すごいぞ! KATO スマートコントローラー!! | キハでGo!

キハでGo!

Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんばんは!

本日は一日、ゆっくりと自宅警備員として過ごしました。

何も予定がないというのも、たまにはいいですねw

 

先週末に駿河屋で発見し、注文していたものが届いていましたが、例のごとく週末まで放置していました。

相変わらず大きな箱で届く駿河屋で、中身は2枚目の通りですw

 

以前から気になっていたKATOのスマートコントローラー。2018年に発売されたKATO初のワイヤレスコントローラーです。

TOMIXからは2010年にワイヤレス・パワーユニットとして発売されていました。TOMIXの方はマスコンなども付いたパワーパックが無線化した商品ですが、KATOの方はBluetoothでスマホやタブレットと接続し、アプリを利用して運転します。さすがに10年近く差があると技術革新もあり、同じ無線でも違いがでますw

箱はそこそこの大きさですが、中身は2枚目の通り、説明書とスマートコントローラーの本体、COMM線のみですw(もう少し、小さい箱でもよかったのではw)

 

本体はKATOのポイントマシンを一回りほど大きくしたサイズです。コントロール部分はスマホ等のアプリで行うので、マスコンや方向切り替えなどが不要で、ここまで小さくなっています。

表面は電源とBluetoothのペアリングボタンのみです。

端子は上から線路へのフィーダー線コネクタ、ACアダプタ、COMM.ポートの3つだけです。そして側面にアクセサリー電源用のスナップ接続がありますので、ポイントマシンも他のパワーパック同様に使用できます。

 

さっそく試してみました!

まずは本体にお座敷レイアウトのフィーダー線とKATOのNゲージ用ACアダプターを接続します。

そしてKATOのスマートコントローラーアプリをインストールしたタブレットを用意します。

今回は仕事でも使用しているApple社のiPad mini2を使用しました。こちらはかなり古いデバイスですが、iosの場合はVer.5以上であれば今のところは対応しているとのことで画面の大きなiPadでご紹介させていただきます。

他にもアイポン8PlusやXSがあるので当面は対応に困ることはありませんが・・・w

 

本体の電源をいれてから、タブレットでアプリがBluetoothを利用する許可を設定してから起動しますと1枚目のように接続可能なスマートコントローラーが表示されます。画面には複数利用の文字もあり、スマートコントローラーを複数台、一つの端末でコントロールできるようです。

接続するデバイスを選択すると、画面が2枚目のように切り替わり、「パワーパックモードで起動」と表示されました。

 

テスト走行には単行の気動車を使えば楽なのですが、今回のスマートコントローラーを購入した理由が、この300系新幹線(別名:鉄仮面)の為なので、TOMIXの300系新幹線(後期型・登場時)(詳しくはコチラ)を取り出しました。

基本編成か短めの4両でもよいかと思いましたが、自宅警備員で時間はたっぷりあるのでフル編成を入線させましたw

 

購入前に鉄道模型愛好会のBさんからはスマホとのタイムラグがあるような話を聞いていました。

確かに多少のラグはありますが、動画の通り、ほとんど気にならない程度と思われます。

タイムラグはおそらくBluetoothが原因なので、使う端末によって差があるかもしれませんが、9年前のPad mini2でも、動画のような感じなので、よほどのイラチな方でない限りは問題ないかと思いますw

 

そして今回のスマートコントローラーを買った最大の目的であるサウンドボックスとの連動を行いました。

スマートコントローラーの電源を落とし、サウンドボックスを接続しますが、スマートコントローラーとサウンドボックスは従来のパワーパックで使用したジャンプコード(詳しくはコチラ)は不要で、スマートコントローラーに付属していたCOMM線で接続します。そしてサウンドボックスからフィーダー線へ接続することでセット完了!

線1本分だけすっきりしてますw

サウンドボックスを接続した状態で端末からスマートコントローラーを接続すると、2枚目の通り、サウンドボックスと接続されたと表示されます。画面にはサウンドボックスのサウンドボタン(6個+α)、スタート電圧、音ボリューム、同調の調整ボタンが表示されます。なのでサウンドボックスの操作は全て端末で行うことができます。

まぁ、あれこれ言うより、まずは動作を見てましょうw

 

サウンドカードは以前に購入した300系新幹線サウンドカード(詳しくはコチラ)です。

ご覧の通り、サウンドボックスのみでは1ボタンに設定されている警笛と登場時の車内メロディーとチャイムは1+2ボタンの同時押し出ないと切り替えができず、走行時はどれか一つを選んでの仕様となります。

しかしスマートコントローラーを使うと、画面の上に1ボタンにセットされている3種(300系の場合は警笛、車内メロディ、車内チャイム)が表示され、それらをタップすることで鳴らすことができます。

なのでサウンドボックスのみでは 「AMBITIOUS JAPAN!」仕様の300系であれば問題なく楽しめたのですが、登場時はちょっと制限があった状態でした。これがスマートコントローラーを使うことで解決しました。

 

他のカードも1ボタンには2~3種の音がセットされていますが、今後はスマートコントローラーを接続することで電気機関車でも色んな警笛の出し方が可能になります。

そして何よりもコントローラーが端末アプリなので、スマートコントローラー本体から離れていても操作が可能となります!

・・・といってもお座敷レイアウトの部屋は狭いので、そんなに利便性は・・と思いましたが、よく走行を眺める際にコントローラーと逆の方に寝そべっていることがあり、足先でコントローラーのマスコンを操作していたこともあるので、このスマートコントローラーであれば、本体から離れていても端末をそばにおいておけば操作が可能になりました。

さらに2枚のように設定モードではスマートコントローラー本体に名前を付けることもできるので、複数人が複数台のスマートコントローラーを持ち寄っても混乱することなく、またさらにPINコードも設定できることから、部外者による乗っ取りも防ぐことができますw

 

今回は300系の登場時のチャイムやメロディを使いたいこともあり、スマートコントローラーを購入しましたが、このコントローラーは小さいので、鉄道模型愛好会の走行会に持っていくにも便利ではないかと思いました。いつもはTORMのパワーパック(詳しくはコチラ)を持っていきますが、コントローラーがちょっとデカいこともあり、荷物になっていました。しかしスマートコントローラーであればACアダプターはちょっとデカいですが、厚さはないので、持ち運びもしやすく、さらに愛好会では少し広めの部屋ので、離れていても操作ができるのであれば、便利そうです。早速、今月の愛好会に持ち込んでみたいと思いますw

 

今回はやや衝動買いに近い感じで購入しましたが、元々の定価は14850円とお高いのですが、ネットでは1万円ほどになっているので、KATOの回し者ではありませんが、サウンドボックスをお持ちの方は「買い」かと思いますw

それと一つだけ気を付けないといけないのが、商品名は「スマートコントローラー」ではなく「スマートコントローラー (ACアダプター別売) 」とある様にACアダプターは別売りなので、専用のACアダプターも買うとやはり少し高い目にはなりますが・・・

それでもお勧めの逸品と思います!

でわでわ

 

 

色んなサウンドカードがあり、最近は寝台特急やレールジョイント音(詳しくはコチラ)などの環境音のカードもあり、今後はEF66,DD200、BigBoyなども発売予定になっており、サウンドボックスも盛り上がっています。少し高い目ですが、走行が楽しくなるアイテムですよw