祝!KATO 郵便・荷物列車「東海道・山陽」(後期編成) 入線!(マニ44やEF62も) | キハでGo!

キハでGo!

Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんにちは、今日も外出してしまいました・・・

外出先は献血で今朝一番に「今日から献血できるよw来てねw」とラブメールをもらい、ついつい行ってきました。

本当は注射が嫌で仕方ないのですが、輸血や成分輸血を受けた方の手記や動画を見ていると、行かないといけないなぁと思い、何とか続けています。

 

さて、そんな献血へ行っている間に自宅には先週の金曜日から待ち焦がれていた「例のブツ」が届いておりました。

帰宅後はすぐにランチ(二番目に好きな食事w)が用意されていたので、ありがたくいただき、食後のコーヒーをもってお座敷レイアウトへ向かいます。

Yahoo!ショッピングで購入してますが、Joshinなので、いつものJoshin箱で届きます。カッターで慎重に開封すると、丁寧に梱包材を使って発送されており、紙スリーブもキチンとビニールシートで保護してくれていました。

安心して購入できますねw

 

今回の購入品は全てKATOです。「郵便・荷物列車「東海道・山陽(後期編成」」セット、単品のマニ44とワキ8000を2両ずつ。そして牽引機関車のEF62をまとめて購入しています。

もともとセットと単品のワキ80002両を検討していましたが、KATOの紹介ページを見ているといつもの「芋づる式」に編成例に沿った関連商品をポチリしていましたw

Aさんの「KATOのHPを見ていると『関連商品』の欄から次々に紹介されて、気が付くと沢山買ってますw」の言葉通りに今回もセットのみではすみませんでしたw

 

早速、開封してみますと今回は以前の郵便・荷物列車と違って、『青い』ですw

前は茶色も適度に混じっていたのですが・・・(厳密にいうとワキ8000はシルバーなので青一色ではないのですがw)

そして思ったよりもマニ44が長いw てっきりワキ8000やスユ44くらいの長さと思っていたので、驚きです。なんせ実車を見たことがないもんでw

 

さっと、ご紹介w

EF62ですが、もともと信越本線の「碓氷峠」で有名な軽井沢-横川間でEF63と共に活躍していた山のシェルパですが、昭和59年に碓氷峠を超える貨物列車が廃止になったことでEF63とEF62は余剰となり、EF62は当時、古くなりつつあったEF58の入れ替え用として山を下り、西へ足を伸ばして下関所属になりました。

このモデルはまさに下関に転属してからのEF62であり、碓氷峠用の無線アンテナは撤去され、移設されたEGジャンパなども再現しています。

この機関車は碓氷峠を走破するために徹底的な軽量化や他にはない3軸台車を装備することで必要な粘着力、ブレーキ力を手に入れ、空転防止の特徴を有していました。

形状はEF63,64,65によく似ていますが、3軸台車や側面などは別物になっています。

 

お次は今回、GM以外のメーカーが初めて生産したマニ44です。GM製が長く市場を独占していましたが、ライトユニットがない、腰高等々でありながら値段も高く、なかなか手を出せませんでした。

今回はKATOが作成し、写真の通り、細かい表記もしっかりとプリントされており、特に側面ドアのパレット位置標記の細かさには脱帽ですw

セットのマニ44は宮原と門司所属で単品は墨田川となっていました。

造詣の良し悪しは実物を見たこともないですし、GM製も比べたことはないのでわかりませんが、鉄摸愛好会のAさんとBさんは絶賛しており、ネットでも売り切れ状態になっているので、かなりよくできているのでしょうw

 

お次はワキ8000です。こちらはパレット積みに対応した貨車であり、荷貨物兼用の有蓋車となっています。

二枚目の下にはよく似たスユ44を置いていますが、ほとんど見分けがつきません。見分けは側面の「スユ44」と「郵〒便」の標記でしか見分けられませんw

ただ名前の通り、郵便車であり、郵政省の私有貨車です。

 

次は郵政省の私有車であるオユ14とスユ15です。

どちらも郵便局専用の車両で、上がオユ14ではがき、封書などを列車内で仕分けしながら、各目的地に届けており、運用中は郵便局員が乗り込み、必死で仕分けをしていたそうです。そして夏場などは汗で郵便物が汚れないように冷房が装備されていました。

スユ15は荷物を中心に搭載しており、なんとなく今までのマニ36,37,60辺りとよく似ています。

 

最後はマニ50です。荷物用車両であり、50系客車の基本設計を踏襲しつつ、老朽化したマニ60などの入れ替え用として製造されました。トイレや貴重品室も備えており、マニ60同様に荷物列車で活躍していました。その後、列車荷物の取扱量低下に伴い、多くが廃車されましたが、中にはバイクツーリング者を対象にした「MOTOトレイン」に改造されたり、救援車両の作業員運搬用に転用された車両もあったようです。

模型はよくできており、荷物ドアの窓部分に手すり状のような細いパーツが入っており、細かい表現もなされています。

 

説明書には昭和55年ごろからの東海道・山陽を走行した郵便・荷物列車の例がいくつかあり、さっそく昭和59年にEF62を使用し汐留-下関間を走行していた急行荷物列車「37レ」を編成してみました。

 

冒頭でも感想を入れましたが、「青い」w

これはまさに・・・荷物列車のブルートレインや~」(彦摩呂風にw)

 

郵便車両と荷物車両が織りなす郵便・荷物編成・・・・なかなか見ごたえがあります。途中に入るワキ8000や前後のマニ44・・・どれをとっても面白さがあり、眺めていて飽きません。

今回は編成が青いので凸凹感が少ないのではと思いましたが、車両の形状がどれも特徴的であり、飽きることなく楽しめました。

 

しかしこの編成ではマニ44が一つ余ります。(まぁ荷物編成は自由なので入れてしまえばいいのですがw)

今回は例の「芋づる式」に従って、昭和55年ごろにEF58が大阪ー岡山間を走行していた急行荷物列車「37レ」を編成してみました。

 

昨年末に購入したEF58の小窓Hゴム仕様です。EF58に牽引させると本当にブルトレっぽくなってしまいますw

EF58は一部はブルトレを牽引していましたが、大半は貨物牽引だったので、本来はこの姿の方が正しいんですけどねw

なんとなくEF58=ブルトレが私にはイメージとしてこびりついていますw

 

EF58で牽引させていると、こちらも気になり、取り出してきました。同じ郵便・荷物「東海道・山陽」ですが、こちらは昭和50年あたりから登場した初期の編成となります。

 

こちらはEF58-60(お召予備機)に牽引させます。お召予備機に荷物列車は恐れ多いのですが、お召列車は昭和天皇が良く行幸に使われていましたが、それでも圧倒的にお召列車の回数は少ないので予定が空いているときはこのように東海道で荷物列車を牽いており、特に予備機の方は大活躍していたようです。

この編成の特徴はマニ60や36の茶色荷物車や貨物質と車掌室が合体したスニ41で、こちらは色的に凸凹編成が楽しめます。

 

前期、後期の順番に走行させました。同じ郵便・荷物列車でも数年違うだけでここまで変わります。

しかしどちらも特徴があり、並走させていても飽きることはありません。

 

前期、後期の車両を簡単に比較します。

まずは貨車ですが、上からマニ44、スニ41、ワキ8000、スニ40、スユ44となっています。上二つのマニ44とスニ41はともかく、もう残り3つはこのサイズの写真になると見分けが全くつきませんw 単に国鉄か私有なのか、パレット積みかそうでないかの違いであり、パッと見は見分けることはできませんw

2枚目は左がスニ41で右がマニ44です。ともに妻面に窓が付いていますが、スニ41は扉が付いていません。マニ44は窓の下にドアが付いており、一応、前後の車両と行き来できるようになっていますが、本当に小さい扉であり、通り抜けるには屈まないと通れないほどですw

形状や大きさは違うのですが、個人的には最初からマニ44を作っておけばと思ってしまいます。しかしアイデアを出し、形にして実際に運用してから気が付く改良点もあり、なかなか最初からずっと使えるものを出すのは難しいのでしょうね・・・(私も物を作る仕事ではありませんが、諸制度や事業を検討、立案するものの、あとから「この方がよくね?」となることも多々ありますw)

 

そして最後は郵便車の比較です。上からオユ12、スユ15、オユ14ですがオユ14は中に仕切り箱があり、前述の通り、はがきや封書などを仕分けながらの車両ですが、オユ12とスユ15は荷物車両だったので、パッと見はほとんど同じで、どこが違うのかもわかりにくいです。

なのでKATOは車体、床下は元からあったオユ12をそのまま使用して、スユ15はタイプとしています。(車体の違いはドアの手すりが埋め込み式か外に出ているかだけらしいですw)

しかし台車は両車では違うので、そこは模型でも再現されており、写真では判りにくいのですが、台車は違っています。(オユ12はバネでスユ15は空気バネとなっています。これにより対応速度があがっているようです。)

まぁパッと見はあまりわからないので、今回のスユ15タイプは良いのではと思いますが、一部の方は予約前に周知してほしかったとの意見がみられていました。(気になる人は気になるんですね・・・)

 

今回は待望の郵便・荷物列車を楽しみましたが、本当に面白い!

今までキハ以外には興味はなかったのですが、たまたま格安で購入した10系だいせんのワサフやマニから郵便、荷物車両が気になりだし、鉄摸愛好会のご両名からの色々な話を聞いていると、興味関心が強くなり、今回も前期を持っているから後期はいらないと思っていましたが、周りの声に押してもらい購入しました。

購入したことは本当に良かったと思いましたw(買わずにご両名の編成を見たら本当に欲しくなったと思い、欲しい時にはもう売り切れている可能性もあったと思うと…w)

なので、全く興味の無い方は別ですが、少しでも「どうしよう・・・」「いいかも」と思っている方は単品はすでに在庫が尽きていますが、セットはまだ残っているようなので、ぜひ買ってみてください!(決してKATOの回し者ではございませんw)

でわでわ

 

この灰色の部品?なんなんでしょう・・・最近、電気機関車を買うとほとんど2枚目のようについています。

ごくまれに外すのを忘れてそのまま線路に乗せてしまい、左右にふらつきながら全く加速しない状態で、外し忘れに気が付くことがありますw

個人的にはいらなさそうなのですが、付いている以上は何らかの意味があるのでしょう・・・

今日も私は疑問に思いつつ、EF62にパーツを履かせて、ケースに収納していますw

でわでわ