新山口→大阪 山陽線、そのほかの旅(1) | キハでGo!

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こんばんは、急激に朝夕が寒くなってきており、1,2か月前の猛暑がまるで嘘のような日々になってしまいました。
昼間も程よい暖かさで、今週末は特に出かけることなく、図書室でのひと時と、昼からはメンテナンスを兼ねた鉄摸走行を楽しみました。
 
さて、鉄道の旅ですが、少し前に山陰本線から美祢線、小野田線などの旅をご紹介しましたが、新山口で用事を終えた私は、ちょうど青春18きっぷが手元にあったので、タイトル通り、新山口から大阪まで1日かけて在来線で帰阪することを選びました。
 
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実家をなんと朝の4時に出て徒歩で新山口へ向かいました(笑)
途中、小郡支所のD51に挨拶をし、一路、新山口へ!
早朝にも関わらず、駅はライトが灯されており、旅人を出迎えてくれているかのような明るさでした。
 
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駅の壁には山口の俳人である種田山頭火の自由句と説明があります。以前は在来線口の前に山頭火の銅像か石像があったような気がしましたが、今ではシルエットになってしまいました(笑)
そして9月から開催の山口ゆめ花博のPRもあり、かなり早い段階でのPRです・・
 
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始発までにはまだ時間があったので、構内を徘徊していると、なんとDD51-1043が単機でホームにアイドリング状態でおりました。
これは新山口に住んでおり、時々、SLやまぐち号の客車を出し入れしたり、時には蒸気の不調時は補機として活躍しています。まじかで見るのは久しぶりで、思わず写真に加えて、アイドリング音も携帯で録音しました。
多くのDD51が廃車になり、また貨物更新色に衣替えしていますが、この1043はまだ国鉄色をまとっており、以前の主であったDD51-844の後をしっかりと引き継ぎ、活躍してくれています。
 
 
そして、反対のホームに列車が近づいているとのことで、何かと思い、移動してみると、貨物の通貨でした。EF210の桃太郎で、今回は通過していきました(笑)(詳しくはコチラ
やはり貨物の通貨は迫力があります。ただ今回は完全にコンテナのみで、前回のようにタンクコンテナはなく、またかなり歯抜けのコキもあり、荷物はちょっと少なめでしたが、目指す幡生まであと少しでラストスパートといったところでしょうか。
 
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待つこと数分、ようやく岩国行きの始発が入選しました。115系のなんと4+4の8連です!平日とはいえ、この始発にどれだけ人が乗るのかと思いますが、送り込みも兼ねての8連とは思いますが、私の乗った車両は誰もおらず、貸し切りになりました(笑)
 
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この列車は窓を開けることが可能で、貸し切り状態であったので、途中の防府までは寒かったのですが、窓を開けて、楽しみました。途中の戸田駅も暗い中での撮影ですが、雰囲気のある写真になりました。
 
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乗ること40分、岩国行きですが、途中の徳山で下車し、お約束の気動車への乗り換えです。
以前にも紹介した岩徳線に乗り換えます。前回はキハ40の単行でしたが、今回はキハ40の2連でした。時間は5時40分でしたが、乗客はまばらで、2両もいるのか??と思いました。そして出発後は簡単に朝食を食べ、途中からはいつものパック酒を楽しみました。
 
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すごくわかりにくい写真ですが、これは先頭の貫通扉の窓から外の風景を狙いました。しかし、あいにく霧とちょっと窓が曇っていてわかりにくい写真になってしまいました。
わかる人はいるでしょうか?これは欽明路トンネルです。蒸気時代にこのトンネルは上り勾配で風が強い場所であり、蒸気の煙が走行していても後ろから乗務員や客車に襲い掛かるので、トンネルに列車が入ると、ここに幕を下ろして風を遮断し、煙が列車に上らないようにしていました。その装置がついていた名残が残っているのですが、はっきりと撮影できなかったので、「欽明路トンネル」でググって、はっきりとした写真をご覧くださいw
 
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乗車すること1時間10分、西岩国駅に到着し、一旦、下車しました。前回の錦川線の旅で気になっていた駅だったので、今回は降りてみることをしました。ちょうど、降りたときに反対のホームから錦町に向かって、清流錦川線が出発していました。
 
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西岩国は元々は岩国駅であり、今の岩国駅は麻里布駅でした。そしてこの駅が山陽本線の駅だったのですが、戦中に今の岩国駅、西岩国駅に改称し、そして西岩国は山陽本線から岩徳線へ所属が変わりました。駅は大正末期頃の建築様式で近くの錦帯橋をインスパイアしたデザインが所々にみられ、モダンで趣のある駅舎となっています。
 
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駅舎前には木炭自動車が置かれており、車体は三菱の四駆(パジェロ?)で、後ろに木炭駆動装置がありましたが、どのようにエネルギーを動力に変換しているのかはわかりませんが、なかなかメカメカしい部分がレトロ感を醸し出しており、思わず見入ってしまいました。
 
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駅舎内も外装同様にモダン感が漂っており、当時の賑わいを想像させてくれます。そして駅の片隅には地域の展示があり、写真のように錦帯橋の模型や絵画、他にも錦川鉄道など、見ごたえのある展示でした。
 
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構内も昔の造りがそのまま保存されており、現在は西岩国ですが、岩国駅であった時の荘厳さは今でも健在でした。
ちょうど駅舎を撮影しているときに徳山方面行きの列車が入線したので、撮影。よく見ると、先ほど徳山から乗車したキハ40の2連でした(笑)
 
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40分ほど、西岩国駅を堪能したところで、岩国行きの列車が到着し、改札を最後に撮影し、キハ40の2連に飛び乗り、岩国を目指します。
 
 
 
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中はかなりの乗客で、おそらく通学、通勤客でしょう。私は座らず、連結部の運転席を堪能し、最後は前方の岩国到着のビューを楽しみました。その際、運転士さんのネームプレートを何気にみると・・赤丸部分に注目!「227系レッドウィングやん!キハ40とちゃうんかい!」と思わず突っ込みを入れてしまいそうになりました。
 
そして新山口を出て3時間・・ようやく岩国駅に到着しました。前回はここから清流錦川鉄道でしたが、今回は在来線で大阪まで帰るので、ここから広島に向かうのですが、今日はここまでにしたいと思います。
でわでわ
 
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岩国駅は二回目ですが、この駅はかなり近代化しており、特に特筆すべき点はありませんが、ここから清流錦川鉄道に乗って清流岩国駅で新幹線の新岩国駅に行くことができます。そしてあとは留置線がかなりあり、写真のように今回は貨物ですが、前回は大量の115系があり、末期色だけでなく、カフェオレもおりました。
早速、山陽本線で広島へ向かうホームへ移動しようとすると、先ほどのキハ40に赤旗が・・・「おお!切り離し作業やん!」と興奮し・・・・
 
動画まで撮影してしまいました。乗り換えに10分あったので、何とかギリギリでしたが、キハ40の切り離しを動画に収めました。
今まで電車の切り離しは見たことありましたが、気動車の切り離し作業はネットでしか見たことがなかったので、ある意味、お宝映像となりました。
でわでわ