マイクロエース車両のクリーニングと調整!? 117系編 | キハでGo!

キハでGo!

Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんばんは、連休の二日目をいかがお過ごしでしょうか?

私はどこかに行こうかと考えていましたが、余計な散財をしそうな予感もしたので、家でおとなしくしていようと思い、家にこもっていると昼寝をしてしまい、相撲中継まではグダグダと過ごしてしまいましたorz

これがいつもの日曜日だと、「ものすごく損した気分」になるのですが、明日も休みと思うと、「たまには贅沢な(無駄な)時間の使い方もイイネ!」になりましたw

 

さて、今日は先週購入した格安117系(マイクロエース)のクリーニングとライトユニット、室内灯がキレイに点灯するように調整も実施しました。

まずは寝室兼お座敷レイアウト兼相撲鑑賞部屋となっている和室にミニテーブルとクリーニングセットを用意し、TVも大相撲中継が始まった瞬間に電源をオン!

そして作業机にはウィスキーの入ったグラスも用意し、準備は完璧です!(アルコールを入れると手元がサクサクと動くので効率的です(笑))

二枚目は鉄道模型の改造、調整、修理用のパーツやら道具を詰め込んでいる元ワープロ用カバンですが、かなりゴチャゴチャしています。(想定外の故障やパーツ破損時にゴソゴソしますw)

 

先頭車両から行こうかと思いましたが、まずは動力車から始めます。分解はボディを外し、動力車のシートパーツを外して・・・・とあっという間に2枚目のようになりましたw

作業内容としてはユニクリーナーで余計な中華グリスを落としてからユニクリーンオイルを垂らし、ピカールで電動板を磨いてから接点復活王を塗布します。また車輪は汚れを落とすのみで接点復活王は脂分なので車輪にはつけません。

 

特にシートパーツ裏につけられている銅製の導電板は写真のように油脂で汚れており、変色もしています。これが経年劣化でさらに伝導率が低下し、電力を上げても反応が悪くなる原因となります。組み立て作業時に素手で触っているので、このようになると思われます。

これをピカールでゴシゴシすると二枚目のようにピカピカになりますw(磨き作業は大変ですが、かなり気持ちいいですねw)

ピカピカになった銅板は素手では触らずに綿棒で薄く「接点復活王」を塗布して組み戻します。

そして車輪なども同じくユニクリーナーで汚れを落とします。今回は頑固な汚れはなかったので、サンポールやピカールは不要でした。

 

続いて先頭車のクハをきれいにします。

同じように分解し、クリーニングを実施します。T車は二枚目のようにメッキされた鉄板が導電板となっています。1枚目の分解直後を見ると光を反射しており、汚れているようには見えませんが、二枚目のクロスを見ていただくと、ピカールで磨いたボロキレに酸化汚れが落ちた後の黒ずみが残っているのがお分かりいただけるかと思います。

これも同じように導電板、車輪等をきれいにして、接点復活王を導電板に塗布します。

 

お次は中間車両のT車です。作業内容は全くクハ117と同じですが、二枚目は先ほどから撮り忘れていた車輪の分解を入れておきました。

室内灯のバネにも薄く接点復活王を塗布しておくとちらつきが軽減されます。

 

そして最後はトイレありのクハ116ですが、作業内容はまったくT車と同じなので、文面は「カッツ・アイ」ですw

ただ最後に忘れていたライトユニットの確認を行いました。ばらすと二枚目のように裏表に1つずつ電球が付いており、上でヘッドライト、下でテールを光らせ、ヘッドマークはプリズムが表裏に掛かっているのでどちらが点灯してもヘッドマークは常に点灯するようになっていました。

大きさ的には3mmの砲弾型LEDと抵抗もチップでなく普通のカーボン抵抗でケース内に収められそうです。近々、LEDと抵抗の在庫を確認してLED化しておこうかと思います。

 

時間としては4両で1時間30分ほどかかりましたが、並べて走行させると、以下の改善が見られました。

①スタートダッシュが改善され、スタート、ストップともにスローが効くようになりました。

②ライトユニット、室内灯のちらつきが改善しました。

 

今回は相撲を見ながらなので時間がかかりました。仕切りの制限時間が終わるたびに眼鏡を戻してTVに食い入り、取り組みが終わると眼鏡を頭に挙げて、磨く作業・・・

鉄道模型は最近のものはかなり制度が良いのか、走行環境がよほどの悪環境でなければ調整は数年レベルではいらないのですが、古い商品やほこりの多い環境にあったものはこのようにクリーニングや微調整をすることで信じられないほどの改善が見られます。

作業的には単純作業なので、かなり面倒なのですが、手をかけることで古い模型でも十分に通用する走りをしてくれるので、時間の空いた時のクリーニングと調整はやめられませんw

でわでわ

 

大相撲は横綱の鶴竜が予想通りに休場してしまいました。また大関も豪栄道が3敗目を喫したので優勝争いは関脇以下となり、後半戦はますます面白くなりそうです。

隠岐の海が唯一の勝ち越し力士であり、平幕優勝を目指して頑張ってほしいと思います。

でわでわ