『鉄コレをN化する』について その2 | キハでGo!

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こんばんは!落ち着いたので、鉄コレを『N化』するの続きを・・・

キハ54四国は2両セットで、今のところは1両をT車、もう1両はM車とし、「おさんぽなんよ」もM車にしようと思います。そこでどのように編成するかによって、かかる手間と費用wが変わってきます。
四国キハ54は単行、キハ54の2連、おさんぽなんよとの2連、キハ47四国との3連を考えており、いずれも連結は片側のみになるので、幌の付いている方をTN化して、もう片方はそのままでいこうと思います。

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さて、これはキハ54の床下です。赤丸にはいかにもTNカプラーが付きそうなポッチリがあり、「ポン付けでTN化が完了か!」と思ってしまいますが、実際にポン付けすると左の緑丸の通り、連結器がかなり奥まってしまい、連結すると幌同士の車両では接続できず、幌なし同士でもほぼ前面同士にクリアランスが無く、カーブでは車両同士が当たり、脱線してします・・・・。
鉄コレはパーツの共有化が進んでおり、気動車の20m級になると同じ床下パーツを使用し、違いは台車や別パーツの床下機器で差をつけているようです。



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そして次はTNカプラーを1ポッチリ前につけてみました。すると連結器はいい感じで前方に出ますが、1ポッチリでしか固定していないので、ややゆるみがあります。この程度であればゴムボンドで接着することでしっかりと固定できるのですが・・・・
写真の赤丸を見ていただくと、ダミー連結器はテールレンズの下にスナップオンで装着されており、またアニマルガードはそのダミー連結器に差し込まないと装着できないようになっています。その為、TNカプラーをつけた床下はダミーカプラーに邪魔されて、入れることが出来ません・・・またTNカプラーの緑丸の部分はダミーカプラーの両サイドにあるジャンパ接続器に当たります・・・。
ダミーカプラーの部品をあきらめるとそのままTNカプラーをつけた床下を装着できるのですが、そうなるとアニマルガードとジャンパ接続器の再現をあきらめる必要があります。それがどれくらいダサイかは最後に完成品と比較しているのでご確認ください。

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そこでまず車体側のダミー連結器の周辺を改造します。内容はいたって簡単で、真ん中のダミー接続部分をニッパーで思いっきり、パツン!と切り落とし、残った両サイドをカッターナイフでなるべく真ん中部分を開けられるように削っていきます。ただし削りすぎるとテールライトの軸にスナップオンで付くアーム部分の強度が落ちるので注意が必要です。
それとアニマルガードの差込部分も削り過ぎないように注意が必要です。

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そして床下のTNカプラーも同じくカッターナイフで赤丸部分を削り落としていきます。TNカプラーは削る際、パーツを留めている部分があり、そこを削ってしまうと分解してしまい、細かいパーツなので接着もしにくいので注意が必要です。
比べていただくとかなり大胆に削っています。また写真では見えない部分も少し削っています。
これで先ほどのボディと床下パーツを引っ付けることが出来ます。



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完成品の比較です。左側はダミー連結器やTNカプラーを削りまくってTNカプラーを装着した何とか様になった方です。またこのTNカプラーは前述の通り、1ポッチリでしか固定していないので、ゴムボンドを少量つけて固定しています。
右側はダミー連結部を取り外し、TNカプラーを装着しただけのものです。なんとなくキハ58の400番台っぽいのですが、スカスカ感は否めずです。しかしアニマルガードに関してはキハ54の0番台では装着していない方が多いように感じるので、これはこれでありかなと並べてみて思いました。なので左側のアニマルガードだけ外してもいいかなと思ったりもします。

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そして目標であったキハ47との混合編成!
「いいよなぁ~、やっぱり混合はいいなぁ」
キハ47の白・水色ツートンとキハ54の銀・水色のツートンが、整っているようでなんか不揃いな感じ・・・そして同じ気動車と言えどもキハ47は1970年代後半でキハ54は1980年代後半という微妙な新旧感・・・キハ52とキハ40の混合もいいけど、この混合も素敵です・・・よかった・・・苦労した甲斐があるわ・・

と何とかN化に成功しましたが、これがM車の場合は同じようにいきそうですが、微妙に違うのが鉄コレN化の落とし穴・・・動力車はさすがに高めですが、鉄コレ純正の方が動きも良いので、また週末にでも探すか、ネットで手配したいのですが、散在が続いているので、少々、慎重に・・・それと作業量を考えると、自ら逃避行動に移り、探そうとしないかもしれません・・でも次の鉄模愛好会に「おさんぽなんよ」を持っていたいと思うので、2週間以内には何とかしようと思いますw(・・・ジョーシンポイントが貯まってるから使うか・・・・いやいや・・・せっかく貯まっているのに使うのはなぁ・・・と貯めておいても仕方が無いのですが、典型的な日本人でポイントは貯めておきたい性格です(笑))
でわでわ

そうそう、鉄コレのN化でこれも大変だったので、一緒に載せておきましょう・・・・
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いきなりパーツのみで訳分からん写真ですが、これはキハ125「ロマンシング佐賀」をTN化したものです。この車両は台車と最先端部のクリアランスがほとんど無く、T車は左パーツのように無改造でアニマルガードのみをTNカプラーに直接、接着したお手軽なTN化でしたが、動力台車の方は台車写真の赤丸にあるギアがTNカプラーの部品に当たってしまう為、写真の右パーツのようにかなり大胆に削っています。カプラースプリングも諦めています。もともとはハイモ用のTNカプラーでかなりコンパクトで薄く出来ているのですが、キハ125の動力台車にはまだ余り部分が多く、ここまで削り落としました。しかしこれも時間が掛かっただけに、走らせてコーナーをキレイに走りぬけた際の感動と、連結車間の狭さを見ると疲れも吹っ飛び、なんともいえぬ満足感に浸れます。
せっかく苦労したTN化ですが、写真を撮っておらず、改めて撮るのも面倒なので、今日はとりあえずパーツのみです(笑)
でわでわ