吉岡里帆さんは京都橘大に通っていたらしい。
俺も吉岡里帆さんのいる
キャンパスライフを過ごしたかった。
どうも、滋賀にきたで。
遠いで。
びわこ大は今年から石間寛人新監督が就任したが、
開幕から7試合白星なしの最下位と苦しんでいる。
今日はホームだから大応援団が駆けつけていた。
びわこ大の熱くて楽しい応援はマジで必聴。
ロスタイムが表示されると
「5分かーい!」とツッコミが入ったり、
ピンチになったら「やめてー!」と叫んだりする。
声が出ていないと、
コールリーダーから鋭い指摘も入っていた。
京都橘大はここまで1勝3分3敗で、
こちらも近いから吹奏楽部が動員されていた。
京都橘大の演奏に乗ってびわこ大が歌っていた。
びわこ成蹊スポーツ大学
GK 21 倉原 將 4年 サガン鳥栖U-18
DF 2 藤井 嵐 4年 立正大学淞南高校
3 中橋 陸翔 4年 滋賀県立野洲高校
6 角田 倫伝 3年 セレッソ大阪U-18
MF 7 矢越 俊哉 2年 松本国際高校
8 向田 新©️ 4年 滋賀県立野洲高校
22 中川 知哉 3年 飯塚高校
24 高垣 佑椰 3年 大阪桐蔭高校
10 中島 聖翔 3年 V・ファーレン長崎U-18
20 高良 幸之介 2年 青森山田高校
FW 19 佐川 玲史 3年 東福岡高校
京都橘大学
GK 1 櫻井 絢介 4年 鹿島学園高校
DF 3 西田 航士朗 4年 京都橘高校
5 横山 凌雅 4年 米子北高校
7 中野 晃弥©️ 4年 京都橘高校
22 沖 秀大 3年 東海大学付属大阪仰星高校
MF 6 寺木 奏人 4年 帝京長岡高校
8 鎌田 翔大 3年 京都橘高校
23 川島 優人 2年 近江高校
9 里見 龍太郎 4年 カターレ富山U-18
26 大山 晃生 2年 V・ファーレン長崎U-18
FW 11 松村 尚樹 3年 鹿島学園高校
「え?」っていう感じでゴールが入った。
後半35分、びわこ大の途中出場、稲垣禅太郎が
左サイド深くからドリブルでエグると、
角度のないところからシュートを放つ。
このシュートがゴールに吸い込まれると、
観客席は「タッチライン割らなかった?え?」
と間があったが、どうやら割らなかったらしい。
このゴールが決勝点となり、びわこ大が今季初勝利。
ホイッスルの瞬間、石間寛人監督もガッツポーズ。
ベンチからコーチ陣も出てきて監督と抱き合う。
ご父兄も「やればできる子達やで!」と絶賛。
びわこ大は、3バックになっていた。
ただ、ぶっちゃけ守備は
「大丈夫か?いや、大丈夫じゃないな」
という感じで、要改善だった。
簡単に裏を取られるから、オフサイドも取れず、
チャレンジ&カバーもないから連続性もない。
人に強い感じもなく…、非常にマズい状況だった。
GK倉原將は、マン・オブ・ザ・マッチ。
後半の序盤にあった絶体絶命のピンチを救った。
完全に崩されて、相手との一対一を止めた。
あのスーパーセーブがなかったら負けていたかも。
あと、彼のキックはヤバいっす。
フィールドプレーヤー顔負けで、
ピンポイントで味方に合わせて、凄まじかった。
あのキックはJ1レベルやで。
京都橘大は、はじめましてです。
看護系の学部もある元・女子大なんですね。
京都橘高校も元々は女子校だもんな。
初めての1部というクオリティーじゃなかった。
個人能力も、サッカー自体も。
今日は何せ、決定力不足に泣いた。
サッカーは戦術的で、超流動的。
サイドバックがゴール前まで侵入するし、
サイドバックとウイングが
いつの間にかスイッチしているし、
マジで誰がどこにいったのか分からなくなる。
中野晃弥主将は、偽サイドバックで、
サイドバックというより、もはやボランチ。
左利きのコンダクターとして、彼が展開していた。
彼以外にも左利きが多く、
GK櫻井絢介、横山凌雅、寺木奏人もレフティー。
里見龍太郎も目立っていた。
齋藤恵太を髣髴とさせる体幹が前傾気味の
キレキレのドリブラーで、
切り返しは鬼のように深い。
あんな切り返しされたら絶対止められへんで。
びわこ大は勝ったものの、道のりは険しいな。
「守備8:攻撃2」ぐらいのバランスなのに、
守備が危なっかしい。
守備を早急に安定させて、攻撃に厚みを加えたい。