ホームシアターで映画鑑賞

ずっともう一度見たかった映画がいつの間にかアマゾンプライムビデオで無料配信になっていました。

必見です❗(個人的に)

(歓喜の街)
シティ・オブ・ジョイ



インドのカルカッタに滞在しているときに原作のペーパーバックを読みまた。

映画とともに、凄く感動しました。

(超偏見ですが)フランス人もたまにはいいものを書くな~🤣


物語は

あるアメリカ人の若い外科医が幼い命を救えなかったことで挫折して、インドのカルカッタ(コルカタ)にやって来る。

そこで、路上で生活する一家と出会い、スラムで活動する診療所で働くようになり、インドの過酷な現状の中で様々な人達を必死に助けることで、成長するとともに、徐々に立ち直っていく

⏫⏫⏫悲しい、おそろしいシーンです。


という、色んな意味でインド感タップリの再生の物語です。

でも、ただの感動物語で終わらない深い事を教えてくれる映画です。

主演:パトリック・スウェイジ
(ノーギャラで出演らしい)


インドの残酷なまでの現実がでてきます。

路上生活者、ハンセン病(leprogy)の人達など、腐敗した社会で虐げられる人々

その中で、彼らを必死に助けようとスラムで一人で活動するスイス人の女性(ジョアン)

彼女の言葉

物事に対してできることは3つ

逃げる」「傍観する」「飛び込む

彼女に促され、渋々ながら、活動に参加するマックス(アメリカ人医師)

ジョアンの活動は、マザーテレサが初めて一人でスラムに入っていき活動をはじめた姿を思い出させました。

多くの人が苦しみ、亡くなっていくスラムで、たった一人ではじめた小さな支援の一歩が徐々に広がり、その支援が世界的なものになっていく。

マザーテレサを何かと批判する前に、この映画でインドの現実を見てほしい。

ちゃんとした医療機関なんてありません

苦しみ、死んでいく路上生活者や病気の人を見て、これが偽善かなんて考える暇はありません。ただ、眼の前にいる彼らに一人の人間として手を差し伸べるだけです。

その行為が本当に正しいかなんてわかりません。

何も無い貧困の中でも、彼らになにか出来ることをする。

ジョアンとマックスも同じでした。


この映画には、歴史的に何千年も忌み嫌われていた(迫害されてきた)ハンセン病患者(lepers)が出てきます。


マザーテレサも彼らのためにカルカッタのかなり郊外にハンセン病患者の療養所を開いていて、少しの間そこで働かせてもらってました🙏
 


このように、インドでは目を背けたくなるような多くの残酷な現実があります。


そんな社会で懸命に生きる貧しい人達の姿に感動を覚えることでしょう。


なんかインドでのことを思い出して、映画を見ながらインドについて妻に説明していて、涙が止まりませんでした。


自分も若いときに、病気などにより挫折した時に偶然インドのカルカッタ(コルカタ)に渡り、マザーテレサの施設でボランティアを半年ちょっとやっていました。


ボランティアという言葉が嫌いな人は、「ただ、眼の前の酷い現実に耐えられなくなり活動していた」とでも取っておいてください。


そのことに関しては⏬⏬⏬をご覧ください😊
 



そこで知ったのは、貧しい人たちの援助をしていることは、実は「彼らを助けているのではなく、自分が助けてもらっている」、ということ


とにかく、なんか自分の過去がこの映画とかぶるところが多く、思い出に残っている秀作映画です。


ただ、自分が一緒に見ていたら、インドの事情についていろいろと説明してあげられ、3倍ぐらいこの映画を楽しめるのにな~、と思いました😊

(妻は、ラッキーでした🤣)


是非とも見てほしい映画です🎦


もしかしたら、これが《今の自分》に本当に必要なものかもしれません。


※ほとんどのインド人はこの映画を見ないでしょう。日本や欧米で以前流行っていたインド関連の映画はインドの過酷な現実を描いたものが多く、そんな現実なんてインドの人は見たくない❗

見るなら、華やかなダンスや歌に溢れたヒーローやヒロインの物語です。

この事をインドで分かった気がします。




補足

日本は優生保護法」「らい予防法の名のもとにハンセン病患者に対して、1996年まで法律により非人道的な完全強制隔離政策をとっていました

優生思想

1996年まで、本人の同意なしの強制不妊手術が法律で認められていた❗

⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬
家族と縁を切らされ強制隔離(一生)

精神障害者も同様の扱い❗

子孫を残すことが違法行為❗


以前、東村山市のハンセン病患者の隔離施設である「全生園」を訪れて、ここで働いていた看護師の方に園内を案内してもらったことがあります。

そこで、現代の日本では信じられない処遇(非人道的な収容所での差別)を何十年も受けていた収容者(ハンセン病患者)のお話を聞きました。

内容に関しては割愛します


日本のハンセン病に関しては、これも名作である

あん


主演、樹木希林


を合わせてご覧ください。


そして機会があれば、お近くのハンセン病療養所(収容所)にはハンセン病の歴史や文化の展示館があるので訪れてみてください。

自分も、「あん」を見たあと妻と友人を連れて「全生園」を訪れました(再訪)

国立療養所多磨全生園
療養所とありますが、ハンセン病患者の隔離収容所です。(今は見学できます)


日本でも、陰に隠されて、ナチスと同様の優生思想のもとで、つい最近まで同じ日本人に非人道的な扱いをしてきたことを知ってください。

ハンセン病は決してインドや西洋の歴史物語ではありません。


現実です。




麻婆豆腐を作ってみました(再)】

なかなかレパートリーの無い自作料理ですが…

昨晩は妻の帰宅が遅いので、《妻のために❗》(⏪ここが大事🤣)またまた麻婆豆腐を作ることにしました。


まずは、昼間のお買い物から


豆腐、ネギ、鶏の挽肉、麻婆豆腐の素

を準備して、夜を待ちます。


ここから簡単調理

鶏の挽肉をごま油で炒めて、麻婆豆腐の素と豆腐を大量に(2丁)投入

3分間煮たら、トロミ粉を入れて再加熱して

出来上がり〜🎉



妻が帰宅してから、ネギをかけて


更にそれをご飯にのせれば

「麻婆豆腐丼」の完成


妻が喜んで食べてくれました😊


自分にとっても、日常のちょっとした喜びでした



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました


🙏🙏🙏