祝! KATO D51-498 オリエント仕様 入線! | キハでGo!

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こんばんは、先週の台風は大阪をもろに直撃し、日曜の3時頃は家が「ガタピシ」と悲鳴をあげ、小心者の私は家が吹き飛ばないかと、眠れぬ一夜を過ごしました。
翌朝、被害が無いか確認すると、表のアコーディオン式ゲートが根元で曲がっており、アルミ製のフレームが一部、折れていました。
今まで、台風と言われても、何も被害がなかっただけに、今回の門扉破戒被害は新鮮でした。修理に関してはDIY好きの私はもともとかなりの余裕がある長さの門扉だったので、曲がった部分を除去しても使えると判断し、門扉を分解し、破損部分を除去しました。ちょっと短くなりましたが、余裕があった分、ちゃんと開け閉めもできたので、良しとしましょうw(多分、余裕がありすぎたので、風に煽られて曲がったのかも知れませんが、今後は強風時は門扉は開けておくほうが良いのかもしれませんw
 
さて、台風通過前日は家でくつろいでいると、ジョー〇ンからお届けものが・・・
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小さな箱にこの機関車ケースが1箱入っていましたが、プチプチと緩衝材でしっかりと梱包されており、さすがはジョーシン!と感心しました。
さて、中身はタイトル通りで、蒸気機関車のD51ですが、498号機のオリエントエクスプレス’88仕様です。
肝心の客車は2ヶ月ほど前に基本と増結セットが発売され、すでにご紹介済みです。(詳しくはコチラ
どうやら最近の流行は客車だけを先に発売し、肝心の牽引機関車はあとからこっそり発売するという模型「てつ」にはややM系の販売スタイルのようですw
実際にお召し列車の新1号編成もEF58-61は後だしでした・・・・w(詳しくはコチラ
 
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ケースから出して、まずは単機で観察w
オリエントエクスプレスの最終運行で本務機のEF58-61の前で共にオリエント客車を牽引したときの再現であり、車体は光るぐらい磨き上げられた光沢仕様で、ゴールドの配管やテンダーの金枠、文字共に美しく再現されています。また最近のKATO製品であり、スケールはファインスケール化されているようです。さらに、最近の製品なので、モーターはボイラー内にすっきりと納まっているようで、簡単ではありますが、運転席もモールドで表現されており、別売りの機関士や助手(釜焚き)を乗せることができるようです。ただ残念なのが、再販は前回と同じで、動輪や補助輪は穴の再現はありますが、D51-498のノーマルのように突き抜けた動輪ではありませんでした。せっかくなので穴あき車輪にしてくれればと思いました。
 
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前面にはオリエントエクスプレスのヘッドマークがありますが、取り外しは出来ません。まぁ外してもテンダーに「でかでか」と「オリエント・・・」と書かれているので、外す必要もないかと思います。そしてテンダー部の文字は細かく、キレイな字体でかすれなく紋章と共にプリントされています。
 
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EF58と連結していますが、ロイヤルエンジンの前にD51とは、皇室肯定派の私としては少々、違和感を感じますが、テツ的にはD51が先頭の方が様になっているように感じますw
 
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そして少し大きめの写真になりますが、編成全体をパチリ!機関車2両に13両の客車!しかも客車は全て長いので、お座敷レイアウトの半分は編成で埋まってしまいましたw
走らせて、寝そべって編成の流れ行く姿はとても圧倒的で、Nではありますが、ジョイント音も出ており、走行を楽しむことができました。
 
 
 
あまりうまく撮影はできていないと思いますが、ちょっとは雰囲気が伝わるでしょうかw
KATOの販売戦略で当初目指していたオリエントエクスプレスのラストラン再現はかなり遅れましたが、再現してみると1/150スケールとはいえ、その長さと美しさから圧倒されてしまいました。
この客車や機関車はまだ一部のネット店舗では在庫がちらほらと見られており、ぜひともお手に取って、この日本の客車には無い荘厳さを味わっていただければと思います。先月の出張帰りに日本橋をふらついた際、高校生らしき少年が基本セットを購入するか迷っており、意を決して購入していました。「増結セットも買ったほうが良いぞ!」と声を掛けたかったのですが、なにせ高い買い物なので・・・でも欲しくなるぞ!増結も!と思いました。
でわでわ
 
このD51-498はオリエントエクスプレスの日本走行計画には当初入っておらず、パリの出発式に出席したJR東の副社長が、フランス国鉄が出発に蒸気機関車を使用したことに感銘を受けて、インタビューで「日本でも蒸気機関車が引くことになるでしょう!」といっちゃったので、日本でTVを見ていた社員が慌てて、498号の動態復元を急いだといわれています。もともと復刻運転を目指して復元作業は始まっていたらしいのですが、予定していた国内での走行も取りやめになっていたので、復元作業はかなりスローペースになっていたところ、副社長の発言を受けて、本気で作業を進めたらしいです(笑)
どこの業界もトップのスタンドプレイには苦労をさせられるのが世の常でありまして、このときもTVを見ていた社員も「おひおひ・・まじかよ・・」みたいな思いはあったと思いますが、それがあったから498号の復元が進み、ラストランでは蒸気機関車の迫力ある牽引が実現したかと思うと、当事者だったら、ちょっと困りますが、「テツ」としてヨカッタと思いましたw
でわでわ