こんにちは!
ゴールデンウィークの後半もあっという間に終わってしまいましたw
最終日の今日は朝から曇りがちでこれからかなりの雨となるようです・・・明日には上がっていて欲しいですね・・連休明けの初日が雨だとテンションもだだ下がりになりそうで・・・
なので本日は自宅でのんびりと過ごしながら、明日からの日々に備えて英気を養っておきましたw
(さすがに5月病という歳でもありませんしねw)
こちらはヤフオクで少し前に落札し、動作確認だけして放置していたお届け品です。(最近、放置が多いですw)
中身は今年1月に発売されたTOMIXのキハ261(7次車、新塗装)です。
新塗装の登場時は思い切った配色にしたと思い、今までの旧塗装がカッコイイと思っていただけに「どうだろう・・・」と感じていましたが、見れば見るほどキハ47の旧高岡色と同じように次第に良く思えてしまいました。(不思議なもんですw)
そしてカッコイイと思って欲しくなった時には新塗装の6次車は市場から在庫が消え、プレ値化していました。
7次車の発売発表後(詳しくはコチラ)、買おうと思っていましたが、予約もせず、発売されてからも気になってはいたのですが、買わずしまいでした。しかしヤフオクで安くで買えると思っていませんでしたw
今年の1月に発売されて4月にヤフオクへ流す・・あまりにも手放すのが早いような・・・よほど気に入らなかったのでしょうか・・・まぁおかげで安く入手できたので感謝ですがw
ヤフオクの中古品なのでパーツは取り付け済みでインレタも貼り付けがされていたので、今回の付属品はインレタの余りと交換用のヘッドマーク(北斗ととかち)のみでした。もともと、パーツもスノウプロウのみで少な目でした。(HGのキハ40系と違って屋根上機器なども装着済で助かります)
車両を見ていきましょう。まずは先頭車ですが、左と上がキロ261(グリーン車)とキハ261です。
新塗装なので前面の鋼鉄部分は白をベースに警戒色の黄色に塗られた貫通扉、スカートから側面に伸びるシルバーと紫のストライプでちょっと派手な感じの色合いです。(分かりにくですが、シルバーのストライプも細いですが側面に続いています。)
元々、青をベースに緑と赤のワンポイント塗装がドア近くにあったのみであり、側面はストライプが入っていませんでした。6次車が登場する前年(2015年)に新塗装への変更が発表され、今の新塗装になり、今までの1~5次車も順次、塗装変更されました。
JR北海道によると先頭部と出入り口付近の白は北国に積もる雪で清らかさ、誠実さをイメージし、前面から側面の紫とシルバーはラベンダー・ライラックの花をイメージし、前面貫通扉の黄色は警戒色として菜の花畑などをイメージしているようです。
模型では今回もTOMIXのステンレス塗装はかなり良く、今までの銀色に近いステンレスではなく、かなり滑らかな塗装となっており、ステンレス感がばっちり感じられました。
上がキロ261,下がキハ261ですが、上から見るとほぼ同じですが、ややエアコンの位置が違っており、作り分けがされています。2枚目はおなじみのパカリストですが、キロは1+2のシート配列で座席ピッチも若干ですが広くなっています。そして妻面側には 多目的室・車販準備室・業務用室・荷物置き場などがあり、モールドで再現されています。
お次は先頭車とユニットを組む中間車で上がキハ260の1100番台、下が1200番台です。1100番台はキロ261、1200番台はキハ261とユニットを組んでいます。
キハ261系は各車両にエンジンが2個ずつ搭載されていますが、排煙管が先頭車と先頭車とユニットを組むキハ260は妻面側と屋根上にそれぞれ排煙管があり、妻面側の排煙管はユニットの向かい合う妻面に設置されています。なので写真では1100番台は左、1200番台は右側の妻面に排煙管があり、先頭車の妻面排煙管に対して対角になっています。
そして1100番台は車掌室があり、車掌室側の屋根上には無線アンテナが装着されています。
パカリストしましたが、ゴチャゴチャ感のありそうな1100番台はM車となっているので、座席の上の方しか再現されていませんでした。(トイレなども枠もなし・・・orz)
1100番台は車いす設備があり、先頭車側の客室ドア横には車いすマークが貼られており、車内には車いす用の座席とスペースを2席分と車イス用のトイレを設けており、また反対側の方は簡易運転台準備工事を施された車掌室と業務用室があり、ドアも運転台のような乗務員ドアが施されています。(0番台は簡易運転台があり、妻面に窓もありますが、1000番台は準備工事のみで、簡易運転台はまだ実用化されていないようです。)
1200番台の方にも客室ドア寄りの妻面に簡易運転台準備工事の施された電話室があり、2枚目の様に窓も取り付けられていますが1100番台の様に乗務員ドアは付いていません。
最後は中間車の増結用である1300番台です。こちらは1100番台、1200番台のユニットの間に追加することで最短編成の4両から最大の10両まで編成を組むことが可能になっています。
今回の7次車セットには1300番台が2両入っており、形は全く同じなので、撮影時は下の方のみ逆向きにしています。
こちらは排煙管は両方とも屋根上に設置されており、妻面はスッキリとしています。
トイレ側の排煙管も車内を通ることになったため、1200番台と違って、トイレと洗面室の位置が少しだけ客室寄りになっているようです。
またこちらは電話室や車掌室もなく、大型荷物置き場のみであり、他の中間車の様に簡易運転台準備工事は施されていません。
模型にはありませんが同じ中間車として7次車から1400番台は追加されていますが、こちらは大型荷物置き場がなく、車掌室が代わりに設置されており、車掌用の小窓も追加されています。現段階では製品化されておらず、北斗の長編成(8~9両編成)を再現するには単品で発売して欲しいところです。ヤフオクではこのセットを1100と1200の4両と1300の2両を分けてバラシ販売されている方もあり、この1300を2両追加することで8両編成の特急「北斗」が楽しめるようですが・・・やはり長編成には中間あたりに車掌室が必要となるので1400番台の製品化は望まれるのではないでしょうか?
一通り、車両を確認したので、いつものお座敷レイアウトへ入線させました。
キハも6両となると昔では短い方でしたが、近年では長く感じられるようになってしまいました。
特急「おおぞら」も基本編成はキハ261系の最短4両であり、6両は増結編成となります。
今回の落札品は室内灯もついていたので、少し暗めの場所では見た目と雰囲気もアップします。(ただ、それ以外の余計なことも・・・詳しくはのちほどに・・・)
キハすきすき線区には他にもキハ261が所属しているので、引っ張り出してきました。
左からTOMIXの5000番台のはまなす(詳しくはコチラ)、5000番台のラベンダー(詳しくはコチラ)、マイクロエースの1次車の旧塗装(詳しくはコチラ)と今回のTOMIXの7次車となります。
現実的には旧塗装の1次車と7次車が一緒に走行することはないのですが、これが模型で出来る楽しみ方ということでw
形は同じですが、色が違うことで同時走行でも鮮やかさがあり、特にはまなすとラベンダーが目立っています。
1次車と7次車ですが、形状はほぼ同じで、現在は1次車も2016年に5次車改造され、塗装も新塗装となっていますので、パッと見た感じは同じです。しかし側面を見ますと1~6次車までは窓上部分に継ぎ目がありましたが、7次車からは工法が変わったことから継ぎ目が無くなっています。(2枚目は分かりやすいように1次車と7次車を連結しています)
なので今回の7次車は5000番台のはまなすとラベンダーの金型を使用したバリエーション展開となっています。
この角度からは分かりませんが、7次車の方はスカート部分に電子ホイッスルのスリットが入っています。なので模型でもいろいろなところが作り分けされています。
最後は同じキハ261を使って、珍編成を楽しみました。
昨年12月のとかち編成に増結車両として5000番台のはまなすやラベンダーの5300番台が中間車として使用されており、中間車を省いた5000番台はそれぞれ臨時特急の北斗として使用されていたようです。
白の7次車にピンクや紫の中間車が入るとちょっと凸凹してアクセントが生まれます。
そしてもう一つはラベンダーの5100番ユニットとはまなすの5300番、5200番ユニットを連結した編成もあり、こちらは臨時特急ふらのとして使用された編成でした。こちらもなかなか色合いが良く楽しめました。
そして2枚目は・・・おふざけですw 1次車のキロ261、はまなすの1100番台、ラベンダーの1200番台、7次車のキハ261の最短編成ですw(これはなかなかの凸凹で面白いのですが、実在しませんw)
今回は格安で入手できた新塗装のキハ261を楽しみましたが、TOMIXのキハ261はM車がキハ261の1100番台に設定されており、ちゃんと1300番台の中間車を抜いた4両編成が楽しめるようになっています。マイクロエースの方は1300番台がM車となっているので、必ず5両でないと走行できません。(ただ1100番台も1200番台も同じ床下っぽいので、M車のユニットを交換すれば、よさそうでもありますがw)
キハ261は観光仕様の5000番台とも混結編成が楽しめるので、今回の新塗装の7次車の入線でさらに凸凹編成の楽しみが広がったように思います。
後は北斗用に1400番台が単品で出ればよいのですが、TOMIXのことなので、北斗編成の基本セットに1400番台を入れて、増結追加用に1300番台を単品で出しそうな気もします・・・(商売がうまいと言えばうまいのですが、顧客からするとあざとい商法であり、Assyパーツ展開のあるKATOの方が好かれるのも、もっともかと・・・)
でわでわ
今回のヤフオク品は1万円からの開始で即決が15000円に設定されており、定価23650円からすると即決でも十分に安いのですが、出品から6日目でも10500円で即決落札はされず、私は5日目に発見し、即決で買うかどうか迷いましたが、終わる6分前に14500円で入札し、値段の上がり具合を見て即決で落そうとしましたが・・・
結果的には11000円で落札できました。
説明にもある通り、模型店でパーツ取り付け、インレタ貼りに加えて、色んな加工をされているとのことであり、いわゆる改造品扱いということもあり、値段が上がらなかったようです。
個人の改造なら然りなのですが、一応、模型店での加工であり、説明文では購入時の価格が本体、部品、加工費用の合計で44990円とのことで本体の定価のほぼ倍ちかいお値段でしたw
にも拘わらず半額以下の即決設定でも売れないのは・・・・なぜ?w
加工はともかく、室内灯(1両(電球)5両(白色))、TNカプラーの部品代を入れてもかなりお得なねだんなのですがw
しかも送料は無料だったので11000円を払いましたが、到着まで色んな事が頭をよぎりました。例えば・・・
☆7次車のケースだけど、6次車の旧製品の入れ替え品?
☆破損品?
☆新たな詐欺?
等々w
無事に届き、中身を確認するとちゃんと説明通りで、室内灯はグリーンと普通車で色分けされ、連結もTNカプラーに交換されていました。ただ・・・加工が素人レベルでしたw
一応は「みやこ模型」というお店が加工しているので、それなりとは思っていたですが・・・これで44000円はぼったくりに近いお値段です。仮に本体、パーツを定価(32758円)で買っても加工費が12232円って・・・かなりのぼろ儲けです。
加工内容をみてみますと・・・まずは1枚目の室内灯の装着、2枚目はスノウプロウの取り付けです。これらは誰でも簡単にできますw(TNカプラーの交換も台車のカプラーポケットのカットが必要ですが、簡単です)
お次はインレタの貼り付けですが、1枚目は運転窓の編成番号、2枚目は車体への貼り付けですが、これも座布団付きのTOMIXインレタは簡単にできます。(窓部分は多少、コツが要りますが・・・)
でも模型店で貼り付けしているわりには、編成番号は斜めになっています。(STの方が下に下がっていますw)さらに車体のインレタもキハ261のキとハの間に埃を巻き込んでおり、インレタ貼りも正直、素人レベルの貼り方ですw
もう一つの加工ポイントは1枚目のヘッドライトですが、こちらはヘッドライトの光り分け加工がされており、マイクロエースなどでは当たり前ですが、TOMIXは自分でライトユニットを分解し、メインのプリズムをオレンジのマッキーで塗ることで1枚目の様に2色点灯するようになります。こちらはライトユニットの分解が必要ですが、さほど難しい作業でもなく、5分もあれば完了できます。
そして最強のぼったくりポイントがこちらの「墨入れ」です。
スカートの電子ホーンスリット、ドア、エアコン機器などに墨入れされていますが、かなり雑な墨入れであり、これは加工ではなく、単に汚したのではと思えました。
2枚目の先頭車は赤丸部分に墨入れの塗料が点々と付いており、どこの墨入れをするときに、こんなところまで塗料が跳ねたのでしょうかと思うくらい、数が多いw
さらにドア部分の墨入れも余計な部分のふき取りが甘く、溝以外の部分の墨が薄っすらと残っており、写真では分かりにくいですが、ドア部分の白が薄く黒で汚れた感じになっています。
白い車体への墨入れははみ出た部分の除去が難しく、プロでもあまり手を出さないのですが、この加工を見ていると本当に素人がやったレベルであり、単に白い部分を汚しただけですw(墨の入り具合も不均等ですしw)
このようにせっかくの車両も単に汚されただけとなっており、それに1万円以上の加工費を払った前オーナーさん・・・お気の毒です。さらにそれを送料込みで11000円でしか落札されず、送料や手数料を引いても8000円ほどしか手元に残らなかったのではないでしょうか・・・・
私も手元に届くまでは加工がここまでひどいことに気が付かなかったので、もしかすると部品代を入れても格安の即決で売れなかったのは、この模型店の加工内容が世間に知れ渡っているからなのかもしれませんね・・・そうでなければすぐに売れる値段だと私は思うのですがw
たまに中古では加工品に出会うことはあり、過去にはかなり良い加工品(詳しくはコチラやコチラ)にも出会っていますが、素人レベルもありました。しかし今回は加工を売りにしている模型店の商品でしたが・・・
私も今回の加工状態をみる限り、たとえ加工費がタダでも「みやこ模型」から買うことはありえませんねw(あくまでも個人的な見解ですが・・・w)
でわでわ
7次車は十分に在庫が市場には残っているので、気になる方はお早めにw
それ以外は・・・いいお値段になっていますねw