した時、2人してこのアルパジョンがこの年の最高の思い出として一致。

私達にとっては、何しろ初めての経験で、

出発は朝4時だ晴れ、緊張はするわあせる、当日は道にまようわはてなマーク、人前で半夫婦喧嘩むかっはするわ、

で決して楽なものではなかったのですが、

運搬した作品の部門優勝かつ総合優勝、

賞をとれなくても自分の作品に対するMOFの意見に食いつく姿勢、

またそれに嫌な顔ひとつ見せず一生懸命答えようとするMOFの姿、

彼らが伝えようとする哲学・・・・・・・

私達2人は、これらにいたく感動したのでした。


今まで、実際、日本からフランス料理・パティシエ・ブランジュリ研修を希望する方に

研修先を紹介してきた仕事がら、

3つ★シェフ・有名パティシエの方々とお話する機会はありました。 ナイフとフォークワインケーキ01

これらの方々も過去に多大な努力はしたには違いないとは思うものの、

その影にある本当の努力は知る由もなく過ごしていました。


それが去年のアルパジョンを機に

名も無きパティシエたちが毎日の研修を終えた後に自分の作品を作り上げ、

参加しない友人のパティシエ達も、朝早い時間にも関わらず運搬のために集まり、

こういう世界もあったんだーと、

そして、私がいたい世界というのもこんな熱い世界なんだよな~、

なんて、自分のそのときの生活、自分自身のあり方、仕事へのあり方を

考えさせられもした瞬間でもあります。


それ以来、

私はこんな研修生達の大ファンなんです。

フランスで1番と言ってもいいくらい・・・。

もし、私と同じくらい大ファンと思っている人が他に2000人いても

私は2001番ではなくて、

1番といいきれるくらい・・・・。ドキドキ


ということで

パリの天気がちょっと寒かろうが、大雨が降ろうが

テンション アッーーープ!アップ


昨日はその打合せに行ってきました。鉛筆


その方はMさん。

ジャパンケーキショーも何度も出品されていて、

彼の先輩は、今年、1月のクップドモンドで優勝したカップ日本チームメンバーの一人。

常日頃、トップの技術、アート性、影の努力を見て、

トップ・パティシエになるための精神性をたたきこまれているMさんにとっては、

アルパジョンコンクールのレベルは知れたもの。


それでも参加する意義を彼は見出して渡仏。飛行機

もともと、このコンクールが目的でフランスに来ているという彼です。


いくら経験をしているといっても、

作る環境、審査員がフランス人、と

やはり初めて体験することも多く、

それなりに悩んでいる様子。

にも関わらず、それを楽しんでいるという感じすらあります


今後、少しずつ、

彼の準備経過や、去年の様子等を

このブログにてご報告させていただこうと思っています。。


乞うご期待。