会社経営をされている生徒さん。
「幼少の頃から、舌足らずと言われ、何とか改善したいです。」とお越しになりました。
「総会など、人前で発言する機会が多く、その度、上手く話せないことが辛いです。」
「立場上、舌足らずにより子供っぽく聞こえる状態を改善したい。」とのことでした。
お悩みを話してくださる間、特定の言葉で、必要以上に舌が見えるなど、
舌足らずと言われる原因が多くありましたので、その点を踏まえ、滑舌トレーニングを開始です
「舌足らずとは?」を下記にてご説明しています。
舌を動かしますと、「らーらーらー・・・」
生徒さんの舌は、大変重たく、動きづらさがありました。
実は、生徒さんは、数年前に、舌小帯の手術を数回行った経験があり、手術の後も、特にトレーニングをしなかったとのことで、「新しい舌」を使いきれていない状態
医師の方にも手術の後には、滑舌トレーニングが必要と言われたが、そのままにしていた、とのことでした。
今からでも遅くはありませんので、ビシバシと改善トレーニングを行いました
舌小帯とは舌の裏のスジのことで、「舌小帯短縮症と滑舌の関係」で詳しくご説明しています。
「舌足らずの原因と治し方とは」の通り、舌足らずの原因は大きく分けて3つほどありますが、
生徒さんの舌足らずの原因は、下記にありました。
・舌小帯が幼少期より短かった
・特定の言葉(た行やな行)の舌の位置
・ら行の発音の仕方
舌小帯が短い方は、基本的にら行の発音のしづらさがありますが、生徒さんの場合は、それに伴い、た行やな行などへも影響がありました。
子供っぽい話し方になる場合は、上記の影響により、発音がまったりと、もったりと、重たくなることが原因です
生徒さんは、何せ貫禄がありますので、話し方に子供っぽさを感じることはありませんが、舌が動きづらい分、話し方はゆっくりになりますから、動きづらさを根本的に改善することが必要。
動きづらさを改善すれば、パキパキと話すことができますから、結果、舌足らずな話し方を改善することができます。
そして、舌がつりそうなスパルタトレーニングの後は・・・
正しい位置で発音できるようになりましたので、
「自分でも発音がはっきりと聞こえます。普段のもたつきを感じません」と生徒さん
この状態をキープしていただくため、ご自宅でのトレーニングを頑張って頂き、
先日、状態を確認させて頂きますと、「前回よりも、話しやすいです」とのこと。
ブラボーです
練習の度合いを伺いますと、「毎朝、朝食の前に行っています。」と、ご自宅でのトレーニングの成果ですので、生徒さんの頑張りに本当に脱帽です。
あら?
滑舌トレーニングは、朝食前?朝食後?
どちらが良いのか?と一瞬考えてしまいましたが、答えは、朝食後。
理由が気になる方は、レッスンの時に聞いてください
引き続き、どんどん苦手な言葉も改善し、お仕事の際に不安がないよう、滑舌トレーニングを頑張って頂きたいと思います。
オンラインレッスン行っております。
日本初、滑舌トレーナーによる
滑舌矯正、滑舌トレーニングを行う東京・渋谷の滑舌教室です
滑舌の診断も行っていますので
詳しくは下記HPをご覧ください