KATOの20系寝台客車をボディマウントカプラー化する!? | キハでGo!

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こんばんは!連投しますw

 

先日、KATOの20系寝台特急「さくら」をご紹介した際、同時にJoshinで注文していたマヤ20とカニ22などのバックサインとカプラーセットが届いていたことをご紹介したと思います。

それを・・・

 

2018年にリサイクルショップでナハネフ22のラウンドフォルムをケースペーパー(2枚目の右下)の写真で惚れ込んでしまい、気が付くと10-366の基本セットを衝動買いしており、そこから6年間で1枚目の通り、20系はキハすきすき線区を代表する寝台客車となりましたw

2枚目の左は先日購入したリニューアル再販の特急「さくら」(佐世保)ですが、正直、右側の25年も前に発売された基本セットとパッと見は同じですw

しかし、機能面ではテール・バックサインライトのLED化、座席・寝台パーツの変更や床下パーツのボディマウントカプラー化など、特定編成が出るごとに進化を続けてきました。

なのでキハすきすき線区に所属する20系は1997年から2024年までのさまざま時代の20系寝台客車の模型で、仕様はまちまちになっており、麦電球や先頭車のアーノルドカプラーなども混在しています。

 

例えば、先頭や最後尾に編成される緩急車のナハネフ22ですが、左と上は基本セットで右と下は最新の特急「さくら」のものです。

2枚目の横から見た写真は変わりないのですが、1枚目の先頭を見ていただくと基本セットの方は台車にKATOのNカプラーが装着されており、「さくら」の方はボディマウントにナックルカプラーが装着されています。

写真では分かりにくいのですが、ボディマウントカプラーの方はジャンパ線などの床下機器が再現されており、やや実感的になっています。

 

1枚目を見ていただくと、上の基本セットは台車から伸びたカプラーポケットにNカプラーが入っていますが、下の「さくら」の方は床下パーツにボディマウントが装着されており、そこにナックルカプラーが入っています。

2枚目は上からのショットですが、左のNカプラーよりナックルカプラーの方が連結器らしい形状をしているのもポイントです。

そして走行時に最後尾となった際、カーブに入ると台車カプラーの方は台車が曲がるのに合わせてNカプラーも左右に振れますが、ボディマウントカプラーの方はカプラーは動きません。

なのでボディマウントカプラーの方は床下ジャンパ線やカプラー形状が実感的であることに加えて、走行時もリアルな見た目が楽しめるようになっています。

色々と利点っぽいことを言っていますが、Nサイズなので走行させていると最後尾の床下部分まではっきりと見えることもありませんし、カーブで多少、カプラーが左右に振れていても、さほど気になるものでもありません・・・

なので、台車カプラーの車両をボディマウントカプラー化しても、劇的に良くなるわけでもなさそうであり、今回も・・・

自己満足の世界ですw

 

今回の特急「さくら」の発売に合わせてAssyパーツで床下も分売され当初は電源車用にカニ22(パンタ無し)、中間緩急車用にナハネフ21、先頭緩急車用にナハネフ22の床下パーツを購入しようかと思いましたが、1枚目の通り、上2両はナハネフ22とナハネフ21で、下2両はカニ21とカニ22ですが、同じ中間緩急車、電源車でも形式によっては床下機器に違いがあるため、床下までは見えないだろうと割り切ることもできず、そしてそれぞれのAssyパーツの再販を待つのも忘れてしまいそうなので、ちょっとの加工とパーツ代が安いということで全て気合でボディマウントカプラーを装着するほうを選びましたw

なので電源車にはカニ21「ゆうづる」用のカプラーセットを購入!

 

中間緩急車にはナハネフ23用、先頭緩急車用にはナハネ20「ゆうづる」用をそれぞれ購入しました。

台車カプラーの車両は総勢10両ありましたので、パーツも2個入りを今後のスペアも含めて7袋購入しており、そこそこの出費でした。(それでも3850円でスペアを除けば2750円です)

しかし全て床下パーツで替えるとライトユニットも入ったパーツなので、1両あたり880円となり、倍以上の出費になってしまいます・・・といっても鐡道模型をあれこれと買い漁っているので、これほどの出費は痛くも痒くもないのですが、変なところで「ケチ」にできており、床下パーツで交換すると交換後の残ったパーツをもったいないと感じてしまい、車輪と導電パーツ以外に使う当てもないのですが、ばらすこともなくそのままどこかに保管していくと思うと・・・

 

ということで早速、一つボディマウントカプラー化してみました。

ナハネフ23ですが、分解して床下パーツにボディマウントのパーツに併せてピンバイスとナイフで穴を開け、そこにナックルカプラーを装着したボディマウントをゴム系ボンドで接着しました。乾いてから組み立てますが、その時に台車に付いているジャンパ線パーツ付のNカプラーを外しておく必要があります。

2枚目は左がボディマウントカプラー化したナハネフ23で左はナハフ21です。やっぱり写真でもわかりにくいのですが、最後尾になったときはジャンパ線が連結状態になっている台車カプラーより、右側の方が実感的と思います。

でもよく見ないと分からないので、やはり自己満足にとどまりますw

 

連結してみましたが、1枚目はボディマウントカプラー化したナハネフ23とジャンパ線Nカプラーのナロネ21、2枚目はジャンパ線Nカプラーのナロネ21とナハネ21ですが、車両間隔はボディマウントカプラーになると少し空いてしまいます。

これは使用している「ゆうづる」のナックルカプラーの柄が長い為であり、これを短いナックルカプラーに変更するといい車間になるのですが、カプラヘッドの高さが低くなり、走行中に開放してしまう可能性を考えると、ちょっと気になりますが「ゆうづる」のナックルカプラーにしておこうと思います。(車間よりも走行中に自動開放する方がカッコ悪いですしねw)

 

ということで試しにナハネフ23のみボディマウントカプラー化してみましたが、床下パーツの穴あけなどが意外と面倒であり、そこそこの手間が掛かりました。

そしてボディマウントカプラー化しないといけない車両をひとまとめにして、パーツも一緒に入れておくことで時間のある時にちまちまと改造していこうと思いますが・・・まだ9両もあると思うと・・・

ただネットでは床下パーツを加工せず、カプラーパーツの突起を削ってゴムボンドで装着している方もおられ、簡単な方法もあるようなので検討したいと思います。(ただ真っ直ぐに装着しようと思うと床下パーツに穴を開けたほうが確実なのですが・・・でも穴あけがずれたら一緒ですがw)

今回の加工対象には初期の「あさかぜ」セットに入っていたマニ20(カニ21より短い電源車)も入っています。なかなかマニアックな車両であり、これを20系の編成に連結するとちょっと見栄えが変わるので、パンタ付きのカニ22同様にお気に入りの電源車ですw

 

さぁ、全てボディマウントカプラー化できるのはいつになることでしょうかw

でわでわ