私もたくさん出演しますよ!
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劣等感を克服すると「恋愛」の達人になれる
◆詳細
【日時】 2014年5月23日(金) 19:00~20:30
(受付開始は、19:00~)
【場 所】 志縁塾セミナールーム『ふらっと』
都営地下鉄・浅草線 宝町 徒歩1分 A6出口
東京メトロ・銀座線 京橋 徒歩3分 4番出口
JR東京駅(八重洲口) 徒歩10分
<住所:東京都中央区京橋2ー11ー5 パインセントラルビル2F>
【参加費】 3,500円(一般)
3,000円(笑いと幸せ研究所の会員)
【完全・予約制となります。】
◆コーディネーターは
大谷 由里子(おおたに ゆりこ)さんです^^
詳しくはコチラをっクリックしてください ↓ ↓ ↓
http://www.shienjuku.com/event/archives/2014/05/16895.html
◆詳細
【日時】 2014年5月23日(金) 19:00~20:30
(受付開始は、19:00~)
【場 所】 志縁塾セミナールーム『ふらっと』
都営地下鉄・浅草線 宝町 徒歩1分 A6出口
東京メトロ・銀座線 京橋 徒歩3分 4番出口
JR東京駅(八重洲口) 徒歩10分
<住所:東京都中央区京橋2ー11ー5 パインセントラルビル2F>
【参加費】 3,500円(一般)
3,000円(笑いと幸せ研究所の会員)
【完全・予約制となります。】
◆コーディネーターは
大谷 由里子(おおたに ゆりこ)さんです^^
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親父の勲章 最終話
彼にとって親父さんのようになってしまうのが人生最低で最悪のことだったのです。
それが彼の心の中でまるで“おばけ屋敷”のように恐怖の象徴になっていました。
(このおばけ屋敷をなんとかしないと...)
「少し親父さんのことを考えてみましょうか?」
「何だかイヤな感じがします。親父のことを考えると同じようになってしまいそうで」
「でも、親父さんを理解することで今の状況を抜けることができるとしたらどうでしょうか?」
「私もそんな感じがしてきました。親父を理解することが必要かもしれない...」
「では、イメージを使って親父さんを理解してみましょうか?」
「えっ、イメージを使うんですか? そんなことできるんですか?」
「出来ますよ。ここには親父さんはいませんから、貴方の記憶とイメージを使うんです」
「たしかに親父はここにはいませんもんね(笑)」
「では、軽く目を閉じて... 深呼吸をして... リラックスして... 親父さんの若いころをイメージしてください。貴方が小さかったころの親父さんです。どんな親父さんが見えますか?」
「一生懸命働いてる親父が見えます... もうクタクタなのに.... 頑張ってる...」
「なぜそんなに一生懸命働いてるのでしょう?」
「わかりません。何故だろう?」
「イメージでその親父さんに『何故そんなに頑張るのですか』って聞いてみてください」
「・・・・・・・・」
「親父さんは何てこたえますか?」
「こっ、子供がいるんだ。あの子の為に頑張らなきゃいけないって...」
(彼は親父さんの愛を感じて泣いていました)
「親父さんにどんな息子になって欲しいですかって聞いてみてください」
「大きな会社に就職して、りっぱな男になって欲しいって言ってます」
「そうですか、貴方がりっぱになることは親父さんの夢だったんですね。だからイイ学校にも行かせてあげたくって一生懸命頑張ってるんだ」
「そうです。知っていました... イヤっ忘れていました」
「今の貴方がその若い親父さんを見て、何か言ってあげたいことってありますか?」
「あります! あります!」
「言ってあげてください」
「お父さんありがとう、お父さんありがとう、お父さんありがとう!」
彼は親父さんに感謝という勲章をいっぱいあげたようです。
もう親父さんはおばけ屋敷ではなくなりました。
そして彼は今も大きな会社で働くべく頑張っていますが、それはもう親父さんを攻撃する為ではなく、 親父さんから夢のバトンをもらったイチロー選手のように晴れ晴れと仕事に向き合っています。
念願の彼女もできたそうです。
彼は親の心を理解して、本物の親になる準備をしはじめたようです。
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
親父の勲章 第二話
この罪悪感は普通ではないと思いました。
心の底で自分以外の誰かを責めているに違いない... 誰を責めているのだろう?
「今の彼方の状態って誰かに似ていませんか?」
「私の今の状態? 仕事に失敗して... 最悪って感じ... あ~っ、親父だ!」
「その親父さんのことを聞かせてもらえませんか?」
「え~っ、親父~ う~っ、あんまり考えたくない」
(そうか親父さんだったのか... キーワードは親父さんか...)
彼の親父さんは昔、仕事で大きな失敗をしたのだそうです。
惨めで、家族にも愛されずに最悪の親父...
俺はリッパな男になるんだ! 成功するんだ!出世するんだ!「絶対に親父みたいになるもんか!」そう言い聞かせながら頑張ってきたのだそうです。
「お父さんが仕事に失敗されたのですか。そうだとしたら、貴方が大きな会社に就職したときお父さんは喜んでいたでしょう?」
「イヤっ、親父を裏切っているような感じがして..何かよけいに近寄りにくくなってしまって... 」
(そうか、親父みたいになるものか!って大企業に就職したとき、それが親父さんに対しての攻撃や裏切りみたいなものになってしまったんだな)。
「私は子供のころ親父に怒っていました。何でしっかりしてないんだよ~ 何でうちが貧乏なんだよ~ って思っていました」
「最近、その親父さんに似てきたって言われませんか?」
「よく言われます... 最悪ですが...」
「今の貴方だったら、親父さんの気持ちが分かるんじゃないですか?」
「・・・・・・・・」
私達はみんな子供ころに親に対して不満を持ちます。
まるでボクシングを観戦しながら“もっと頑張らんか~”“何やってんねん!”って言っているようなものです。
子供の頃の私達は“大人の世界”というリングを観客席から見ているだけでよかったのですが...
「今、私がそのリングに上がっているんですね」
「そうです。その通り... もう親父さんと同じ世界に生きているんですよ。だからなかなか思うようには出来ないってことが、今の貴方なら分かるハズですよ。やっと親父さんを理解できる年になったってことですか」
「たしかにそうかもしれません...」
つづく
親父の勲章 第一話
かなり前の話しですが、当時おこなっていた無料電話カウンセリングにこんな電話がかかってきました。
「あの~え~っと 別に何でもないんですけど」
(別に何でもなかったら、ここには電話してないハズ...)
「あの~ 仕事の問題って聞いてもらえるんですか?」
「ええ、どんな事でもお伺いしますよ。さてどんな問題なのでしょうか?」
その方は30代の男性で、3ヶ月前に仕事を辞めてから仕事に対して意欲的に向き合えなくなってしまったというお話しでした。
仕事を探さなきゃって思っとたんに吐き気がして、ときには本当に吐いてしまうこともあるのだということでした。
「すいません。こんな話しで... 情けないというか...」
彼は私に対して本当に申し訳なさそうに話すのでした。
「そんなに自分を責めてはダメですよ。何か郵便ポストが赤いのも俺のせいって感じですね(笑)」
「ははっ(笑)そうですね。最近、友人にも『お前ごめんなさい星人か!』って言われています」
最近の彼は誰に対しても『ごめんなさい、ごめんなさい』っていうので、友人から“ごめんなさい星人”とあだ名をつけられたそうです(笑)。
それからお互い45分間気楽な感じでいろいろな話しをして、彼は私を気に入ってくれたようです。
「長谷川さん、会ってお話しはできませんか?」
「面談カウンセリングをしたいということですか?」
「はいっ、ぜひ会ってお話しをしてみたいのですが...」
それから数日して彼は大阪のカウンセリングルームへやってきました。
彼は会ったとたんに引きつった笑顔で『すいません』といいました。
「どうしてあやまるのですか?」
「何か自分が悪いことをしているようで...」
「何か悪いことでもしているのですか?」
「イヤっ別に悪いことはしていないのですが、仕事をしていないってことがすごく悪いことをしているみたいで...」
彼は背広が似合うとても真面目そうな青年でした。
「3ヶ月前まではどんな仕事をされていたのですか?」
「はいっ、外資系の会社で営業をしていました」
「外資系の会社で営業ですか。忙しくはなかったですか?」
「それは... 口では言えないくらい忙しかったです。ちゃんと寝るヒマもなかったんです」
朝8時から夜中の11時まで、働いて、働いて、くたくたになって働いて... そんな数年間だったそうです。
彼はとても頑張り屋さんだったみたいで、会社からも認められてぜひ“リーダー”になってくれと言われた矢先に仕事に行けなくなってしまいました。
「会社を辞める前に、お休みをとったりはしましたか?」
「イヤっ、これ以上は迷惑はかけられないので辞めることにしたんです」
彼は以前、会社を無断欠勤したことがあるそうです。
その時も同じように仕事に行けず、その上家にも帰れない状態でどこに行くでもなく、街をウロウロしていたのだそうです。
3日間、会社を無断で休んだあとで会社に出向き「辞める」という彼を上司が引き止めてくれたのだということでした。
それから彼は一生懸命頑張り、会社の信頼も得て、さあ“リーダーに!”というところで今回の問題がおこったのです。
「以前も辞める、辞めないという問題をおこしていますので、今回はもう...」
「休むことは出来なかったんでしょうか?」
「サボる自分を許せないんです... 何か最低だって感じで...」
つづく
天国からの贈り物 最終話
「そうです。私がこれからいろいろ質問をしますから、旦那さんになって答えてください」
「私が夫になって質問に答えるんですか?」
「貴方なら旦那さんが誰かから質問をされた時に、どのように答えるのかという事を世界で一番よく知っている人なんじゃないですか?」
「はい。多分、そう思います」
「だったら、旦那さんになるのに貴方ほど適役な人はいないじゃないですか」
「はい... 」
「では準備をしましょう.、目を軽く閉じてみてください。深呼吸をして、力を抜いて... リラックスしてください... では孝之さんの心が貴方の中に入っていくと想像してください... 貴方はひとみさんの夫の孝之さんですか?」
「はっ、はい。そうです」
「では、孝之さん... 貴方は亡くなられたわけですが、今の奥さんやお子さん達を見てどんな感じがしますか?」
「とても辛い... 私が死んでしまったから家族が苦労をしている.... 」
「貴方も自分を責めているのですね?」
「はい、本当は自分が家族の面倒を見なくてはいけないのに... 責任を果たしていない... 」
「貴方は家族に生命保険のお金を残されたのですが、それをどのようにして欲しいですか?」
「私はもう家族に何もしてあげられない..... だから家族の為に使って欲しい」
「奥さんは看護婦さんになりたいと言っています。その為に保険金を使ってもいいですか?」
「もちろん!すばらしい事だ... 妻らしいと思います」
「解りました、ありがとうございました。もう奥さん自身に戻ってもイイですよ。よかったですね、旦那さん了解してくれたみたいですよ」
「はい... 」
「貴方の旦那さんがもし生きていて、同じような質問をしたとしても答えは一緒だと思いますよ」
「私もそう思います... 」
「それでは頑張ってイイ看護婦さんになってくださいね、及ばずながら私も応援しますよ。またいつかお会いしましょう、来ていただいて本当にありがとうございまいた」
あれからもう何年もたつのですが、彼女はりっぱな看護婦さんになりました。
子供達もそれぞれの夢に向かって歩き出し、とても元気に過ごしているそうです。
旦那さんは保険金だけではなく、奥さんに看護婦の仕事という生き甲斐と家族の笑顔を残していってくれたのです。
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最後まで読んで下さりありがとうございました♪
おわり
天国からの贈り物 第三話
「質問してもイイですか? どんな時、何をしている時に貴方は楽なのでしょうか?」
「ん~.... それは、たぶん自分の好きな事をやっている時でしょうか」
「今の貴方はその好きな事に取り組んでいますか?」
「仕事と子育てで目一杯で... 自分の事なんかあまり考えてきませんでした.... 」
「自分を犠牲にしてきたのですね。がまんをして.... あきらめて..... 子供達もそうやっているんじゃないですか?」
「そうかもしれません」
「今、何かやってみたい事はありますか?」
「はい、実は看護婦の資格を取りたいのです」
旦那さんが入院していた時にその病院の看護婦さん達が一生懸命お世話をしてくれたという事を話してくれました。
心細い時に励まし支えてくれたあの恩を忘れない、私もあんな人になりたい、そう思ったそうです。
しかし看護学校に通って仕事をするとなると家にいる時間が余計になくなってしまうと思いその夢をあきらめていたそうです。
「じゃそれ、やってみませんか?」
「えっ、どうやってやればイイのですか?」
「旦那さんの保険金があるじゃないですか」
「ダッ、ダメ。あれは夫が命と引き換えに残してくれたお金です」
「だからこそ貴方と子供達の為に使うのです」
この場合、生命保険のお金というのは少しやっかいなものなのです。
夫の命と引き換えに入ったお金ですから、それを使うのに罪悪感がともないます。
その結果、残された人達がそのお金を使えない。
もしくは、保険金を持っている事が悪いような感じがするので湯水のように無駄使いをしてしまう。
だから、心霊商法などにも引っ掛かりやすいのです。
「夫は許してくれるでしょうか?」
「何の為に旦那さんが保険金を残されたと思いますか? きっと許してくれると思いますよ」
「ホントに?」
「じゃ、聞いてみますか?」
「えっ、どうやって天国の夫に聞くのですか??」
「たしか貴方は孝之さんの奥さんですよね?」
「もっ、もちろんそうです。変なこと聞かないでください!」
「すいません。だったら旦那さんの事はよ~く知っていますよね?」
「はいっ、知っています」
「では、今から貴方が天国の旦那さんになってください」
「私が夫になるんですか??」
つづく