淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

 

 鬱陶しい雨が連日降り続いている。

 東日本や西日本の一部地域では夏日に迫る気温を記録しているところもあるというのに、本州最北の街は底冷えのする肌寒さ。心底、厭になる。

 そんな中、アメリカ中間選挙で共和党が大敗した。確かに民主党が有利とのマスコミ報道はあったけれど、ここまで共和党が大敗するとは思っても見なかった。

 ヒスパニック系と若者層の大半が民主党へと大幅回避したらしい。副大統領のバンス氏はイラン戦争が敗因だとSNSに書き込んでいたけれど、とにかくトランプ大統領のこれまでの言動や行動に対して、みんながみんなウンザリしていることは紛れもない事実だろう。

 

 そんな冷たい雨が降る中、今日もまたひとり、映画館へと向かった。

 観た映画は日本映画の「ゴジラ-0.0」。

 山崎貴監督が、前作「ゴジラ-1.0」から引き続き、監督・脚本・VFXを担当している。

 前作は「第96回アカデミー賞」でアジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。

 今回はそれから2年後の混乱冷めやらぬ日本を舞台に、再び姿を現したゴジラとの壮絶な戦いが描かれる。

 戦争によってすべてが「ゼロ」となってしまった日本。それをまたゴジラの出現によって破壊され、「マイナス」にまで叩き落とされたこの国に再び巨大な怪獣が現れる・・・。

 

 

 今作も前回に引き続いて、神木隆之介と浜辺美波が夫婦役を演じ、山田裕貴や佐々木蔵之介、安藤サクラ、吉岡秀隆ら、おんなじ顔ぶれがそろった。

 そして新たに加わったのが、天才気象予報官役の長澤まさみ。この人の加入で映画がより締まり、それがいい効果を生み出したことは間違いない。

 ただ、映画は冒頭いきなりキングギドラが登場し、「おおーっ!」と喝采したものの、そこから、主人公を含めた人間描写が長く続いてゆくので、少し中弛み感は否めない。

 その点がちょっとマイナス要因か。

 でも、ラスト30分間に及ぶ、ゴジラとキングギドラの激闘は凄かった。

 これまで全作品を観続けて来た人間として、今回のバトルは歴代ベスト3に入るくらいの素晴らしい見せ場だった。

 

 

 それより一番驚いたのは、この新作「ゴジラ-0.0」が、 初日興行収入、実写映画日本歴代1位を記録したという快挙だろう。

 公開初日単日で 興行収入9.1億円、観客動員59万人を突破、 公開初日単日の興行収入においては、邦画、洋画問わず、全ての実写映画の中で日本歴代1位を記録したのである。

 1954年に制作された最初の「ゴジラ」(その第1作作品を実際に観たのはもっとずーっと何年も経ってからではあったけど)から、これまで映画化されてきたゴジラ関連全作品を観続けて来たいちファンとしては、結構感慨深いものがある。

 「ゴジラ」は、やはり日本が生んだ素晴らしいキャラの一つであり、大きな大きな宝物なんだということを、改めて再確認させられた。

 

 まったくのノーマークだった。

 映画もそうだけど、新しく始まるTVドラマもまた、とにかく嗅覚を働かせ、これまで観て来たそれなりの経験を活かし、観るべき対象のドラマを絞り込んで観て来た筈だった。

 そりゃあ、面白い作品だと思い、観てみたら逆にガッカリしたことだっていっぱいあった。でも、どんなに期待外れだったドラマや映画であっても、ラストのエンドロールまで観て来たし、途中で観るのを止めたことは一切なかった。

 それほど絶えず鼻を効かせ、面白い映画やドラマを探してきたのに、今回もノーマークで見逃してしまっていたドラマがあったのだ。

 NHKドラマ10「会社員」(毎週火曜、午後10時〜)である。

 ドラマ「会社員」、ネット上でも大きな話題となり、その評判を知ったときは既にドラマは3話まで進んでいて、再放送も終わっていたから、時すでに遅し。後悔だけが残った。

 ところが・・・ところが「ユーネクスト」で第1話から有料配信しているじゃないか!

 ということは第3話まで有料だけど観るしかない。あとの第4話からは、リアルタイムでNHKを観ればいい。

 で、観ました、NHKドラマ10「会社員」。続けて一気に3話分。

 

 

 主役は吉田羊。

 この人、相変わらず演技が上手い。というか、非の打ち所がない。

 彼女は、男性中心の会社組織の中にあって、身を粉にして働いてきた50歳の会社員・宮木英理子というキャリア・ウーマンの役を演じていて、現在彼女が主導している大型プロジェクトを仮に成功させれば、念願だった取締役への昇進が約束されている。

 ところがある日、部下のパワハラを処理する過程で、穏便にその案件を片づけようと安易な行動に走り、それが匿名の脅迫状まで届く事態に・・・。

 頻繁にバックで流れる不穏な音楽。切れのいいセリフの遣り取り。ひんやりとした空気に包まれる暗めのトーンとカメラワーク・・・。何もかもが素晴らしい。

 同じ会社組織の コンプラ室に勤務している夫(田中直樹)、主人公に執拗に付き纏う派遣の女子職員(南沙良)、そしてパワハラを受ける若手社員の寺田という男(加藤清史郎)。

 出演している俳優たちの演技がまた魅せる。

 このドラマ、別にドラマチックな展開の大企業を舞台にした犯罪ドラマというわけでも、巨大な陰謀渦巻く組織犯罪を扱っているというわけでもない。

 ある意味、どこの組織でもあるようなトラブルを、丁寧に、そしてきめ細かく描き切っているのに、観る側を圧倒し続け、止まらなくさせるのだ。

 極上サスペンスの醍醐味を思う存分に味わえる、そんな良質なドラマだといえるだろう。

 全8話、まだまだ序盤の展開である。

 それにしても凄いドラマが生まれたものだ。

 いやあ、驚きました。

 

 とにかく、色んなことを考える。徹底して考える。

 そして、とにかく悩む。色んなことをあれこれ悩む。というか、ずーっと悩み続ける。

 そして、小さなことにいつもくよくよする。些末なこと、どうでもいいようなつまんないこと、そこにいつも焦点を当てる。いや、当て過ぎる。

 

 毎日、夜眠ろうと目を閉じて部屋の灯りを消してみるんだけど、中々寝付きが悪くて眠れなくなってしまうことが多々ある。それと、真夜中に突然悪夢から目を覚まし、そのまま今度は眠れなくなり、ウトウトしたまま夜明けを迎えるということだってあったりする。

 そのことは、これまでもここで何度も書いてきたことだ。

 でもよくよく考えてみると、夜、眠りにつこうとしても眠れなかったり、夢から真夜中に醒め、そのまま考えごとをして眠れなくなってしまうのは、単に色んなことを頭の中で思考し続けているからじゃないか? そんなふうに思うようになった。

 寝ようと思ったら寝られるのかも。

 

 まあ、呆れるほどに考えるのだ。

 こんな自分でいいんだろうか?

 これまでしてきたことって、他人に誇れるようなことなんだろうか?

 また、後悔してしまう行動を起こすんじゃないだろうか?

 ここから続く未来は、きっと最悪な状況をもたらすんじゃないのか?

 こうして、まだ起きていないことに対しても苦しみ続ける自分がいる。

 

 そんなことを、夜中に、目を瞑っても色々考えてはやめ、考えてはやめるという行為を繰り返していたんじゃ、そりゃあ眠れないし、永遠に続く蟻地獄に等しい。

 これを、ただの不眠状態と呼ぶには、ちよっとばかり違う気がして来た。

 

 昨日、たまたま本棚に差し込んでいた一冊の本を何気なく手に取ってみた。

 「考えてはいけないことリスト」(堀田秀吾著)である。

 確かこの本、今年の6月ぐらいに買って読んで、このブログでも紹介した覚えがある。

 何気にもう一度、ページをぺらぺらと捲ってみた。覚えている箇所もあれば、すっかり忘れてしまっていた箇所もあった。

 

 第3章に【まだ起きていないことで苦しまない】とあった。

 だよなー。俺って、まだ起きていない未来を考えて苦しくなること、よくあるよなあ・・・そう思って、読み返してみる。

 

 そこに、アメリカ「ペンシルバニア州立大学」のボーコヴェックらの調査で、実際に人々が日頃抱いている「心配ごと」が、一体どれくらい本当の「現実」となったのかを追跡した結果が載っていた(読んだはずなのに、もう忘れてる。やれやれ)。

 結果、85%は何も起こらず、12%は起こったけれどちゃんと対処をし、実際に「心配ごと」が起こったのは、たったの3%しかなかったという。

 

 だから心配なんて一切しなくていいとまでは言わないが、実際思い起こしてみると、くよくよ悩み続け、煩い続けたわりには、それほど「悪い結果」って生まれてこなかった、そう言えなくもない。

 今日もこうして、それなりに何とか生きているわけでして。

 

 って・・・こうしてわざわざ、ここでまたつらつらと考えること自体、もう一度改め直す必要があるんだろうけど・・・。

 

 

 

 11月3日「文化の日」。

 朝から晴れたり曇ったり、そして突然冷たい雨が落ちて来る、そんな目まぐるしい天候に終始する。

 テレビのニュースでは、アメリカ中間選挙の話題で持ち切りだ。トランプ政権2期目への事実上の審判が下される選挙ではあるものの、依然としてトランプ個人に対する岩盤支持層は健在で、共和党自体は苦戦という予想だけれど、だからといって民主党そのものの支持が大きく拡大しているとは到底思えない。

 世界は混沌としている。

 いったいこの先、何処に行き着くんだろう?

 

 

 朝9時に蒲団から這い出て、食パンを焼き、サラダを冷蔵庫から取り出してドレッシングをかけ、95%チョコレート効果を一枚頬張り、ヨーグルトとミルミルE、それから珈琲を一杯、蜂蜜を垂らして飲んだ。

 今日は11時半から「カクヒロ スーパーアリーナ」で「ボディ・コンバット」60分間×2セットを事前にネットで申し込んであるので、その準備を始める。

 「行くの、やめようかな・・・」、ふと頭を過った。

 「面倒だなあ・・・家でまったりテレビでも観ていようかなぁ」、またまた悪魔が囁き出す。

 でもその甘い囁きを振り切って、スポーツウェアに着替え、頑張って車で向かった。

 

 

 冷たい雨が降っている。

 「アリーナ」の駐車場に車を入れようとしたら「満員」の掲示板。次々と入れない車が、Uターンして帰ってゆくではないか。

 参った・・・中に入れない・・・。

 仕方がないので、「アリーナ」から約1キロほど離れた距離にある「臨時駐車場」まで行って、そこに車を停め、そこから「アリーナ」までの路を急ぎ足で歩いて向かった。

 寒い。

 このまま引き返そうかな・・・。

 

 

 それでも頑張って「アリーナ」へ。

 ギリギリ間に合った。

 「ボディコンバット」を60分間行って、30分の休憩を挟み、また次の60分間のセットをこなした。

 後半の腕立て伏せや腹筋のメニューが滅茶苦茶キツかった。

 途中、何度もその場で身体が止まってしまう。大量の汗が噴き出て、そのたびにタオルで拭った。

 2セット終了して、疲労困憊。

 でも気分は爽快!

 充実感に塗れながら、冷たい雨が降る中、約1キロ先の「臨時駐車場」まで速足で帰る。

 来週からは久方ぶりに「ボクシング・ジム」に通おうと思う。

 虐めるのだ、徹底的に。

 ニールヤングの歌詞じゃないけれど、「錆びるより燃えつきたい」。

 どうせ、いつかは死ぬんだ。 

 それまで、燃えつきよう。

 

 朝から冷たい雨が降っている。今日は11月2日月曜日。

 それにしても昨日の夜9時から放送されたTBS日曜劇場「VIVANT」のラストは衝撃的だった。

 昨夜は第23話。次週で完結となる。とはいっても、映画版がまだ控えているらしいけど。

 自衛隊直轄「別班」の乃木憂助(堺雅人)と黒須(松坂桃李)が、核融合研究者エリシャ・ママドフを拉致している国際的な闇ブローカーのタイランと取引交渉を行い、それが成功したかに思えたその直後、またまた中国の別班組織「シンシー」の策略によって逆転される。

 そして最期には、リュウ・ミンシュエン(堺雅人の2役)によって拘束されている公安の野崎(阿部寛)が、リュウ・ミンシュエンから「さよなら愛しき人よ」と告げられ、突然発砲されるというシーンで終わったのだ。

 こう来たか・・・。

 さすが「VIVANT」、逆転に次ぐ逆転で最後まで目が離せない。

 

 

 それにしても、中盤戦となったテレビ各局の新ドラマ、たとえばアクション・サスペンス系に絞って言うと、「面白い」系と「それほどでもない」系に大きく分離されてきたように思う。

 TBSの「VIVANT」や「LOST10」なんかは構成や演出もちゃんとしていて、次への展開が気になって仕方がないけれど、日テレ「ハイド&シーク 0秒前の彼女」やフジTV「キッドナップ・ゲーム」なんかはイマイチ深くのめり込めない。

 「ハイド&シーク 0秒前の彼女」も「キッドナップ・ゲーム」も題材自体は面白く、最初はすんごく期待しながら観ていったんだけど、その後の展開がぬるいというか緊張感に欠けるというか、散漫な印象は拭えない。

 やはり、演出と脚本の出来・不出来がドラマに大きく作用しているのだろう。至極当たり前のことですが・・・。

 

 

 昨日の夜は、外で夕食を摂ろうと思い、寒い中、歩いて青森駅前の「サイゼリヤ」。

 しっかし「サイゼリヤ」、イタリアン・カフェレストランということだけれど、何でこんなに安いの?!

 「ミラノ風ドリア」なんて291円! 「小エビのサラダ」も頼んだら、それも337円だった。セットドリンクバーなんて191円だし・・・。

 リーズナブルでカジュアルな感じがいいのか、店内は超満員だった。次々にお客さんは入れ替わり、高校生や若い人たちもたくさんいる。そりゃあそうだろう、こんなに安いんだから。

 味もそんなに悪くはない。

 ということで、お腹いっぱい食べ、生ビールまで飲んで、そこからまた満足感に浸りながら自宅に戻った。

 

 

 そんな、今日の雨降る月曜日の朝。

 今日もまた、暖房を点けて仕事場の中を温める。

 ポットに水を入れてお湯を沸かし、インスタント・コーヒーを飲んでまずは一息。

 あさイチで内線が入り、若手のK先生から「今からちょっと伺っていいですか?」。

 缶珈琲を頂きながら、2人で今日の午後の合同ゼミの打ち合わせを行った。

 こうして今週もまた始まってゆくんだなあ・・・。

 

 今日から11月。

 朝から憂鬱な灰色の空が広がっていて、気温もかなり低い。

 あったかい蒲団から中々抜け出せず、結局パジャマのまま朝食を摂って、テレビ朝日で「全日本大学駅伝」、愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮、全8区間106.8キロコースの死闘を観る。

 なので、今日はランニングもパスしてしまった。

 今日の「全日本大学駅伝」、大学3大駅伝の第2戦という位置づけで、強豪「青山学院大学」がこれまでの関東勢最下位11位からの巻き返しが図れるのかが大きな焦点だったけれど、結局、4位に終わり、8年ぶり3度目の優勝も当然にして叶わず、6年ぶりに表彰台も逃してしまった。

 それにしても「早稲田大学」の走りが凄い。凄過ぎる。圧倒的な強さである。

 これで早稲田がまたまた優勝し、2冠を達成した。

 次は来年1月の「箱根駅伝」。「青山学院大学」の4連覇、達成なるんだろうか?

 

 

 その激闘を観終え、今度は「第105回全国高校サッカー選手権」青森予選大会の決勝戦、「青森山田高校」対「野辺地西高校」の試合を観る。

 前後半を0-0で折り返し、これ最後どうなるんだろうとハラハラしながら観ていたら、延長戦に突入し、延長前半に2点を挙げた青森山田が2-0で勝利を収め、30年連続32回目の「全国大会」出場を決めた。

 ほっと一息つき、今度はそのまま日テレの大泉洋主演ドラマ「俺たちの箱根駅伝」へ。

 このドラマ、昨晩、観ることが出来ず録画していたのだ。

 今回もまた、TV局内でのエピソードと学生連合内でのエピソードが交錯する。

 箱根駅伝連覇を狙う東西大学の監督(山本耕史)から雑誌インタビューで、学生連合の参加は意味がないとの痛烈な批判を浴びて動揺が走るなか、学生連合監督である甲斐(山下智久)率いるチーム内にもまた互いに衝突が起こるという展開だった。

 これまた、よくあるスポーツドラマのワンパターンではあるけれど、感動を呼び込む試合に向けて、なくてはならない大きな要素の一つではある。

 こういうドラマの方向性、いいと思う。

 

 

 そしてもう一本、録画していたドラマ、TBS「LOST10」も続けて鑑賞した。

 これまた面白くなってきた。

 塚原あゆ子監督+奥寺佐渡子脚本という布陣はやはり凄い。この2人がタッグを組んで悪かろうはずがない。

 今回も怒涛の展開で、刑事の小駒(横浜流星)と、保険調査員の直(小栗旬)が、謎をはらむ遭難事故の真相に迫るなか、警察上層部の何らかの関与が浮かび上がって来る。

 「すべてを疑え」というフレーズが何度か出て来るように、誰が裏で糸を引いているのか、全く分からなくなってきた。

 これまた今後の展開が楽しみだ。

 

 10月最後の土曜日。

 午前中、市内「沖舘市民センター」で「ヨガ」を2セット。

 青空が広がって日差しが雲間から差し込んだと思ったら、突然曇り始め、いきなり冷たい雨が降って来る。そんな秋らしい不安定な天候だ。

 「ヨガ」は午後1時に終わり、そのまま自宅へと戻って珈琲を飲みながら映画を2本、続けて観る。

 日本映画「TOKYO BURST-犯罪都市-」と、イラン映画「シンプル・アクシデント/偶然」だ。

 どちらも「ユーネクスト」で配信されたばかりの有料映画だった。2本とも映画館で観るのを見逃していた映画だった。

 

 まずは日本映画「TOKYO BURST-犯罪都市-」。

 この映画、あの「ミッドナイトスワン」や「ナイトフラワー」を監督した内田英治監督だというので、かなりの期待感を持って臨んで観た。

 また「「TOKYO BURST-犯罪都市-」は、マ・ドンソクが主演していた韓国映画「犯罪都市」シリーズを、日本オリジナルのストーリーでユニバース化したアクション映画でもある。

 マ・ドンソクの主演の韓国映画「犯罪都市」シリーズも全作観ているし(最近は少しマンネリ化してきましたが)、ネット上でも評価が高かったので結構楽しみにしていたのだ。

 主演の破天荒な刑事役が水上恒司。国際指名手配犯の兇悪犯を怪演しているのが福士蒼汰。そして彼を追う韓国警察庁のエリート刑事が「東方神起」のユンホ。

 暴走族のトップから新宿署の刑事となって、韓国警察庁のエリート刑事とコンビを組み、歌舞伎町に潜伏した国際指名手配犯を追うという内容だ。

 ところがこの作品、ハチャメチャな捜査で凶悪犯を追い詰めるというそれ自体はまあいいとして、雑な演出とあり得ないような展開で、結構興ざめしてしまう。

 別にいいのだ、多少の無理や乱暴なストーリー展開であっても、それを凌駕するような面白さや痛快感を提供してくれたのなら。

 あんなに素晴らしい「ナイトフラワー」という映画を作った内田英治監督、こういうアクション作品って不得意なんだろうか?

 

 

 続いて観たのは、イランのジャファル・パナヒ監督が手がけた、2025年「第78回カンヌ国際映画祭」でパルムドールを受賞したサスペンススリラー映画、「シンプル・アクシデント/偶然」。

 この映画、市内の「シネマ・ディクト」で上映されていた作品だったけれど、見逃してしまっていた映画だ。

 なので、ずっと観たいと思っていた作品だった。

 物語は、かつて不当な理由で投獄され、凄まじい拷問を受けたワヒドという中年男性が、自分を拷問した看守と思われる男と偶然街中で出くわすところから始まってゆく。

 それらしい男は、義足だったことから忘れるはずもなく、強引に拘束して荒廃地へと連れ出し、そこに穴を掘って殺そうとするのだが、彼は「わたしじゃない! そんなことは一切していない!」と無実を嘆願し、人違いだと泣き叫ぶ。

 投獄中、ずっと目隠しされていたワヒドは拷問した男の顔は一切見ておらず、片足が義足だったということしか知らなかったことから、男は本当に復讐の相手なのか確信が持てなくなり、ひとまず復讐を中断し、同じ男に拷問された友人らを訪ねることにするのだが・・・。

 この映画、さすが「カンヌ国際映画祭」のパルムドール、そして「第98回アカデミー賞」国際長編映画賞にノミネートされた作品のことだけはある。
 面白い!

 ラストのラストもまた衝撃的な結末だ!

 イラン映画「シンプル・アクシデント/偶然」、これまた凄いわぁ。

 

 冷えた夜の街を映画館へと向かう。

 久しぶりに行く「青森アムゼ」という映画館。

 この映画館、たとえば「レッド・ツェッペリン/ビカミング」とか「ジョン・レノン」や「オアシス」なんかのロック・ドキュメンタリー映画、それから津軽三味線の高橋竹山を追った「津軽のカマリ」を上映したりと、大作ハリウッド映画に隠れるようにしながらも、次々とマイナーな良作を提供している映画館で、いつもその上映作品メニューに感心している。

 こういう素晴らしい映画館、いつまでも残り続けて欲しいし、頑張って頂きたい。

 こちらが出来ることといえば、とにかくお金を払って何度でも通い続けることしかないんだけれど・・・。

 

 

 雨が降る中、そこ「青森アムゼ」で観た映画は「わたしの知らない子どもたち」という映画だ。

 監督は大好きな西川美和。

 この監督が創る映画はどれも素晴らしい。ハズレというものがない。だからいつも期待に胸が膨らむ。

 第一作目の「雨上がり決死隊」宮迫博之が主演した「蛇イチゴ」から始まって、「ゆれる」も凄かったし、「ディア・ドクター」、「夢見るふたり」、「永い言い訳」、そして「すばらしき世界」・・・。

 彼女の凄いところは、すべての作品の脚本と監督を同時に手掛け、幾つか原案も彼女自身で提供している点だろう。

 今回の「わたしの知らない子どもたち」もまた、原案・脚本・監督を手掛けている。

 お客さんは、10数人だった。少し淋しい入りだと思ったが、ほとんどが中高年、それも男女とも一人で観に来ていた。

 

 

 終戦直後の混乱した日本。

 悲惨な戦争で、音楽家だった父(竹野内豊)と母を亡くした12歳の少女・琴子(琴子を演じた小八重葵美の演技には驚嘆した!)は、アメリカ進駐軍の支配や路上での売春の横行を目の当たりにして、女性であることを隠し、髪を短く切り、少年としてこの混乱した社会の中で生きていこうと決心する。

 その一方で、琴子が疎開した学校の教師・文美子(二階堂ふみ)は、東京で別れた琴子のその後が気になりながらも、父親がいない幼子を抱え、極貧生活を送っていた。

 しかし、女性一人で幼子を育てるにはあまりにも過酷な状況から、仕方なく売春行為でお金を稼ぐことを決める・・・。

 ここから、ラストの感動へと物語は一気に突き進む。

 約500名のオーディションから選ばれたという、子役の小八重葵美の演技が本当に素晴らしい。

 そしてまた、二階堂ふみ、竹野内豊、役所広司、田中裕子、岡田准一らの演技も、子どもたちの演技も、息をのむような素晴らしさ。

 号泣とまではいかなかったけれど、観ながら何度も目頭が熱くなってしまった。

 子どもたちの、悲惨で過酷で目を覆いたくなるシーンの連続に、心底辛くなってしまったけれど、ラストでは感動と明るい光が零れ出してくる。

 今年観た日本映画の中で、ベスト1である! 

 もちろん、現時点ではということですが・・・。

 西川美和監督の「わたしの知らない子どもたち」。

 本当に素晴らしい!

 絶対、観るべしっ!

 

 今日は朝から雲一つない青空が広がっている。

 ひんやりとした澄み切った空気が眠気を覚まし、心と身体をすっきりリフレッシュさせてくれる。

 7時半、6階の窓から「八甲田連邦」を眺めた。

 「雲谷スキー場」の一部に薄っすらと新雪が敷き詰められていた。

 今年は暖冬小雪だというけれど、本当にそうなんだろうか?

 ドカ雪も降りそうな気もして、少しだけ気が滅入る。

 

 

 でもお昼近くになって、だんだんと灰色がかった雲が広がりはじめ、晩秋らしい天気に変わった。

 結局、プロ野球日本シリーズは「福岡ソフトバンクホークス」が「横浜DeNAベイスターズ」を4対2で下し、4連勝2年連続13度目の日本一へと輝いた。

 最初の3連戦はいずれも延長戦で中々面白かったし、昨日の夜の第4戦も、8時から9時までは「ヨガ」教室で観られなかったけれど、それまでの時間、夕食を摂りながらずーっとTV中継を観ていた。別にどっちのファンでもないんですが・・・。

 

 

 朝、熱い珈琲を啜りながら「朝日新聞」を読んでたら、文化面に「村上龍さんを悼む」という作家の島田雅彦氏の「追悼文」が掲載されていた。

 島田雅彦は彼のことを「憑依して書いた感覚の社会学者」として評価していたけれど、確かにそういう面は大きかったと思う。

 そんな時代の寵児だった作家も、こうしてこの世界から無常にも淋しく去ってゆくんだ・・・。

 午後、仕事で別棟へと落ち葉を踏みながら歩いて向かう。

 いつのまにか、また空の色が変わっていた。

 

 晩秋の透明な青、山頂の静謐な白、そして鮮やかな落ち葉の赤たちが、それぞれ思い思いに輝いている。

 

 初雪が降った。

 吃驚した。まだ10月なのに、空から白い雪が落ち、強風の中で激しく舞っている。

 とにかく寒い。朝も凍えるような寒さで、仕事場についてすぐさま暖房を点けて室内を暖める。

 窓から外を眺めた。

 吹雪だ。マジで?

 まだ10月28日だというのに、もう吹雪かよ・・・。

 

 

 それでも雪が積もるというほどではない。時々、氷雨が降ったり、それから少し収まったり、天気は目まぐるしく変わってゆく。

 10月に降る初雪としては、なんと16年振りだという。いつもの年より11日早く、去年よりも14日早い初雪だと、TVのニュースが伝えていた。

 八甲田の山道だろう、道路の側溝脇にスリップして埋まっている自動車の映像が流れていた。

 辛くて過酷な青森の冬がとうとうやって来た・・・。

 

 

 昨日の午後からは、市内にある「ホテルA」で、国・県・市による某総会が開催され、そこでの「基調講演」を依頼されていたので、約40分間の講話を行った。

 東北管内の市町村長さんたちが一堂に会していて、国のお役人たちも大挙参加しているので、結構緊張した。

 基調講演を含めた某大会は無事終了し、そこから「情報交換会」へと移行した。

 各都市の首長さんたちと名刺交換をし、懇談に入る。

 でも車だったので、ノンアルを飲み、大いに盛り上がる会場ではあったけれど途中退席した。

 

 

 冷たい雨が降る、夜の街を車で走る。

 こんな底冷えのする夜は、暖かい部屋に籠って音楽でもゆったり聴いていたい。

 そう思い、帰宅してから速攻で部屋へと籠り、雨音が鳴り止まない野外の暗闇をぼんやり窓越しに眺めながら、独りJazzを聴く。

 そういえば、「ユーネクスト」で1958年開催された第5回ニューポート・ジャズフェスティバルを記録したアメリカのドキュメンタリー映画、「真夏の夜のジャズ」が配信されていたっけ。

 急に思い出し、ジャズ映画の古典と言われている、映画「真夏の夜のジャズ」を観ることにした。

 上映時間は83分。

 確かに、セロニアス・モンクやアニタ・オディ、チャック・ベリーまで出ていたけれど、ステージでのパフォーマンスよりも観客たちの映像を執拗に追い掛けていて、そこがちょっと不満だった。

 モンクなんて、直ぐ画面から消えちゃったし・・・。