こちらは「南相馬市ボランティア活動センター」のブログです。
（旧称：仲町ボランティア活動センター）
南相馬市は、おおまかに見ると、北から南へ向かって
原発から３０ｋｍ圏外 鹿島区
原発から２０ｋｍ～３０ｋｍ 原町区
原発から１０ｋｍ～２０ｋｍ 小高区
と区分けされています。
小高区では、倒壊したままの家屋がそのままで、津波で流されてきた乗用車がひっくり返って
道路をふさいでいる現状です。原町区は、道路の亀裂は補修されて奇麗になって、仕事も学校も再開しています。
小高区に自宅があるので、昼間は片づけのために、被災者の方が通ってきていらしゃいますが、
住んでいるのは鹿島区や原町区にある仮設住宅の場合が多いので、夜はそちらへ帰って行かれます。
当センターもボランティアも、昼間は小高区の事務所と現場に来て、活動して、夜は、
原町区の宿泊施設へ戻って寝ます。
夕方、活動が終わって帰路の車中、原発２０ｋｍの境界線で、周囲の景色がガラッと変わり、
まるで、原発２０ｋｍ圏内は「今の小高区」、そして、原発２０ｋｍ圏外は「未来の小高区」のように感じます。
被災者の方にも、ここを通って帰る時に、前向き感じてもらえるといいのですが・・・
去年は立入禁止、今年はガレキ撤去する、来年は奇麗に元通り
そんな復興への祈りを込めて、原発２０ｋｍ地点のタイムマシーンに乗ります。
未来へ向かって、タイムスリップ
◆◆２０１２年７月１３日（金）の活動報告◆◆
◆ボランティア参加人数 総数４５名
（団体参加 ２８名様 埼玉県 社会福祉法人鶴ヶ島市社会福祉協議会
災害ボランティアバスパック 様）
◆件数 ５件
◆内容
＠小高区 旧・警戒区域 草刈り ４件
＠原町区 宿泊施設の整備 １件
最高気温３０℃、めちゃくちゃ暑い日になりました。熱中症にご注意ください。
活動に参加して下さったボランティアの方、大変ありがとうございました。
ゆっくり休んで体調回復してくださいませ。
東日本大震災による、地震、津波、の被災地で活動しています。
福島第1原発から１０ｋｍ～２０ｋｍで、旧・警戒区域の原町区の一部および小高区で、
瓦礫撤去（ガレキ）、側溝泥出しなどの災害復興支援活動です。
◆◆ボランティア募集◆◆
◆活動日 毎日（平日も活動します）、年中無休
◆雨天 決行（雨でも中止になりません）
◆集合 福島県南相馬市小高区本町２－８９ 小高区社協会館
◆時間
～８：３０ 受付
８：３０ マッチング開始（集合→説明会→マッチング→現場へ移動）
９：００～１６：００ ボランティア活動
１６：００ 小高区社協会館に戻って解散
◆活動内容 力仕事、がれき撤去、津波の泥出し、草刈り、ガテン系
◆活動場所 主に、福島第１原発から１０ｋｍ～２０ｋｍ、地震、津波、の被災地
◆人数 個人参加、団体参加どちらも可能
◆予約 活動は予約不要。宿泊と送迎は要予約。
◆無料宿泊所 あり。要予約。 →詳細はこちら
＠グリーンパーク管理棟付近の宿泊施設
福島県南相馬市原町区北泉地蔵堂142
＠原町区のアパート（個人参加女性専用／管理人常駐）
◆送迎 要予約。無料。朝8:30に、原ノ町駅→小高区の当センターまで
◆運営員 事務局の受付係（ボランティア）も同時募集
◆駐車場 あり。無料。
◆高速道路通行証 申請書を事前にＦＡＸ要
◆連絡 電話0244-26-8934 FAX0244-26-8935 不在時携帯090-6046-5976
草刈りのニーズが非常に多く、当ボランティアセンターでは草刈り機が不足しております。
もし、ご自宅にエンジン付き草刈り機をお持ちならご持参いいただき1日貸与して
下さると大変たすかります。
◆ボランティアさんの体験レポート
【埼玉県】鶴ヶ島市社会福祉協議会第２回災害ボランティアバスパックさんの参加者さんが、報告書を書いて下さいました。
→参加者NPO法人小江戸大江戸トレニックワールドさんの報告書はこちら
→参加者 山中もとみつ議員さんの報告書はこちら
→参加者 市民ネットワーク鶴ヶ島 大野ひろ子さん の報告書はこちら