春が来て、WAVEもチェンジして、クロッカスが咲き、池にカエルが集まり、多くの球根が目を噴いた。
今年の受験も、思うところはあるが、つつがなく過ぎゆき、一段落して、自分も何か次のことをおっ始めたいという気分を禁じ得ない。
『私の魚遍歴』、題としては若干イマイチの感があるが、多くの人に喜んでいただいたらしく、極めて光栄である。
私の読書は、セルバンテス『ドン・キホーテ』から『イーリアス』に移りつつ、同時にボルヘスを読み刺し、結局『セルバンテス模範集』(岩波文庫では『短編集』)が就寝前のものに相なっているが、なぜか久しぶりでモンテーニュやバルザックを読みたい気分に襲われている。
種々の出版予定を前にして、ではそれを全体抽象化して、自分の書きたいことは何かとダイアローグするも、春の花粉のおとぼけで、その答えは春霞のごとし。今週末、満月奥多摩で次の方向性を占わんとする自分がいる。
以下は、『私の魚遍歴』のとりあえずの「最終稿」で、読みやすくするために、初めより編集したものである。
と書こうとしたが、「字数制限」で載せられなかったので、読みたい人はnoteで見るようにしてほしい。
こちらが操作に不明なのかもしれないが、これをもってAmebroは止めにしようと思うが。