クリスマスモード。
会社の行き帰りの最中、ピカピカシーンに出会う時期になった。ヒルトンプラザ周辺(WEST・EAST・ハービス)は毎年凝った装いになるのだけれど、なんかこうワクワクするよね。童心に返るというか。
ま、自然界は紅葉真っ只中だけれどな。それに比べ人間界は慌ただしいテンポで流れるというか。常に『なう』の前倒し的というか。
そういえば。急に冷え込んだせいか、季節の変わり目だからなのか。結膜炎(両眼とも)になり、更に喉も痛い。我ながらやれやれだけれど、どなたも温かく過ごしてね。
さ、明日も頑張ろう。全速力で。
寒い。一気に冷え込んだ感があるせいか、首筋のリンパ球がゴロゴロ。風邪の前兆かな。どなたもお気をつけて。温かくしてね。
さて、静岡遠征だ。今日のミーティング、ポイントの一つには『人はすぐに忘れる』があるのだけれど、これを侮ってはいけない。
ちゃんと伝えたのに、相手が忘れてしまったがゆえ伝わっていない。という、こう歯がゆい現象が起こったりもするからだ。
プライベートでもありがちだよね。『言ってあったでしょ!?』、『いいや、聞いてないよ。絶対。』みたいな。
有名すぎるがゆえご存知の方も多いだろう。そう。人の記憶は大したことがないのだ。
たとえば、20分も経てば42%ぐらい忘れてしまう。更に1時間後には56%。1日後には74%。1週間後には77%。そして、1ケ月が経つ頃には79%も忘れているというわけだ。(もちろん、個人差はあるだろうけれど)
なので、生活者(お客さん)へ伝えている内容が悪いのではなく、単に忘れてしまっているがゆえ反応してくれない。来てくれない(利用してくれない)、予約してくれない、諸々が往々にして起こるのだ。
さて、ここで大事なのは、『長期記憶』というジャンルに残りそうな工夫をすること。脳科学的には、この3つが必要だと言われるけれど、まず1つは『強烈な印象』。2つ目は『脳が大事だと認識』。ようするに、いわゆる『記憶に残る』だ。
では、どうしたら?だけれど、ここでのポイントは生活者(お客さん)の『領域の外』を強く意識すること。
というのは、既に知っていること、予想できること、イメージにあること、見聞きに慣れているものには、人はそこまで興味関心を示さない傾向がある。『あぁ。そんなこと知ってるよ』的に。(本当は大して知らないものも含む)
なので、その領域外。たとえば、相手が知らない『新しい情報』。かつ、その人が『得、メリット』を感じてくれるような視点が含まれているものだ。
ふむ。こうも言い換えられそうだ。それを知れたことによって、自分の何かを満たせそう。豊かになれそう。幸せになれそう。または、不や悩みが解消できそう。諸々と。
やや余談的だが、『ご存知ですか?』というキャッチで始まる販促物の反応は、業種を問わずおおむね良いものがある。
そう言われると「なに?なに?」と、なりやすいというか。知らないこと、新しいことへ何かを期待し関心を寄せるのもまた人情なのだろう。
ようするに、興味関心を持ち『知りたい』という感情は、忘れにくい、あるいは、すぐに思い出せる記憶になりやすいのだ。
つづいて、ラストの3つめ。『反復性』。
人はすぐに忘れてしまうわけなので、あらゆるものを総動員し、できるだけ早く。そして、継続的に目に触れてもらえる機会を作る工夫も必要だ。(この方法論は得意なやり方で)
プロモーションや販促物が上手く機能しない大局的な原因の一つには、こういうシンプルな問題が横たわっていることが多い。
ようするに、商品スキルや経験、能力が不足しているのではなく、単に人は忘れるという事実を前提としていないというか。
自分が伝えたことを生活者(お客さん)は覚えてくれている、と思い込んでいるだけというか。
なので、ワタシは素質がないのか?この仕事に向いていないのか?通用しないのか?なんて悩まなくたっていい。記憶に残る3大要素に目を向ければ良いだけなのかもしれないわけで。もしそうなら、勿体ないでしょ。
さ、今日も楽しい場にできるよう頑張ろう。全速力で。
さて、静岡遠征だ。今日のミーティング、ポイントの一つには『人はすぐに忘れる』があるのだけれど、これを侮ってはいけない。
ちゃんと伝えたのに、相手が忘れてしまったがゆえ伝わっていない。という、こう歯がゆい現象が起こったりもするからだ。
プライベートでもありがちだよね。『言ってあったでしょ!?』、『いいや、聞いてないよ。絶対。』みたいな。
エビングハウスの忘却曲線
有名すぎるがゆえご存知の方も多いだろう。そう。人の記憶は大したことがないのだ。
たとえば、20分も経てば42%ぐらい忘れてしまう。更に1時間後には56%。1日後には74%。1週間後には77%。そして、1ケ月が経つ頃には79%も忘れているというわけだ。(もちろん、個人差はあるだろうけれど)
なので、生活者(お客さん)へ伝えている内容が悪いのではなく、単に忘れてしまっているがゆえ反応してくれない。来てくれない(利用してくれない)、予約してくれない、諸々が往々にして起こるのだ。
さて、ここで大事なのは、『長期記憶』というジャンルに残りそうな工夫をすること。脳科学的には、この3つが必要だと言われるけれど、まず1つは『強烈な印象』。2つ目は『脳が大事だと認識』。ようするに、いわゆる『記憶に残る』だ。
では、どうしたら?だけれど、ここでのポイントは生活者(お客さん)の『領域の外』を強く意識すること。
というのは、既に知っていること、予想できること、イメージにあること、見聞きに慣れているものには、人はそこまで興味関心を示さない傾向がある。『あぁ。そんなこと知ってるよ』的に。(本当は大して知らないものも含む)
なので、その領域外。たとえば、相手が知らない『新しい情報』。かつ、その人が『得、メリット』を感じてくれるような視点が含まれているものだ。
ふむ。こうも言い換えられそうだ。それを知れたことによって、自分の何かを満たせそう。豊かになれそう。幸せになれそう。または、不や悩みが解消できそう。諸々と。
やや余談的だが、『ご存知ですか?』というキャッチで始まる販促物の反応は、業種を問わずおおむね良いものがある。
そう言われると「なに?なに?」と、なりやすいというか。知らないこと、新しいことへ何かを期待し関心を寄せるのもまた人情なのだろう。
ようするに、興味関心を持ち『知りたい』という感情は、忘れにくい、あるいは、すぐに思い出せる記憶になりやすいのだ。
つづいて、ラストの3つめ。『反復性』。
人はすぐに忘れてしまうわけなので、あらゆるものを総動員し、できるだけ早く。そして、継続的に目に触れてもらえる機会を作る工夫も必要だ。(この方法論は得意なやり方で)
プロモーションや販促物が上手く機能しない大局的な原因の一つには、こういうシンプルな問題が横たわっていることが多い。
ようするに、商品スキルや経験、能力が不足しているのではなく、単に人は忘れるという事実を前提としていないというか。
自分が伝えたことを生活者(お客さん)は覚えてくれている、と思い込んでいるだけというか。
なので、ワタシは素質がないのか?この仕事に向いていないのか?通用しないのか?なんて悩まなくたっていい。記憶に残る3大要素に目を向ければ良いだけなのかもしれないわけで。もしそうなら、勿体ないでしょ。
さ、今日も楽しい場にできるよう頑張ろう。全速力で。
『上司が部下を育てられない』。
経営層の方々とお話する中、定番的に登場する悩み事だ。実は先日もそういう展開になったのだけれど。
よくある話的に一例を挙げれば、こういう感じ。ザックリだけれど。
(経営層の方)
『育てていない。というわけじゃないんですよ』
(佐藤)
『では、どのような意味で?』
(経営層の方)
『育てられないんですよ』
(佐藤)
『どのような理由から?』
(経営層の方)
『う~ん。彼ら(上司)が持っているスキルやノウハウ、体験談が部下の役に立たないものになっているんですよ』
『今時の感覚とのズレもあるのですが、たとえば、お客さんも取引先にしても、これまで接点のなかったような下の世代がメインになる傾向があります』
『だから、こんなことも知らないの?というようにスタートラインにすら立てないパターンも見受けられるのです。SNSにしてもそうですが、新しいことを自ら学び、身に付けようとしないので・・・。』
『上司が部下を育てられない』というリアルガチ。ふむ。スピードや展開が速い現代を物語る一つだろう。ベタだが、賞味期限が短いというか。過去の成功体験が通用しにくいとされる由縁というか。
やや余談的だが、経営層に直談判されるスタッフの方がいると聞くこともある。直属の上司のやり方をdisり、問うてみたり、諸々と。
上司と部下。実力の下剋上現象が起きている企業、組織、チームは想像以上に多いのかもしれないな。
いや、他人事じゃない。弛まぬ努力を続けよう。ひたすらに。
経営層の方々とお話する中、定番的に登場する悩み事だ。実は先日もそういう展開になったのだけれど。
よくある話的に一例を挙げれば、こういう感じ。ザックリだけれど。
(経営層の方)
『育てていない。というわけじゃないんですよ』
(佐藤)
『では、どのような意味で?』
(経営層の方)
『育てられないんですよ』
(佐藤)
『どのような理由から?』
(経営層の方)
『う~ん。彼ら(上司)が持っているスキルやノウハウ、体験談が部下の役に立たないものになっているんですよ』
『今時の感覚とのズレもあるのですが、たとえば、お客さんも取引先にしても、これまで接点のなかったような下の世代がメインになる傾向があります』
『だから、こんなことも知らないの?というようにスタートラインにすら立てないパターンも見受けられるのです。SNSにしてもそうですが、新しいことを自ら学び、身に付けようとしないので・・・。』
『上司が部下を育てられない』というリアルガチ。ふむ。スピードや展開が速い現代を物語る一つだろう。ベタだが、賞味期限が短いというか。過去の成功体験が通用しにくいとされる由縁というか。
やや余談的だが、経営層に直談判されるスタッフの方がいると聞くこともある。直属の上司のやり方をdisり、問うてみたり、諸々と。
上司と部下。実力の下剋上現象が起きている企業、組織、チームは想像以上に多いのかもしれないな。
いや、他人事じゃない。弛まぬ努力を続けよう。ひたすらに。





