20080409 日本経済新聞 地方経済面
茨城県信用農業協同組合連合会(茨城県信連)と県内の農業協同組合(JA)は二〇〇八年度中にも、ローン専門の営業担当者を置くJAを八カ所に倍増する。営業担当者は地元の工務店と提携し、住宅ローンの獲得を目指す。担当者の増員で営業力を強化し、ライバルの地方銀行などに対抗する。
ローン専門の担当者がいるのは現在、なめがた(行方市)、茨城みなみ(つくばみらい市)、岩井(坂東市)、つくば市の各JA。今年度中に新たに四カ所のJAに専門担当者を置く予定。担当者は住宅ローンの紹介案件を増やすため、地元のハウスメーカーや工務店との提携に力を入れる。
JAはローンのほかに共済や農機具販売など複数の事業を扱う。このため、一般の営業担当者は「ローンの獲得に集中できない状況」(茨城県信連金融統括部)。ローン専門の担当者を置くことで効率的な営業を狙う。
県内JAの一月末の住宅ローン残高は前年同期比一・一%増の八百四億円。融資残高全体の約二七%を占めた。各JAは住宅ローンの新規獲得を重点課題とし、休日に相談会などを開いている。
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